
2月25日、奄美大島の2日目の記録です。
『道の駅・奄美大島住用』から出来るだけ沿岸を時計回りに走行し、翌日のフェリー乗船に備えて名瀬港まで戻る予定です。
結果的には引き返したり迂回せざるを得なかったりと、島の道路状況を甘く見ていた事を思い知らされました。

2月25日朝7時のcw号。
雲の切間から青空が!
もしやと期待が持てました。

ササッと朝食を済ませて出発準備に入ります。
奄美大島にはセブンイレブンは無し。
鹿児島で調達しておいて良かった!

この道の駅はカヤックでマングローブ林を体験する施設と併設されていました。
cw号がスタートする頃にはそれらしき観光客を乗せたクルマが沢山到着して来ました。

すぐに『マングローブ駐車場』があったので停車してみます。

晴れていればナ〜。 この島で何度目のセリフ? (笑)
ではこの先すぐのT字路で国道58号をそれて県道609号で島の沿岸を辿りましょう。

『市』の町を過ぎると道はジャングルを進む林道の様相になって来ました。
今のところ通行止め等の表示は見当たりません。

ちょっと立ち寄ってみようかと思いきや?
泥道を上がっていく様なのでパス!
1日の初めにスッテンコロリンは御免でからね。

途中の山肌が崩落している箇所が有ります。
その他にも転がっている石を退けたりしながら進むこと40分。

ついにこんな現場に到着してしまいました。
土砂崩れ箇所はなんとかやり過ごせそうですが・・・。

その先がこの有様!!
道がゴッソリと崩れ落ちてしまっていました。
これでは流石の僕も諦めざるを得ません。
確かに手前には何の表示も無かったよナ〜。

軽トラックなので何とか数回切り返してUターンできましたが、普通車だったら大ごとでしたね。
この頃になって雲の隙間から太陽光が降り注いできました。
久々に見るcw号シェルの赤色です。

来た道を戻ってのロスは15Km1時間にもなったでしょう。
仕方なく国道58号にもどって次へ向かいました。

海から少し離れて『油井岳·高知山展望台』駐車場までやって来ました。
先ほどのお日様は僕をぬか喜びさせただけで、ここではまた本降りの雨模様です。

この坂を登っていくと展望台があるのですが、「どうせ・・・」だったのでパスしちゃいます。

駐車場からのパチリでもいいやっ!

昼食場所に予定している瀬戸内町が見えています。
その前にもう1ヶ所予定している場所へ向かいましょう。

島の南端に近い有名観光スポット『ホノホシ海岸』にやってきました。
この駐車場所、山と山の吹き抜け?場所になっているので物凄い強風が吹いていました。

数分歩いて海岸に着くと? そこは全くの無風状態です。
しかし少し離れただけでもこの風の変化、予定していた空撮はここでもキャンセルしましょう。 あまり良い映像が撮れない見込みの場所で危険を冒したくないので。

ここは砂浜ではなく、丸い石で敷き詰められた海岸。
この日は結構波が荒かったです。

打ち寄せた波が弾くときに「コロコロコロコロ」と音がする事で有名です。
確かにスマホで撮ったビデオ映像にはその音がとても明瞭に記録されていました。
因みにココの石は持ち帰り禁止だそうです。

次へと向かう道すがら、こんな光景が!
溜池?の様な所に電信柱が立ち並んでいました。
ググッてみると、それは以前車海老の養殖に使われていた施設の名残りだとか。
一種異様な風景でした。

そこからすぐのこの場所で、この先は行き止まりです。

『ヤドリ浜』ではタイミングが良ければウミガメが観れるらしい。

遠浅で波も少なく海水浴には絶好の場所でしょう。
近くには店舗らしきモノは何も見当たりませんでしたが。

昼食場所へ向かう途中にもう1ヶ所立ち寄ります。

『マネン崎展望広場』

対岸の『加計呂麻島』との海峡が見渡せます。
この頃になると曇り空が絶好調!
エメラルドグリーンの海ってどこ? (笑)

