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2025年10月03日 イイね!

NO.1344 利尻から礼文へ 2025年夏旅-16

NO.1344 利尻から礼文へ 2025年夏旅-16 9月9日は午前中は利尻で残りの観光して、午後は礼文に渡ります。
 この二つの離島でも果たすべきミッションがいくつか有ります。
 その内の一つは前日の空模様によってNGの危機が...。 諦めきれないけど、どうなるやら。
 
 
 真夜中頃になって雨が降り出し、それに伴って強風も吹き出しました。
 シェルの横揺れで目を覚ました程の事態でした。
 もしEZ-9号を野宿させていたら転倒していたでしょう。
 でも夜明けと共に雨風はウソの様に収まっています。


 その強風のお陰でしょう、利尻富士にかかる雲が吹き飛ばされています。
 前日は一度も拝めなかった山頂が現れています。
 これはチャンス!


 諦めかけていたミッションが遂行出来そうです。
 慌てて走り出したキャリイ号が『利尻山見返台展望台』まで上がって来ました。
 そうなんです、過去2回失敗していた“利尻富士の山頂を空撮する”をまた又実行する訳です。
 

 過去2回はAir2s機で挑戦するも、バッテリー消費問題と電波途絶状況で途中で挫折しています。
 今回は新型のAir3s機でチャレンジします。
 飛行性能/バッテリー容量/伝送距離共に格段に進化している機体です。
 三度目の正直にも期待して舞い上がれ離陸GO!


 登山道を目安に高度を上げて行きます。
 標高1721mの山頂目掛けてSモードの最高速で上昇中です。


 手前の『三眺山』1460mは越えられそう。
 その先に見えているのが利尻山頂です。
 あと高度250mと水平距離で約700mと少し。


 山頂と同高度まで上がっているので、あとは水平に向かうだけ。


 あと少し、とカメラを望遠に切り替えていると!
 突然の視界ゼロ!! なんと急激に雲が沸いた?
 障害物検知機能が効かないSモードからNモードにチェンジしてバックしながら下降させると視界が復活し事なきを得ました。
 あの時に望遠状態で撮影出来ていればミッション成功と言えたでしょう。
 これではチャレンジは“半”成功かな。 山の天気恐るべし!
 肉眼で見上げていても雲が晴れる様子は一向に無し。
 その場で5分位ホバリングして天候回復を待つも、モニターに「そろそろ戻らないと電力が足りなくなりますよ」と警告が。
 ハラペコ墜落させたら元もこもありません。


 仕方無しにリターン・トゥ・ホーム(自動帰還)で回収しています。
 天気急変で挑戦し、天気急変で完全攻略を逃した感じです。
 でも思いがけずに挑戦出来ただけでもラッキーでした。


 ドロ君を収納してスタート準備していると、1台のバイクがやって来ました。
 神奈川県からキャンプツーリング中のライダーさんです。
 この荷物満載スタイルに憧れますね。


 するとやっぱりこうなります。 (笑)
 あと1ヶ月も北海道を周るそうでした。
 僕もリタイヤしたら(まだしないのかいっ!)ゆっくり2ヶ月位は旅したいな。


 朝食も取らずにいたのでこちらのお店で調達しています。
 島で有名なお菓子屋さんです。


 色々あって目移りしてます。
 クチコミ評価4.6とは凄いですね。


 クチコミに多い“利尻プリン熊笹味”と“パイシュー” に“フィナンシェ”を購入。
 店前のベンチで朝食としました。
 興味本位で購入した熊笹味のプリンが抹茶風味で美味しい。
 サクサクの生地に濃厚なカスタードクリームのパイシューは僕好みでした。 
 北海道限定のコーヒーと共に、とってもあま〜い朝食です。


 『仙法志御崎公園』に到着する頃には利尻山はご覧の通り。
 さっきあれだけでも空撮できたのは本当にラッキーでした。


 前日の約束通り『三崎物産』さんにお土産を購入しに来ました。
 キャリイ号を見て店主さんがニッコリと出迎えてくれました。
 利尻昆布(出汁用)3種類と利尻昆布ラーメンを買い込んでいます。
 店主さんは若い頃は埼玉の川口で働いていたそうで、その辺の話で盛り上がりました。
 「また来るから覚えておいてね」に「忘れるわけ無いでしょ」
 つい口にしてしまった約束、果たして実行でるのか? (笑)


