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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2017年03月10日 イイね!

NO.1073 知らない人には「純正です」 スピスタリップスポイラー

NO.1073 知らない人には「純正です」 スピスタリップスポイラー スピスタ仲間の“larue号”や“mid-jey号”に装着されている純正フロントスポイラーをウチのにも付けようと発注したらすでに廃番となっていました。 (片側だけなら本国に有るけどそれでは仕方なし) 
 オペル純正は諦めて他車用の流用を模索していました。

 この所、オフ会やホームセンターの駐車場に止まっている車のフロント下を覗き込む変態行動が続いていました。(笑)
 形状/取付方法を考慮して、「これならポン付けは無理でも何とかなりそう」と白羽の矢を立てたのが↓

 マツダ純正NCロードスター後期用リップスポイラーをチョイス。
 ポリカーボネートポリプロピレン製で衝撃に強く割れにくそうです。
 オペル純正より大きめで角度に問題有るけど他にこれと言って候補無しだったのと、いい加減覗き見に疲れたので。(笑)


 本来は右/中/左の3点セットだけどセンターは必要無し。
 何と!! 驚きのお値段が左右合わせて『1.5英世』です。
 さすが国産純正の優しさ、貧乏人には有り難い
 お値段と共に在庫切れの心配も当分無いでしょう。


 まず余分な突起を切り取り/研磨して平面を出します。
 電動ポリッシャーにサンディングペーパー付けてスリスリスリ。


 面が出たら車体に当てがってみます。
 フォグランプステーを固定しているボルト位置が丁度使えそう。
 しかしポン付けで付く程世の中甘くは無いですネ。
 パーツのエンド形状が逆に削げていてフィットしません。


 内側も同じ症状でこのままだと正に取って付けた様です。
 因に本来と違えて左右方向を逆に使います。


 極力スピスタのアゴ形状に合わせるべく成型しました。
 木材を当ててバイスで挟んでおいてヒートガンで熱変形させます。
 余り一気に熱してしまうと融けたり表面のお肌が変化してしまうので数回に分けてやりました。
 インターバルには冷水をスプレーして硬化させながら徐々に求めるカタチに近づけます。


 (画像差し替え)
 アウト側(ロドスタではイン側)がこうなりました。
 オリジナルでは下に下がって行ってしまう所を潰しながら上向きに成型。
 かなりフラットになりました。


 反対側はこの様に圧縮成型しました。
 この後サンディングディスクで更にフラットに仕上げます。


 次にカウル内側に入れる裏板を3ミリ厚のアルミ板で作ります。
 前縁はカウルのRに合わせて成型。
 ボルト止めする際、丸ワッシャの狭い面積だけだとリップが路面に接触した時の衝撃でカウルが割れる危険が有るから。
 カウル内取付部が有り難い事に平面になっているので両面テープ止めします。
 接着してしまうと万一これからあけるタップ穴がバカに成った場合に交換不可になってしまうので。

 取付けに際して車体を4点支持でリフトアップしておきます。
 裏板を仕込む時に潜り込む必要が有ります。
 フロントアンダーパネルを取り外して準備OK。


 イン側だけはリップに合わせて穴/タップ加工しておきます。
 アウト側をフォグステー固定ボルトで固定、出面を決めたらイン側を穴あけして裏板をかってボルト締めします。
 固定にはステンレス・フラットヘッドキャップボルトM6を使います。
 両端が決まったら中2箇所を穴あけしてそのままタップ加工しました。


 内部はこんな感じになりました。
 この光景を見て一瞬防水の必要性が頭をよぎりましたが、よく考えてみたらフロントグリルメッシュ部との間に隙間が有るのでどの道濡れる場所なのでした。
 左右合わせて8箇所のボルトで固定となり、リップに貼ろうと用意しておいたブチル両面テープの出番は無しです。


 外側のフィッティング。 ちょこっと浮いている・・・。
 実際はもう少し目立ちませんが。


 内側はバッチリと合い、頑張って成型した甲斐が有りました。
 

 取付け完了の図。
 控えめな性格の僕にピッタリな(笑)おしとやかなリップスポイラーが付きましたネ!
 カウル下面の上向きになる部分を埋めたカタチになっているので最低地上高に変化は無し。
 その分ダウンフォースの増加は期待出来ません。
 なんたって作業後にテストランしなかった位ですから。(笑)
 少し殺風景だったフロント下にアクセントが付いて良かった。
 そして何より『アゴスリプロテクター』として機能してくれるでしょう!
 1.5英世の出費で済んで喜んでも、作業時間6時間を我社規定で費用換算すると・・・。
 とっても高くつきました。

※ 知らない人には「純正です」で通るかな? 
 「それがどうした?」のレア車ですが。 【^_^】
 
Posted at 2017/03/11 02:46:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | スピードスター | クルマ
2017年03月04日 イイね!

