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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2021年08月17日 イイね!

NO.1160 Kトラなのに・・・。 モバイルシェル作り-30

NO.1160 Kトラなのに・・・。 モバイルシェル作り-30 今回はキャリイ号の足回り、ショックアブソーバー編になります。
 前回でリヤのバネを強化し、前後スタビライザーを装着してロール方向の姿勢を補正しましたが、それによってピッチング方向への不満が増大してしまいました。
 やはり200Kg以上の積荷に対してノーマルショックでは荷が重いのでしょう。 
 そこでまたまたKTV社製の強化サスペンションのお世話になります。

 タイトル画像が入手したフロントショックアブソーバーです。


 KTV社では軽キャンピングカー用としてフロント強化ショックが選べますが、これは車高調式のフルタップ型の方を選びました。 ドリフト/レース用?
 減衰力調整が4→20、オーバーホール不可→可、そしてショック全長調整も可とスペックが上がっているモノです、
 勿論お値段もそれなりに高価ですが。
 ショック下部にて減衰調整ができ、画像ではレンチを使っていますが、指でもカリカリとメリハリの有る感触でクリックできます。


 装着前にまずはコーティング及び給脂したりして下準備します。
 フルタップのネジ部分に成るべく汚れを固着させない様に。


 取扱い説明書に沿ってバネプリロードをゼロ、全長はひとまずノーマルと同寸に合わせています。


 フロント左側の図。
 初期のセッティングでは車高が20ミリも上がってしまったので一度取り外して全長を調整して規定の車高に合わせました。
 プリロードゼロのまま車高が変えらるのは便利です。
 しかし、装着しているコイルバネが7.5Kgと言う強靭な物で少し心配が・・・。
 ノーマルは恐らく3.3Kg位の筈ですからおよそ2.3倍のバネレートですヨ!
 それにしてもこの色使い、まるで毒虫の様? (笑)(笑)(笑)


 こちらはリヤショックアブソーバーになります。
 フロント用の様なグレードアップ品が無く、選べるのはノーマル車高用かダウン用のショートバージョンの2種類からとなります。
 勿論ノーマル車高用をチョイスしています。
 

 こちらもお化粧して装着まえの下ごしらえを済ませました。
 外したノーマルショックを見ると結構汚れが凄く、この箇所は汚れ易いと判断したのでコーティングにて予防策をば。


 リヤ用は14段の減衰調整が可能です。
 恐らく最強で使うと思いますが、説明書では初期は8段での記入が有ったのでしばらくは慣しとして試します。


 因みに全長はノーマルより20ミリ程短く、筒径が太くなっています。
 そして驚いたのが外したノーマルショック、なんとガス無し?でしょうか。
 押しても引いてもその位置を維持する仕様でした。
 この辺でどの様な違いが出るのか判りませんが・・・。
 奥に見えているスナップオンツール、1975年頃の物で骨董品扱いです。
 とても高価でしたが、使ってナンボの工具ですから結構傷だらけです。(笑)


 左側装着の図。
 ノーマル車高用からか、ブーツに隠れてしまっているストローク部分がちょっと不足気味かも?
 バンプラバー部でのクリアランスを計測したところ、フルバンプしてもショックの底突きまでは至らない様なので一安心しました。

 そしてテストランしてみました。
 当然の様にしっかり減衰するのは当たり前ですが、乗り心地への悪影響も認めらました。 フロントバネが強すぎる???
  S字コーナーでのリヤが遅れて付いてくる感覚は大幅に低減され、高速走行(と言っても90キロ位)での直進安定性も激変しました。
 取り敢えずこのままで約500Km程走行してから改善策を練る事にしました。

 それにしても軽トラの足回りにこんなに散財?するとは思いませんでした。(笑)
 フロントショック¥130,000
 リヤショック¥37,000
 フロントスタビライザー¥33,000
 リヤスタビライザー¥60,000
 調整式シャックル¥14,000
 強化増しリーフ¥10,000
 ホイール/タイヤ¥54,000
 の合計¥338,000 !! 勿論DIYなので工賃は別。
 
 PS. この後14インチホイール¥32,000 タイヤ¥32,000に変更
    合計¥402,000となっています。

※ いじりまくったハイエースよりも、脚に一番気を遣うスピスタよりもつぎ込んじゃいましたヨ!!
 安全/安心の為には仕方がない? 【@@;】
Posted at 2021/08/17 14:17:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2021年08月16日 イイね!

