
3週連続して出動したRR号に代わって今日はCRF230F号が駆り出されました。
実は前々からお誘い受けていたのですがRR号予定の方が先に決まっていたので延び延びに成っていました。
CRF230F号は購入後まだ500キロも走っていないので僕自身モノに出来ていません。
ならば少人数で比較的フラット目の林道にしましょう。
大勢だと自分のペースを保ち難いので。
とんでも無く旨いヒトが沢山いますからねー。
朝6時過ぎにスタートして約2時間で到着しました“みちの駅・あしがくぼ”

既にWR250Rの“teru”さんが待ち構えていました。
するとすぐにDT200Rの“taka”さんも到着、当初この3台の予定だったけど話を聞きつけたヒトの参加が有るらしい。
まだ予定の9時まで時間が有るのでお互いの愛車を前にダベリングです。

間もなく2台がやって来ました。
CRF250L(右)の“ひふみよ”さんとXL500S(左)の“エスエル”さんです。
「はじめましてー」の“エスエル”さんは僕と同じ歳で、この79年型のXLを新車から乗り続けているそうです。
RR号の29年なんてまだまだヒヨッコですネ! (笑)

また2台やって来ました。
茨城からスーパーシェルパの“Jin”さん(前)と千葉からTTレイドの“テル”さん(後)です。
この時点で7台にもなっています。
が!

「2年振りですねー」の“のり”さんがセロー225で「おひさしぶりー」

XR250Rの“たま”さんとはお初のご挨拶。
これで9台になり、かなりの大所帯です。
何しろこの後まだ第二集合地点も有るのですから。
では途中で給油しながら向かいましょう。

次の集合地に予定時刻よりかなり前に到着すると“ギン”さんがジェベル250で到着済みでした。
「一昨年11月の北富士演習場ツー以来ですねー」
その後“フォックス”さんがランツァで、“mop”さんがXR250で、紅一点の“くのいち”さんがXR230で相次いで到着です。
話によるとまだ後続が来るらしい。

そして最終組の到着です。
“りょう”さんがWR250R、“まー”さんがトリッカー、“Qoo”さんがXR250でやってきました。
これでナント16台になっちゃいました!
オフ車ツーリングでこの台数の集まりは中々無いですヨー。
そして皆さん本格派揃いだから「たまったもんじゃない」。
「聞いてないよー」(笑)
さあ、この大所帯で名栗に行こうかー。
と、“大名栗”( おおなぐり)林道へ向かいます。

総延長24Kmのこの林道も次第に舗装化が進んでいて、僕ら林道ライダーには寂しい限りです。
途中の広場で休憩の図。
他にもグループが居て賑やか、そして後からもまだまだやって来ます。
この陽気この天気だものあたりまえでしょう。
でも標高が上がると空気はヒンヤリ、高を括ってメッシュジャケットで上がって来た僕は少し後悔しています。 それでもこの後ルートは険しくなるので運動量の増加で身体も暖まるかも?

数枚景色を撮影したらスタートです。

皆さんカッ飛んで行くので僕は後方で撮影しながら追走します。
まだまだ標高上げますヨ。

前日の雨のお蔭での丁度良いお湿り具合は砂埃が立たなくて後続車には好都合です。

実際はもっと荒れた路面なのに画像になるととてもフラットに見えちゃいます。
ここまでで2回、大きな石ころにフロントタイヤを乗り上げてしまいあわや転倒の危機もありました。

後続アンカーの“フォックス”さんが追いついて来てやはりパチリしています。
そして先にスタートして行きましたが・・・。

数コーナー先で先行した“フォックス”さんのランツァが立ち止まっています。
何やら様子が変だゾ。
脇に停車して話を聞くと「フロントタイヤをリム打ちしちゃってパンク、そのままハンドル取られて転倒しちゃった」そうです。
倒れた車体と地面に挟んでしまった膝が痛いと沈痛な面持ち。
何とかライディングは出来そうなのでまずはパンク修理を始めましょう。
僕のウエストツールバッグOPENしてチューブを取り出してみると、やはりリム打ちしたらしく2か所に亀裂が入っていました。
かなり広範囲にゴム糊を塗らないとならないのに僕の手持ちでは足りそうも有りません。
すると余りに遅れている事を心配した“teru”さんが戻って来てくれました。
どうやら先の方でももう1台パンクして修理中らしい。
そして聞いてみると運良くスペアチューブを持っていたので交換する事に。
(僕は今回持参しませんでした)
何だかんだと小1時間も経ったでしょうか、修理が終わった“フォックス”さんは大事を取ってこのまま帰宅する事になりました。
心配する“teru”さんが舗装路まで伴走して行く事に。
膝の痛みが悪化しないと良いのだが・・・。
兎に角僕は先へ進みます。

