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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2012年11月10日 イイね!

NO.698 そんなに前なの? タンクメンテ(終)と重心位置

NO.698 そんなに前なの? タンクメンテ(終)と重心位置 今日はRR号燃料タンクの最終仕上をしました。
 登箱してすぐにタンクを表に出して天日干し。
 完全に乾燥したら少量のガソリンで内面を濯いで終了です。
 給油口や下部の穴から覗くと錆びが全くない状態になりました。


 次に燃料コックも取付ける前にOHしておきました。

 聞く所によると、中には作動が硬くなってしまってプライヤーで回す様になる例も有るとか。
 ウチのはまだスムーズに動きますが、一応分解してみます。
 特に異常は見あたらないのでグリスUPして組み立てました。

 さあこれで燃料系は終わり、次の段階へ進む事にします。
 まずフロント回りをメンテするには前輪を持ち上げないとなりません。
 
 これはかつて新フレームに全パーツを移植した時の画像です。
 確かこの時にこのバイクはバランスがもの凄く前荷重よりだった思い出があります。

 そこで現状で重心がどの位置に有るのかを確認するべくジャッキUP用のラックを作ってみました。

 在庫のステンレス角パイプを切断/溶接して製作します。

 出来上がったラックをエキパイを跨ぐ位置にしてジャッキでそーっと持ち上げてみます。


 エンジンマウント位置で試してみると・・・前輪はまったく上がらずに後輪が離陸してしまいました。


 徐々に前にずらして行って、やっとこの位置でフロントが持ち上がりました。

 もうフレームが上に上がり始めるR部分に掛かっています。
 これでもまだ少しの力でリヤは上がろうとします。
 どうやらフレーム側ボルトの前側あたりが重心位置の様です。
 いままでジャッキUPしたオフロード系バイクと違って相当な前より荷重ですネ。
 
 ステアリングステムを分解する都合上、フロントスタンドは使えないし(まだ持っていませんが)困りました。

※ 燃料タンクが載っていたら尚更前が重く成りそうだし・・・。
 何か工夫してみるつもりですが、良い方法が有りませんかネ? 【~_~】
Posted at 2012/11/11 02:11:34 | コメント(6) | トラックバック(0) | GSX-R750R | クルマ
2012年11月09日 イイね!

NO.697 「生きてて良かった!」 RRエンジン始動

NO.697 「生きてて良かった!」 RRエンジン始動 今日は本業の納品の為に都内へ向かい、夜に箱へ戻るとすぐに“まさパパ”どんが来箱しました。
 そのあと“ハイエースの八百屋”さんも来箱、ハイエースやバイクの話題で楽しく過ごしました。
 “八百屋”さんはRRのエンジンが掛かるのを楽しみにしていたのですが、ホンの少し早すぎた様です。


 さてお二人が帰った後は早速RR号の仮始動作業に入ります。
 OH完了したキャブをインマニに押し込み燃料ホースを接続、バッテリーが無いのでcw号からブースターケーブルでお裾分けしてもらいます。

 燃料コックをONにしてしばしの待ち時間の後、祈る様な気持ちでセルボタンをプッシュ。
 10秒間位クランキングしてもウンともスンとも言いません・・・。
 もう一度、今度は20秒程頑張ってみるとどれか1発だけに点火。
 少し時間をおいて再度の挑戦、生き返った1発はすぐに火が入るのですがその他は音沙汰無し・・・。
 4回目の長めのクランキング、「やばいゾ、かぶるかな?」と思った矢先に2発目が、続いて3/4発にも点火。
 多少バラつきながらも回転が上がり出し、箱内が轟音で満たされます。

 「良かった、生きてた!!」
 エンジンオイルが2年前の物なので高回転と急激なブリッピングは禁物、軽くアクセルを煽って4000回転まで上げたところでパチリしたのがタイトル画像です。


 OH済の乾式クラッチも回ってます。(当たり前) 
 久しぶりに聞くこの音「カラカラ、シャンシャン、チー」が堪りません。

 おっと忘れる所でした。 エンジン始動状態でのキャブ油面は?