 『鴛泊港』の手前でコインランドりました。
 大体1週間で1回の洗濯ペースです。 ここも2回目の利用。


 洗濯/乾燥の待ち時間を有効利用してまた空撮しました。
 2年前、空撮をしようと登ったけれど、もの凄い強風で断念した『ペシ岬』です。


 この時はまったくの無風です。
 高度140mからの岬の俯瞰の画。


 灯台なめの利尻山


 2年前に吹き飛ばされそうになりながら、しがみ付いていた頂上の標柱を近接撮影しています。


 丁度乾燥終了した洗濯物を引き取っています。
 土足厳禁のランドリーは珍しいかも?


 お昼時は丁度乗船中になるので早飯にしています。
 昨日に続いて同じお店でオーダーしたのは


 スープカレーチキンでした。 ¥1500
 香辛料が良く効いたルーにホロホロ肉のチキンでとても美味しく戴きました。
 

 島の滞在猶予1時間を使って『利尻富士温泉』へやって来ました。
 余りゆっくり出来ないけれど、あの水風呂は体験しておきたい。 ¥500


 さすがに平日のお昼ではガラガラです。
 そうだった! ここにもランドリーがあったっけ。 ここでの洗濯の方が効率的だったな。
 ガンガンに温度が上がっているサウナから出て、キンキンに冷えた水風呂に入るとその温度の高低差が気持ちいい〜。 今回の水温は7度でした。(前回は5度!)
 日本各地200箇所以上の水風呂に入っていますが、ここがダントツのキンキンです。 ホント、30秒も浸かっていられませんよ。
 一人しか入れないけれど不便はない訳だ。(笑)


 いよいよ次の島『礼文島』へ渡る時が近づいています。
 今度は『サイプリア宗谷』に乗船します。
 2年前は『礼文島・香深港』から『アマポーラ宗谷』で『利尻島・沓掛港』へ渡航しましたが、今回は『利尻島・鴛泊港』から『サイプリア宗谷』で『礼文島・香深港』へ渡ります。 ややこし。(笑)


 例によってバック乗船は5台だったか、全車両が甲板中央ラインに誘導されました。  昨日『姫沼』で見たツアー観光バスも一緒に行くんだ。
 なにわのステップワゴンさんには遭遇できなかったな。


 定刻の午後1時15分に出港しています。
 これで利尻とはお別れです。
 『ペシ岬』が遠ざかります。 「またきっと来るゾ」


 短い航海中でしか開いていない売店で御船印を買っておかないと。
 この旅で5枚目をゲットしました。


 外人さんもタバコ吸うんだ! (あたりまえ)
 「ウエアユーフロム?」「フランスからです」 日本語できるんかいっ! (笑)


 ものの30分で礼文に着岸しています。
 『サイプリア宗谷』お世話様。
 これで北海道5つの離島を全て訪れた事になります。
 奥尻(今回)天売(今回)焼尻(今回)利尻(3回)礼文(2回)


 すぐに『北のカナリアパーク』駐車場でEZ-9号を下ろします。
 時間に余裕が無いので急がねば!


 記念にパチリ


 ここでも証拠写真


 狭い山道を上がって行きます。


 そうして『桃岩展望台』に到着しました。
 ここからトレッキングを開始しますが、その終点はキャリイ号の待つ駐車場です。 そこでキャリイ号に乗り出発点のここまでEZ-9号を回収しに戻る訳です。
  バイク車載ならではの横着です。 (笑)


 まずは『桃岩展望台』まで上がります。
 ここから約6キロのトレッキングが始まります。
 ずるい僕はここから終点の知床までの向きの方が下りが多い事を考えました。


 こんな道をテクテクと歩きます。


 約1キロでここに到達。


 この階段が険しい! 下りだからまだマシですが。
 『猫岩』が見えて来ています。


 2/3地点の灯台までの半分まで歩きました。
 かなり汗ばんでいますが、斜面を吹き上がってくる海風が心地良い。


 板張りになっている『キンバイの谷』からずうっと向こうに続く道。
 あの頂きを越えるのか! 見えるってある意味残酷ですね〜。
 まるでドラマ“坂の上の雲”のエンディングシーンのようだ。


 試しにズームしてみると、やはりあの峰を越えなきゃいけないらしい。


 下を見ると、この急角度の絶壁です。
 殆ど真下にあのユニークさで有名な『桃岩荘ユースホステル』が見えています。
 そう言えば今回はお昼の着岸だったからか、盛大な“お見送りの儀式”は見られなかったです。