NO.1159 スポーツカーではないけれど  モバイルシェル作り-29

NO.1159 スポーツカーではないけれど  モバイルシェル作り-29 今回からモバイルシェル作りは車体の足回り編になります。
 飛ばす車ではないけれど、やはり安全性を考えるとちょっと不満があります。
 スポーツカーのスピスタ号と比べるのは可哀想としてもせめて普通のクルマ並みには近づけたいとの気持ちです。

このあたりはもう1年前の作業なので、記憶と画像を探りながらになりもう大変!


 まず後ろ下がりになってしまった車体姿勢に対処しました。
 オリジナルの3枚リーフに1枚追加して4枚リーフにしています。


 一番上のメインリーフの下に追加する形になるので、一度バラバラにしないとなりません。
 追加するリーフのソリが大きく、付属品のロングボルトを使っても4枚を束ねるのがもう大変!
 バイスを使って圧縮してなんとか固定できました。
 これで後部が15ミリ上がった車体姿勢に補正できました。
 後ろ下りはだらしなく見えていたので今度はシャキっとしました。

 次にコーナーでの姿勢変化を補正します。
 純正状態で装備されていない!フロントスタビライザーの装着です。
 タイトル画像が入手したKTV社製のパーツです。


 スタビバーを取り付ける為にフロントサブフレームを一旦下げなければならず、ちょっと手間取りましたが何とか完了しました。
 まるで知恵の輪の様です。
 固定自体はサブフレームにあいている既存の穴を使うので加工は無しです。


 ノーマルショックにはスタビリンクを固定する箇所が無いのでパーツに付属のブラケットを装着しています。
 キャビンの大きいスーパーキャリイにはフロントスタビは標準装備だそうです。
 早速試乗しましたが、かなりロールは減り乗り心地への悪影響はない様です。
 が、重量配分的にリヤが重いのでコーナリング時の違和感が残りました。
 特にS字コーナーではリヤが遅れて付いてくる感じが気持ち悪い・・・。


 これは想定済みだったのでリヤスタビライザーも調達しておきました。
 フロントと同じくKTV製のパーツです。
 「ハイエースの時は設計/製作して自作したのになんで?」とは友達の弁。
 もうあれほどの情熱は持てないお年頃なのです。 (笑)


 こちらはリヤのリーフを固定するシャックルになります。
 今後の車体姿勢を補正する為に調整式に交換です。
 同じくKTV製のパーツで証明書付きなので車検の時に構造変更しようと思います。


 ブラケットはホーシングにあいている穴を利用するので車体側の加工は無しです。
 下回りフェチの僕(笑)としては無視できない汚れが写ってますネ。
 勿論この後に徹底的にお掃除しました。


 車高調整式のシャックルにスタビリンク固定用のブラケットを重ねています。
 マフラーエンドやスペアタイヤとのクリアランスがギリギリで、この辺の設計ではメーカーさんが苦労したであろう事が判ります。

 装着後早速試走してみました。
 今度はリヤの不自然な揺れ戻しが減り、かなりロールの違和感が減少しました。 
 僕が作るのならもうちょっとスタビバーの強度を上げるかな?
 やはり作っちゃう? いやいや我慢我慢! (笑)

 まだまだ僕の求める操縦性には達していないので更に手を加えていきました。
 次回はショックアブソーバー編へと進みます。

※ スポーツカーと比べては可哀想ですが、乗って怖いと感じるのは御免です。
 【^_^;】
Posted at 2021/08/16 13:15:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2021年08月11日 イイね!