 フロートチャンバー合わせ面から2ミリ上の規定値ピッタリです。
 やはり吸入負圧で油面が上昇することを確認して一安心しました。

 試しに一旦エンジン停止後の再スタートはセル1発でした。
 しばらく高めアイドリングで暖機運転をしていると箱内が臭い!
 排気を見ると少し煙を吹いています。 恐らくパイロットスクリューの調整が不全でガスが濃い状態なのでしょう。 本格的なセッティングはまだまだ後回しにします。
 蛍光灯下なので黒煙なのか白煙なのか判別し難いけれど、もし白煙だったら・・・。
 祈りましょう・・・。 【~_~''】


 今日の締めは燃料タンクの最終手順、取り置きしておいた60ccの“G”を薄めた1Lでリンス。
 まんべんなく内面をコーティングしたら排出して後は乾燥させるだけです。

※ 約一年ぶりに火が入ったRR号、前回はオーバーフロー状態で正常な回転が出来ませんでした。
 今回は曲がりなりにも健全な状態で有る事を確認できて一安心です。 【^_^】
Posted at 2012/11/10 00:17:14 | コメント(12) | トラックバック(0) | GSX-R750R | クルマ
2012年11月08日 イイね!

NO.696 GS-Z750JR?(笑)  RRキャブOH (3)

NO.696 GS-Z750JR?(笑)  RRキャブOH (3) 今日はRR号のキャブ油面確認をしました。
 サービスマニュアルの規定値に合わせましたが、もう一つ確認方法が載っているので。
 仮始動に使う『御本尊』の燃料タンクを用意します。
 コレ容量が4Lで軽く、積載用にタンクキャップにエアのON/OFFが有って使い易いからです。

 “花咲かG”を注入して24時間が経ちます。 このZ50Jタンクは乗らなく成ってからかれこれ35年も経っています。 しかも空タンク状態で放置していたのに内部は殆ど錆びていませんでした。
 それでも多少の錆が確認出来たので念の為にタンククリーナーで処置しました。
 キャップを外して覗いてみると。
 
 まったく錆が無く新品の様になっています。

 また濾過しながらポリタンクへ液を戻します。

 RR号の時は全く出なかった異物が認められます。 どうやら赤錆を黒錆に変化させている様です。

 内部を良く洗浄してから乾燥、燃料コックを取付けてガソリンを満タンにしてRRのフレームに乗せたのがタイトル画像です。
 Z50JのタンクがGSX-R750Rに載ったのでGS-Z750JRとでも言いましょうか。 (笑)

 マニュアルに車載状態での油面確認方法が載っているのでその方法で試してみます。
 まだ車体に本組みしないので1番シリンダーのインマニに4番用キャブを嵌め込んで車載状態の傾斜を確保します。 水平器を置いて横方向は水平に。
 ホームセンターで購入して来たアクリルパイプとゴムホースで作った“水盛り管”を使います。
 ベテランの建築職人さんなら知ってますよネ?
 1番/2番シリンダー用キャブはこちら側から。

 燃料コックをONにして、フロート室下部にあるドレンスクリューを緩めると透明アクリル部分に油面が現れます。 
 全フロート室を繋いでいる加速ポンプ用同調ホースはビスで蓋をした短いホースで独立させ、フロート室を一つずつ取外せる様にしています。

 つづいて3番/4番用はこちら側に移動して。


 それで結果は?

 あれあれ? マニュアル記載より3〜4ミリ油面が低いではないか!

 もう一度良く読んでみると「エンジンを始動して」と書いて有りました。
 エンジン掛けると油面が上がるのかな? 普通に考えると消費するのだから下がる気もしますが・・・。
 現状ではまだ始動出来ないので確認のしようが有りません。
 ま、4個とも油面が揃っているので昨日の調整を信じてこのまま装着、始動後に又この方法で確認する事にしました。

※ 明日エンジン始動出来るかな? GS-Z750JR 【^_^】
Posted at 2012/11/09 02:03:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | GSX-R750R | クルマ
2012年11月07日 イイね!

NO.695 悦に入って一服! RRキャブOH (2)

NO.695 悦に入って一服! RRキャブOH (2) 昨日の続きです。
 外回りのお掃除が終わったキャブレター、次は燃料及びエアーの経路となる細い穴の点検清掃です。
 本業で使っているエアガンではノズル径が大きいので極細タイプを用意しました。
 一カ所(オーバーフローパイプ)だけ穴詰まりが有り開通に手間取りながらも終了。

 各ジェット類を取付たらフロートも組み込み、油面の調整をします。

 サービスマニュアルによるとチャンバー合せ面からフロートまで14.2ミリが規定。
 なんと今まで13.5ミリに合わせてありました。 (確か不都合は無かった気も・・・)
 次の段階で最終調整します。

 次に新品のパッキンを使用してフロートチャンバーを組み込みます。

 噴射ポンプ用連結ゴムホースも新品に交換しました。 既存は所々亀裂が見られて危険な状態でした。

 そうして組み上がった4連キャブ。 外装を最終仕上で磨いて各部に給脂します。
 ピカピカで新品以上の輝きです。 連結部ブラケットが。(笑)

 一人眺めてしばし悦に入っていました。 そしてタバコを1本くゆらしちゃいました。 【^_^;】


 次にエンジン始動の準備その1。 “花咲かG”のお裾分けです。

 出て来ました『御本尊』(笑)、38年前のモンキーの燃料タンク。 仮始動はこっちの燃料を使う予定なので。
 コレ、当時のUS輸出用の品番を調べて取り寄せたもので、とても珍しい一品なのです。
 RR復活の次はいよいよかな?

