
9月16日はこの旅の17日目。
直江津からの予定は大まかに飛騨高山周辺をまわってみよう、位しか決めていませんでした。
ここまで来たからには周辺の道の駅をしらみつぶしにしてしまいましょう。
もう次回は無いのかもしれないので。
周遊が終わった時間が中途半端。
残りの距離を考えて、一気に帰宅する事にしています。

『道の駅・細入』をスタートする朝8時半のcw号です。
標高が上がった場所に在るので涼しく眠れるかと思いきや・・・。
意外と蒸し暑い夜でした。
サイドウインドー全開して、リヤドアも開けっぱなし状態。
扇風機と換気扇もフルパワーで何とかやりすごせました。
飛騨高山周辺には道の駅が密集しています。
出来るだけ効率良く周るルートを設定しましたが、最後の道の駅までの距離が350Kmを超えました!
急いでスタートしました。

30分の走行で一つ目の『道の駅・宙ドーム神岡』に着きました。
ここは兼ねてから立ち寄って見たいと思っていた場所です。

それはこの“カミオカラボ”を見学したかったからです。
量子力学なんて、なんの知識もありませんが興味だけはあるのです。(笑)

LEDスクリーンに『スーパーカミオカンデ』の色々な情報が映し出されます。

カミオカンデの一部分の模型が壁面にならんでいます。
近くの山の地下1000mにこの光電子蔵増倍管が13000本も円形に設置されているそうです。
そしてその中に5万tの超純水が蓄えられているのだとか。
物凄い施設ですね。

2部構成の紹介映像を見て、少し分かった気になったところで退館しました。

2つ目のここは『道の駅・アルプ飛騨古川』です。
30Km40分の走行でした。
美味しそうな中華そばの看板が有ってもまだ午前10時です。
次へと急ぎましょう。

“高山清見道路”の高山西ICを下りたすぐの場所に在る『道の駅・ななもり清見』に立ち寄りました。
トイレ休憩だけしてまた自動車道へ流入します。

“東海北陸自動車道”の白川郷ICを下りてすぐの『道の駅・白川郷』で4つめの道の駅。
ここまで来たらアソコ行かないと!

しかし駐車場手前からこの渋滞が始まりました。
そう言えば今日は休日(敬老の日)でした。
長く旅してると曜日の感覚が無くなってしまいます。

“村営せせらぎ公園 駐車場”へ約20分かかってやっと駐車出来ています。
料金¥1000はお高め。

この吊り橋を渡って合掌造りの村へ向かいます。
ここでも外人さんは右側通行してます。

この日はご覧の様な晴天で、ここまで歩いて来ただけでもう汗だくになっています。

ここなんか象徴的な眺めですね。
考える事は皆同じ? 大勢がここから撮影していました。

グルっと一周りしたら車へ戻りましょう。
この左側通行しているのは日本人です。

先程の『道の駅・ななもり清見』までは戻り道。
そこから『道の駅・パスカル清見』まで県道73号を南下しました。
このルートは路面に段差なく、緩い勾配とコーナーが続く快走路でした。
“せせらぎ街道”はバイクの聖地だそうです。
僕もGSX-R750でぶっとばしてみたいナ。
そしてここで道の駅5ヶ所めです。

午後1時半、ここで昼食としました。
メニューが豊富過ぎて迷います。

冷やし天ぷら蕎麦おむすび付にしました。
味はまあまあ、しかしちょっとボリュームが・・・。

テラス席での食事なので、周りはこんな風景でした。
ペット連れのお客もここなら一緒できる様です。

『道の駅・馬瀬 美輝の里』で6ヶ所目の道の駅。
だいぶ南下してきても下呂がもうすぐ近くです。
この先にも道の駅は点在しているけれど、もう時間的に厳しくなっていたので北上方向で道の駅を辿ります。

下呂市の上呂(うえもあるんだ)で給油しています。
379Km走行して30Lの給油は12.6Km/Lの燃費。
これはcwキャリイ号の歴代最低燃費です。
それ程低速ギヤを多用するルートと言う事か・・・。

次に到着したのは『道の駅・南飛騨小坂はなもも』で7ヶ所の道の駅を消化しています。
ここは山の中にポツンと存在する小さめな施設でした。

15分程北上すると『道の駅・飛騨街道なぎさ』で8ヶ所目。
変わった建物内は農産物の直売所がメインの様な施設でした。

次は『道の駅・モンデウス飛騨位山』9ヶ所目までは13Km15分で着いてしまいます。
ここはどう見てもスキー場にしか見えない。 今の時期はガラガラです。
と言うかスキー以外にここへ来る目的ってなんだろう?