NO.1158 忘れない内に投稿再開 モバイルシェル作り-28

NO.1158 忘れない内に投稿再開 モバイルシェル作り-28 3ヶ月ぶりの投稿です。
 老人の特権?(笑) ワクチン接種は6月中に2回済ませたものの、まだまだ遠征自粛中で悶々としております。
 去年の夏キャンセルした北海道旅行は今年も無理かな・・・。 殆ど人との接触は無い行程なのだけれど、う〜ん。

 先日我工場に打ち合わせに来た仕事仲間から「そういえば、この軽トラキャンピングカーの製作記事が止まってるけど?」。
 完成している現物を目の前にしているのだから当然ですネ。
 と言う事で製作記録の再開です。


 室内右サイドのベッドフレームを加工しています。
 入り口側はR加工したスチール1ミリ板に上下ステンレス見切りを付けています。 


 裏側には少しでも軽量に成る様に穴あけ加工した補強を入れています。
 スイングさせる為のヒンジ機構は試行錯誤の連続で苦労しました。


 ここには小型の充電式掃除機を格納する事にしています。
 収納部分に収まるサイズの内、ネットでのレビューが良い物からチョイスしました。


 ピッタリ収まるサイズの穴加工したステンレスベースになります。
 傷付きとカタカタ音を防ぐために底面と側面にゴムシートを貼っています。


 奥にスペースを用意して延長ノズル/ブラシを格納します。


 取り出し易い様に上部の補強を切り欠きました。
 仕切り板を付けて残りのスペースはシューズBOXとします。


 スイングさせて足拭きマットに着地させればベッドマットの最後部の支えになります。
 この時に床のステンレスフレームとマットフレームを越える為にスイング機構に上下可動域を設けるのに苦労したわけです。


 右サイドは3分割構成に成っていて、これは中央部分を加工している所です。
 後部以外は全て下ヒンジによる開閉式にしています。
 こちらも上下にステンレス見切りを付けて見栄えを揃えました。
 金属用接着剤“ハードロック”を使用しました。


 こちらは前部を加工し終わった所です。
 中央にステンレスの取手を掘り込み、その右側にAC100VコンセントとDC12Vのソケットを埋め込みました。

この後、外面にビニールレザーを貼り内面を艶消しブラックに塗装しましたが、撮影忘れてました。


 ハンディクリーナーを収納した残り部分にはレインシューズ入れにしています。
 

 中間部分は下ヒンジにして開き、中には2Lペットボトルが3本収納できます。
 上面にはスリットゴムを貼ってあります。


 両側のストッパーを解除すると床まで倒れ、テーブルの延長パイプ脚を格納します。
 掘込み取手部分は内側に倒れ、空いた穴からテーブル脚が接地する様にしました。
 スチール1ミリ厚しかないので変形を防止する為の策です。
 この頃やっと床に本仕様のタイルカーペットを敷きました。
 1枚300エンを3枚+αで安価です。


 延長パイプ脚を外して床までの長さに短くなっている脚に荷重を掛け、壁側のジョイントで位置決めしたテーブルの図。


 スイングさせたサイドBOXが後端ベッドマットの中間部の荷重を受けます。
 テーブル上に2枚マットを敷けばフルベッド状態の完成です。
 幅1340ミリ、長さ1750/1950が実測値です。
 小さい僕だと2回寝返りを打てます。 (笑)


 右サイドBOXの前側も下ヒンジでスイングします。
 中にはセラミックヒーターやカセットコンロ用のガスボンベ等の備品を収納。
 隠れて見えないけれど一番前の床面にはトランポ用のアイボルトがセットして有ります。


 フロント面にもBOXを設置しました。
 ここだけビニールレザーを壁面(下)と合わせたライトグレーです。


 この部分は奥行きが30ミリしかないので備品の取扱説明書やカタログと電装系のヒューズとシェルの製作設計図等の薄物を収納します。

ここまでで内装はひとまず完成として昨年の9月の遠征に間に合わせたのですが・・・。  コロナめっ!!

※ 約1年間も放置する筈も無く、この後もチマチマと手を加えているのでこの後にUPするつもりです。
 次回からは得意(?)な車体の足回り編に移ります。 【^_^】
Posted at 2021/08/11 13:21:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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「NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 http://cvw.jp/b/207897/48409525/
何シテル?   05/04 14:44
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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