 残りの“花咲かG”は濾過しながらポリタンクに取り置きします。 
 タンク内を覗くと錆は全て消え失せているのに濾過に使ったウエスには錆らしきものは無し!
 一体何処へ行ってしまったのでしょう?

 この後の処理、洗浄とリンスは後日に。 天日で乾燥させたいので。

 まだ時間に余裕が有ったので小物に手を出しました。

 コレ、燃料タンクとシート前端を保持するブラケットです。
 かなりみすぼらしく劣化してしまっていて見るに耐えません。

 ひとまずアルカリ溶剤に浸けて見ます。

 油汚れは落ちましたが、腐食のあばたはそのまま。 
 本当はメッキ肌を維持したかったのだけれど磨いちゃいます。
 コンパウンド→ピカール→液体金属磨きでお肌を整えたら仕上にまた高耐久クリヤで仕上げました。

 ちょっと光り過ぎ? オリジナルの薄金色が消えてしまいました。

※ さて、エンジン始動まであと一息、いや二息か? (笑)
 予定では10月中だったのに・・・ま、ノンビリ屋の僕ですからネ。
 ジックリ行きます。 【^_^】
Posted at 2012/11/08 02:07:08 | コメント(5) | トラックバック(0) | GSX-R750R | クルマ
2012年11月06日 イイね!

NO.694 忘れ物の恐怖 RRキャブOH (1)

NO.694 忘れ物の恐怖 RRキャブOH (1) 今日は熟成中のRR燃料タンクを逆さまにしたのであと1日待つ事になります。
 そこでいよいよキャブレターのオーバーホールに着手しました。
 もう数日前からフロートチャンバーをバラしてキャブ内面にキャブクリーナーを吹きかけてあります。

 まず手始めに表まわりの洗浄から始めました。

 と、その前に時間が経ち過ぎてクリーナーが固まり加減のフロートチャンバーを洗い油に浸けます。
 
 手前の黄色のコンテナは中性洗剤液、赤コンテナは強アルカリ溶剤で目的によって使い分けます。

 次にキャブレター本体外部を筆や綿棒や歯ブラシを使って汚れ落しします。
 
 1つずつバラせばもっとやり易いのですが、先日“善吉”さんから「出来ればバラさない方が良い」とアドバイスされていたので連装したままで行います。
 
 キャブ本体下からの眺め。 キャブクリーナーの効果テキメン、ピッカピカになっています。

 このあと各ジェット類の点検/清掃します。

 が、その前に。 キャブを連結しているブラケットが腐食しているので磨く事にしました。

 ここを分解するとキャブがバレてしまうのでゴム定盤の上に置き、アルミ角パイプとバイスでクランプして固定してから分解します。

 外れたブラケットをアルカリ溶剤に浸して数秒で取り出します。 あまり長く浸すとメッキ自体が変色してしまうので。
 
 取り出す前に歯ブラシで頑固な汚れ部分を擦ります。 フロートチャンバーはマジックリン漬け。

 
 ピカールで研磨して肌を整えたら今度はマジックリン液で洗い、良くすすいで乾燥させたら“高耐久ラッカー”クリヤを吹き付けます。
 塗装が乾燥したらキャブに取付け、今度は裏返して同じ様にクランプ固定して逆側のブラケットも同じ作業をします。

 二本目のブラケットの塗装が乾くまでの間、キャブ内部の細かいパーツを磨いておきます。

 分解時には緑青まみれだった真鍮パーツも液体金属磨きを使ってピカピカに成りました。
 今回メインジェットとパイロットジェットは新品に交換します。
 ここまでで時刻は午前1時を過ぎていたので今日は終了して組み立ては明日する事にしました。

※ こんなにバラしちゃって平気だろうか? 最近物忘れが激しいので心配です。【^_^;】
Posted at 2012/11/07 02:49:36 | コメント(9) | トラックバック(0) | GSX-R750R | クルマ

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「NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 http://cvw.jp/b/207897/48409525/
何シテル?   05/04 14:44
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 
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2025/05/04 15:06:04

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