10ヶ所目の『道の駅・奥飛騨温泉郷上宝』までは遠く、60Km75分かかっています。
高山の南をグル〜と周って来て、一番最初に立ち寄った『道の駅・宙ドーム神岡』から直に向かえば22Km25分の場所です。
随分と遠回りしてますね。

来た道を国道158号まで戻り、松本方向へ向かいます。
40Kmを1時間かかって『道の駅・風穴の里』までやってきました。
途中の“奈川渡ダム”を見学したかったけれど、もう真っ暗になっていたのでパスしています。 時刻は6時40分、道の駅施設もとっくに閉店しています。
ここで本日の道の駅巡り11ヶ所が終了です。
352Kmのルート上に11ヶ所の道の駅が在った訳です。
ここで考察、ここから自宅までは260Km。
もうわざわざ車中泊する様な距離ではありません。
距離感麻痺している僕なら尚更です。(笑)
途中で休憩しながら帰宅してしまおう!

目指すは“塩尻IC”。 しかし給油してから170Kmも走行しているので自宅までは燃料がもちません。
IC手前で給油しておきました。
168.5Km走行して12Lの給油は14Km/Lの燃費でした。
上呂からは比較的勾配が少なかったので燃費が回復傾向です。

中央道に入って“諏訪湖SA”まで来ました。
午後8時過ぎでも休日の行楽帰りの車で駐車スペースは満車状態です。
あれよあれよと言う間に出口付近まで来た所で運良く1台分の空きが有りました。

そしてその場所の目の前には温泉が!
そうだ、ここで入浴/食事して時間を潰せば高速深夜料金の時間に合わせられるな。
と言う事で¥730もするのに狭いお風呂で汗を流しました。
SAに在るだけでも有難いので納得しましょう。

SAレストランで“わさび味噌そば定食”¥1400がこの旅最後の食事となりました。
今春の旅でもここが最後の食事だったな〜。
そう、あの時は暖かいお蕎麦のつゆが関西出しで参ったっけ。
今回は同じ間違いは犯しませんヨ。
各地でお蕎麦を食べた旅行だったけど、やはりお蕎麦は信州だな・・・。
シェルに戻って少し仮眠、無事に深夜料金適応時間に中央道〜首都高速山手トンネル経由で無事に自宅に帰り着きました。
最後の給油は231Km走行で14.3L給油したので16.2Km/Lの好燃費で〆ました。

最終日は正に道の駅タッチ&ゴーの1日となりましたが、気になっていた今までの走行ルート図中の間の抜けた場所にラインを描くことができました。
あと縦にラインを3本、横に1本描きたいな。
○ 走行距離626Km
立ち寄り道の駅 11カ所 全て初訪問
※まとめ
総走行距離4833Km
総給油量 332L
平均燃費 14.6Km/L
立ち寄り道の駅 70カ所 (内北海道未訪問38)
北海道三大秘境到達証明書 小谷石 小幌駅 松山湿原
御船印4枚 大箱丸/らべんだあ/おけさ丸/こがね丸
空撮10カ所 脇野沢/仏ヶ浦/小幌駅/手塩/エサヌカ線/硫黄山/尖閣湾/大野亀/二ツ亀/小木
ブログにUPする事で2024年の夏旅が無事目的達成して終了となりました。
まだまだ北海道は走り足りないし、そして日本にはまだ訪れたい離島が沢山有ります。
何とか体力の維持に努め、続けられる限りは本業も頑張らねば!
【^_^)v