本体に合流するとこちらのパンク修理は完了していて即スタートとなりました。
この先しばらく登ると後は下りが始まるので慎重に行きましょう。

又最後尾で撮影しながら進むと?
今度は“ギン”さんが転倒しています。
下りをハイペースで走行中にフロントタイヤを石に取られてバランスを崩したらしい。
車体はライト周りを損傷してしまい、タイラップで応急処置中でした。
ライダーは肘を痛めてしまったらしく、また軽い脳震盪を起こしたらしく前後の記憶が飛んでいるらしい。
ここを下りきれば昼食場所まであと少し。
今日は色々有りそうなのでくれぐれも慎重に進みましょう。

大名栗林道起点のゲートを通過します。
ここから名栗湖までは舗装路で下って行きます。
全車オフロード用にタイヤ空気圧を落としているのでそこの所も肝に銘じて。

レークサイドテラス名栗湖で昼食を取りました。
おばさん一人?の所に大勢押し掛けた物だからテンテコマイしています。
僕は天ざる蕎麦とみそおでんで腹ごしらえ。
林道走行は結構な運動量なのでかなりの空腹、その為か?とても美味しく戴きました。 って味です。(笑)
ここで数台離脱して行く中には勿論怪我人が含まれた事は言うまでもありません。
兎に角無事に帰宅してくれれば良いが・・・。

さて、来た道を戻って“西名栗林道”へ入って行きます。
画像右で下へ降りて行くのが“炭谷入林道”ですが、直進します。
ここからまた標高を上げて行きます。
途中やけにフラットな路面だったと思えばいきなりガレガレに成ったりと気が抜けません。
所々木々が開けて景観が望める所でよそ見して数回危ない場面も有りました。

2〜3台ならヒョコっと止まって撮影出来る絶景ポイントが有るのですが、今回の大所帯だとそれもままならずにやっと見つけたのがココ。

でもそれほど眺めは良く無かった。 残念!
恐らくここが峠らしいので後は下る一方、ならば休憩して呼吸を整えましょう。

途中とぎれとぎれに舗装工事が進んでいます。
ここもやがては全面舗装になってしまいそうだ。

ものの数メートルでまた未舗装となります。
このとぎれとぎれには何か意味があるのだろうか・・・。
さあ本日のラストです、気を引き締めて行きましょう!

画像では判り難いけど結構な勾配で下って行きます。
ちょいちょい止まって撮影するものだからかなり引き離されちゃってます。

林道起点から少し走ったココで休憩。
取り残されてしまった僕は舗装路を単独走行して進んで行くとkawasaki400ccロードバイクに追い越されました。 そして食い付いて行き何気にバトルした気分になったのは僕の方だけでしょう。(笑)
以外と良い勝負ですヨ。 コーナーRによってですが。
長めの休憩を取ったら皆さんで解散式、各々の方角に向かってお別れして行きます。
「また走りましょう〜、それでは帰宅まで気をつけて!」

僕のCRFと“taka”さんのDTの2台はデポ地のあしがくぼを目指します。
途中にある峠を快調に楽しんで到着しました午後4時半。
本日の走行距離は95.6Km、いつもより少なめだけど色々有ったので仕方が無いか。
“taka”さんは自宅まで1時間程、僕は100Kmを何時間かかるのだろう?
積車して着替えたら今の所渋滞情報無しの帰路につきました。

やはり連休の後なので行楽も控えめなのでしょう、殆ど渋滞無しの1時間40分で無事に工場に戻れました。
ちょっと暗くなってしまっているけどやっぱりお約束。
何か所も泥水溜まりを突破しているので汚れ方は凄かったです。
「あー、サッパリした」
で、後ろのスピスタ号が最近はお茶引かされてるので不服そうに見えます。(笑)
PS. 帰宅後どうやら“taka”さんが携帯電話を林道に落として来ちゃったそうナ。
キャリアに連絡したらGPSで場所が判るんですって!
※ いやー、色々有りましたねー。 大勢で名栗に行って殴り返された感じ?
【^_^;】