 灯台まではあと800mでもうすぐだ。 頑張れ僕の足。


 駐車場で僕を待つキャリイ号が見えています。
 もうちょっと待っててね。


 と、ところが!! 灯台手前の三叉路で通行止めの表示が...。
 ええっ〜、聞いてないよ〜。 あと少し(下りばかりで2キロ)なのに。


 取り敢えず灯台で休憩しましょう。


 まずはスポーツドリンクと朝買ったフィナンシェで栄養補給しましょう。


 背負って来たドロ君の出番です。
 ここまで歩いて来た人のみが見る事が出来る風景を撮影します。


 まず上昇しながら灯台とベンチの僕を撮影し。


 桃岩〜メノウ浜までの海岸線を空撮。
 出発点まで飛ばしてみると、ものの5分もかからずに行けています。


 こちらは岬の先端部分から遠くに『カナリアパーク』まで見渡しています。

 結果的に6キロの途中の4キロで引き返す事になるので、徒歩の距離は8キロに増えています。
 日没近いので急いでEZ-9の元へ戻りましょう。


 来る時に「下りでラッキー!」なんて言っていた“猫岩階段”でヒイコラしました。 それでも来た道の記憶が有るので帰りは幾分気持ちが楽です。
 やっと駐車場が見えて来ました。


 午後5時になれば既に無人の駐車場です。 
 約8キロを2時間歩いて来た事になります。
 この島での第一ミッションは敢えなく不成功となりました。 残念!


 もう予定が狂ってしまったのでEZ-9号で海岸線まで降りて来ました。
 夕日に赤く染まり出したこの絶景の場所。


 『桃台猫台展望台』です。
 ここは島で一番の絶景スポットです。


 オレンジ色に染まりだす『桃岩』を見上げる風景は正に絶景。
 肉眼で見る迫力がカメラでは表現できないもどかしさよ!


 この5年の僕旅の中でも迫力の点ではダントツ1位の眺めです。


 『桃岩荘ユースホステル』の上方には先ほど歩いた峰々が見えています。
 「あ〜、あそこを歩いたんだ」


 テッペンに遊歩道の柵が確認できます。
 良くもまあ、あんなとこを歩いたものだ。


 『猫岩』はここからが一番後ろを向いた猫に見えます。
 

 そのまま海沿いを北上し、『地蔵岩』まで走りました。
 そろそろ日没が近い幻想的な画です。


 これが手を合わせる様に見える事から名付けられた『地蔵岩』です。
 ここは2年前にみっちりと空撮しています。


 午後5時40分、太陽が山陰に沈んだ頃にキャリイ号の待つ駐車場に戻って来ました。 向こう見える一番高い所からここを見ていた訳です。


 EZ-9号の走行は22.9Kmでした。


 本日の宿泊地は『香深港』の駐車場。 それもお風呂に一番近い場所にしています。 積んできたEZ-9はまた降ろされちゃいました。
 歩き疲れているので、出来るだけ楽に寝たいものです。


 歩いて1分もかからない『礼文島温泉 うすゆきの湯』が本日のお風呂です。
 こんな最果ての島なのに、とても綺麗な施設です。
 昼間なら真正面に利尻富士を眺めながら露天風呂に入れます。
 晩御飯の外食を諦めて長湯してしまいました。 
 これで食事まで出来れば満点です。 ¥600


 午後9時半、小さなサイドテーブルでうどんを煮込んでいます。


 離島のお店は午後8時には閉店しちゃいます。
 それでもお風呂を優先したのだから文句は言わずに食べましょう。
 初めて食べたカップ飯が意外にも美味しかった。 (笑) 
 こうして礼文の1日目が終わりました。

※ 走行距離 85.2Km 総走行距離 3082Km (EZ-9 22.9Km 計 518Km)
 利尻のミッションは△、礼文のミッションは✖️かな? 仕方なし...。
 明日はもっと多くのミッションを予定しています。
 脚の筋肉をほぐしながら早く寝ないと!
 【^_^】
Posted at 2025/10/04 12:18:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

プロフィール

「NO.1344 利尻から礼文へ 2025年夏旅-16 http://cvw.jp/b/207897/48691048/
何シテル?   10/04 12:18
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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