
5/3早朝6時に目覚めると隣に泊まっていた”愛ACE号”はスタートした後でした。
ここからはいつもの一人旅の始まりです。 携帯とお急ぎの方はここまで。眠くなったら途中下車をお薦めします。(笑)
去年はオフ会後すぐに立ち去ってしまったので今年は金沢市内観光から。
◯ まずcw号を金沢兼六園近くのパーキングに駐車してエボ号を漕ぎ出しました。 兼六園は以前に訪れていたので入園はパス、県立歴史博物館/美術館から21世紀美術館を廻って中央公園そして外壕公園でコンビニで調達済みの朝食を済ませ、金沢城外周を一回りするともう既に2時間が経過していました。 エボ号にチェーンロックをしたら金沢城公園内をブラブラします。 “金沢城菓子物語 百万石菓子百工展”が開催中だったのですがまだ時間が早いので石垣巡りを一時間位して時間を潰し、試食が出来たら満足しました。 どっちが本来の目的なんだか、『城より団子』でした。 (笑)
◯ エボ号で兼六坂を一気にダウンヒル、大手町交差点を右に曲がって天神橋から先はとてもしんどい上り坂を「ヒイコラ」言いながら泉鏡花句碑を横目に登りきると卯辰山公園に到着、一休みしたら来た道を引き返しました。
浅野川堤防を下流に向うと鯉のぼりを友禅流しのように川に流す“浅野川鯉流し“が行なわれていました。 ライトアップされる夜が見物だそうですが今回は先を急ぎます。 さらに下ると主計町茶屋街付近では古びた風情溢れる旅館や民家の軒先をかすめながら金沢駅前を通過、香林坊経由でcw号まで戻りました。
結構疲れました。 「金沢って思っていたより坂が多い!」
◯ 午前11時過ぎエボ号を格納したcw号をスタートさせ、連休渋滞を回避する事を考慮して下道をユッタリと北上して高速走行を夜間にすべく行程を組みます。 目指すは“道の駅・氷見“、途中で給油は570Km走行で58Lは9.8K/Lとまずまずの燃費でした。 時刻は丁度お昼頃で氷見市街にさしかかる頃から渋滞が発生しだし、なにやらイベントが行なわれている様な雰囲気の目的地手前で完全にストップ状態になりました。 このまま進んでも駐車すらおぼつかない様なので昼食を先送りにして反転、次の目的地“新湊・海王丸パーク”にステアリングを向け出来るだけ海岸沿いの道をひた走ります。 比較的広めな駐車スペースに容易に停められたcw号から歩き出すと見えてきました“海王丸“、もう30年近く前でしょうか?偶然に東京・晴海埠頭を出航する場面を見送って以来の再会で、その離れた場所と経過した時間に感慨もひとしおでした。 施設の大きさに反比例したレストハウスの小ささ故の大混雑でここでも昼食は諦めました。
◯ 『出来るだけ海岸沿い』を優先するルート上で昼食を取る事にして国道415号をひた走ります。
神通川を渡って左折、“富山港展望台“に登ってみました。 20Mの展望室までは階段で上がるのですが、午前中の足の疲れを実感しながら登りきれば立山連峰が一望出来る筈でしたが、生憎の霞空で去年映画で観た剣岳は見る事が出来ませんでした。
富山ライトレールの終点“岩瀬浜駅“を通過して県道1号で“道の駅・ウェーブパークなめりかわ“まで辿り着く寸前で駐車待ちの車列が、ここで時間の浪費は勿体無いと先を急ぎます。 この連休期間中はどこの道の駅でも何かしらのイベントが開催中の様なので街道沿いで昼食場所を探す事にして北上しました。
◯ 蜃気楼の見える街・魚津
途中、「おいおい、民家の軒先じゃね?」って位に狭くなる県道1号がしばらく振りに海沿いになる所でやっと昼食にありつけました。 海を見ながら地元の新鮮なお刺身/天ぷら/かに汁で満腹になった事に気を良くしてエボ号を降ろし潮風に吹かれながら“蜃気楼ロード”をサイクリング、往復8キロで今回の漕ぎ納めとしました。 でも肝心な蜃気楼はお目にかかれませんでしたが。
◯ しばらく県道2号を進みましたがもう殆ど海から離れるルートである事をナビで確認、時間の節約の為にも黒部からは国道8号で親不知を目指します。 崖沿いの隧道は海側に景色が開け、適度なアップダウンとコーナーRでそれまでの燃費走行が崩れる寸前で景観ポイントに到着、ひと眺めしてから北陸道親不知IC先の“道の駅・親不知ピアパーク”に到着しました。
ここでは渋滞情報を見ながら時間調整をしてスタート時間を決める事にします。 海岸沿いの駐車スペースは奥に広く、突き当たり周辺でキャンプしている所にゆったりと駐車してお土産を購入したり潮風に吹かれながら昼(夕)寝などしたりして夜間走行にむけて休息をたっぷりです。 『日本海に沈む夕日』は残念ながら水平線近くの雲に邪魔されてしまいオレンジ色の雲で我慢しました。
◯ 午後7時過ぎ、渋滞情報を確認の上で「そこに着く頃には解消するかも?」と親不知ICから帰路に付きました。 上越JCから上信越道に入ると一車線区間で渋滞が発生、初回は40キロ程までの減速で済んだものの以降の減車線地点手前からは停止状態にまで悪化します。 合流が渋滞の原因な様で、この時期は一車線のみの方が良いのでは?とも思いました。
途中のSA/PAで夕食を取るつもりも本線上まで連なる渋滞を尻目に数カ所を通過、東部湯の丸SAには停車するもレストラン/フードコート共に大混雑でタッチアンドゴー、結局横川SAレストランに閉店寸前に間に合いました。 夕食後に確認した渋滞表示板ではこの先40キロの渋滞、北陸道走行中に見たままで一向に解消する気配が有りません。 ここは諦めてcw号で仮眠する事2時間、目覚めた午前1時には渋滞情報無しを確認してラストスパートを掛けました。 殆どが下り坂の上信越道から関越道に流入、先を急ぐ追い越し車線のペースに合わせて約1時間ちょっとで帰箱できました。 早過ぎ? (それまで好燃費記録更新確実な針位置だったのに・・・反省です)
※ こうしてcw号全行程1060キロ、エボ号26キロの2010GW行脚が無事終了しました。
高速走行ばかりで無く下道をcw号で巡り、時に民家の軒を自転車でくぐり、その地を肌で感じた事で『行ってきた実感』をより濃いものにする事が出来ました。 さて、今度は何処を心に刻もうか!
※ 金沢オフ会に際してお世話になった皆様に
「有り難うございました」と最大級の感謝の意を表したいと思います。
そしてまだGWは続きました・・・。
◯画像① 金沢城公園入り口のエボ号。 高知城/松江城に続いてお城バックシリーズ第3弾。
◯画像② 金沢城本丸跡に立つ木に巣食ったフクロウ。
◯画像③ 浅野川鯉流し風景。 夜まで居られなかったのが残念です。
◯画像④ パーク内に飾られた”海王丸” 30年ぶりに再会しました。
◯画像⑤ 富山港展望台。 高さ28.5Mで展望室は20Mまでは階段。
◯画像⑥ 遅ーい昼食後に蜃気楼サイクリング。 追い風の反対は向かい風でした。(笑)
◯画像⑦ 親不知景観ポイントにて。 もう1つの由来を初めて知りました。
Posted at 2010/05/06 04:29:50 | |
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