嘉鉄のビーチ側には多少のそれらしき海の色を見られましたが。
さて、時刻はもうすぐお昼なのでランチ場所へと急ぎましょう。

12時丁度に『せちうち海の駅』に到着です。
奄美大島では名瀬の次に大きな町です。

2Fのレントランでは順番待ちが発生していたので1Fのこちらのお店で昼食としました。

『クロマグロ丼』¥2000にしました。
知らなかったけれど、この辺りはクロマグロの養殖では日本一だそうです。
串本の近大養殖マグロと同じく、ちょっと淡白?って感じの味わいでした。
この辺が天然物との違いでしょうか。
「また食べてもよいかな」の評価です。
本来、天候が許せばこの町で原付スクーターをレンタルして『加計呂麻島』にフェリーで渡る計画もありました。
その分の翌々日の沖縄行きフェリーも予約していましたが・・・。
シケにより当日は『加計呂麻島』への便は欠航でした。
まあ、そうでなくてもこのお天気では渡航しなかったでしょうが。
よって翌々日便のフェリーはこの時点でキャンセルの連絡を入れました。

昼食後は島の沿岸巡りを始めます。
瀬戸内の町からは複雑に入り組んだリアス式海岸をなぞるルートです。
入り組んだ湾の内側に集落が有り、次の集落への間は山越えをすると言う感じです。
そしてその間にセンターラインが有る整備された対向二車線の道〜舗装荒れ気味路面の細い道が繰り返されます。
実はこの間でcw号史上最大のアクシデントを起こしていますが、それは後々のブログにて詳しく記述しようと思います。

殆ど島の西端までやって来ました。

『西古見ハンマ公園』です。
看板の通り、晴れた日の夕日が素晴らしいとの事でやってきました。

素晴らしい曇り空です。(笑)(笑)(笑)
夕日を待つべくも無く、来た道を引き返す事にしました。

実はこのまま先へ進む道はマップ上にはあるのですが、かなりの難所だそうなので勇気ある撤退をしました。 (赤線)
午前中にえらい目に遭ってますからネ。
途中の『西郷どん』の撮影地『宮古崎』(かなり歩く)もすっ飛ばし、80Km2時間で『大浜海浜公園』に到着しています。
(これでこの日の空撮予定3箇所も全てキャンセルとなりました)
ここも車中泊の候補地にしていましたが、到着すると「禁止」の表示が!

とても良いロケーションなのに勿体無い。
何回かここで車中泊している動画を見ましたが・・・。
何かしでかしたのでしょうか?

午後5時に名瀬の町に戻って来て入浴します。
その前にした給油は388Km走行して28Lで13.9Km/Lの燃費でした。
低速でアップダウンの繰り返しが悪影響か?
『山羊島ホテル』の日帰り入浴を利用しました。

『山羊島の湯』¥2000です。
お値段高めですが、この辺りでは他に選択肢はあまり有りません。
昨日が安価だったのでプラマイゼロだナ。 (笑)
思ったより狭い印象ですが、名瀬の湾が見渡せる露天風呂が良かったです。
そして地元民が大勢来ていたのでここで正解だったのかも?

奄美大島最後の夕食はココにしました。 『麺屋くろべえ』
宿泊地への通りすがりに目に入ったお店です。
何故か思い出した様に急にラーメンが食べたくなっています。

売りの『くろべえ』は売り切れ。(まだ午後7時なのに・・・)

『塩海鮮麺』¥880 と『餃子』¥360にしました。
フツーに美味しかったです。
日曜日だったから? 売りの麺は多く用意しとかなきゃ〜ね〜。 (笑)

午後8時半、一泊目と同じ『長浜みなと公園』にて明日のフェリー出港に備えます。
午前4時には乗船手続きしないとならないので、港に近いと便利です。

395Kmの走行経路 赤線は前日 島の四極はマークしたでしょう。
○ 走行距離 216.6Km 総走行距離 2043Km
○ 入浴 山羊島の湯
※ これで奄美大島での2日間の観光が終わりました。
結局殆どお日様にはお目にかかれず、残念な写真のオンパレードになってしまいました。
もう余程の体力/時間/経済力に余裕が無くては訪れることも無い場所だけに残念無念です。
【>_<】