NO.1072 「ガタガタ」言わせないゾッ!  スピスタまとも化

NO.1072 「ガタガタ」言わせないゾッ!  スピスタまとも化 今日はまる1日手があいたので「その内やろう」の重い腰を上げました。
 2年前頃からウチのスピスタ号は段差を通過するたびに「コトコトコト」とサイドウインドーから異音がしていました。 それが「カタカタ」に、やがては「ガタガタ」と成長しちゃいました。

 
 さすがに我慢の限界です。 なんでもドアパネルがかなりの確率で壊れるらしいと言う情報も二の足の原因だったかも?

 最初は慎重に進めた作業もパネル前端部まで来た所で「バキッ」と・・・。
 インナーハンドルまわりのパネルと内張りの細くなっている箇所を破損しちゃいました。
 最後に補修せねば!


 サイドウインドーの取り出しは窓の溝の中央あたりを拡げてネジ部を通過させます。


 ガラスとガイドレールを並べて検証しました。
 やはりと言うか、やっぱりの華奢な造りです。


 この溝にガイドレールが嵌るのですが、接触点は中の出っ張りに成っていて試しに入れてみたら約1ミリの隙間が出来ていました。
 さすがに硬質プラスチックの様だけど、この接触面積では長年の作動によって摩耗するのは当然ですね。
 異音の犯人はココでした。


 対策として今度は面接触させながら極力フリクションが少なくなる様に本業で使う『モヘヤ』を利用します。
 本当は裏表共に貼りたいけど・・・。


 内部の出っ張りを両方削ってもクリアランスが取れないのでモヘヤはレール内側だけにしました。
 なのでそちらに接触する方をヤスリ掛けし、尚かつカマボコ形状になるまでシコシコシコ。


 滑り具合を確認しながらちょっときつ目の所でやめました。
 研磨しない側にはリチウムグリスを塗ってフリクションを低減させます。


 まずフロント側のガイドレールをドアに固定したらガラスを入れ込みます。
 次に後側のガイドレールをガラスに嵌め込んでからドアにビス止めするのですが、スペースが狭いのときつ目の嵌め合いが災いして中々セット出来ずに苦労しました。
 なんとかなってウインドーをリンクにナット止めすれば上げ下げテストしてみます。
 これまでのノンフリクション状態に比べれば当然重くなったけど、充分許容範囲の手応えに納まっていました。  肝心なガタ付きはまったく無くなっています。  ホッ!!


 国産とは材質が違うのか、それとも経年変化で硬化してしまったのか、パネルのクリップは半数が破損してしまっています。  クリップ止めは諦めて“larue”さんの整備手帳をお手本にベルクロ固定にする事に。
 

 ドア側は糊つきベルクロがそのまま貼れたけれど、パネル側は発泡スチロールなので貼れません。
 スチロールに使える接着剤を使って貼る事にしました。
 割れてしまった箇所も同じ接着剤で補修済み。
 中上のパネルも同じくベルクロ止めにしたけど、右上の方は何故かクリップが生きているので今回はそのままにします。


 ドア下部のアジャスターでガラスの角度を調整します。
 モヘヤを貼った分ガラスが内側に移動しているのでこれをやらないとドアを締めた時にウエザーストリップに圧が掛かり過ぎちゃいます。


 少しは雨漏りが低減されたかも? あまり気にしていませんが。
 作業後にテストランしてみましたが、まったく異音がしないだけで無くノイズの進入も減った気がします。
 但しハンドア率が高くなったのも確実です。 これは仕方が無いでしょう。
 まだ症状が出ていない助手席側もその内やらねば・・・・その内。
 国産では考えられない様なテキトーな設計だけど、これでやっとまとも? (笑)

※ もう「ガタガタ」言わせないゾッ! 【^_^;】
Posted at 2017/03/05 00:55:51 | コメント(5) | トラックバック(0) | スピードスター | クルマ

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埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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