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2023年04月30日 イイね!

NO.1240 阿蘇の宿題と高千穂の事件? 2023年春旅−11

NO.1240 阿蘇の宿題と高千穂の事件? 2023年春旅−11 2023年春旅も11日目となりました。
 この日から出発前に立てたスケジュール通りのルートを辿ります。
 九州で「又行っておかないと」と思っている“高千穂峡”まで足を延ばして、その後はひたすら大分を目指すルートになります。

 九州中程の山並みを堪能して、久しぶりに瀬戸内海へとcw号が進みます。
 これが予想していたよりずうっと素晴らしいルートとなりました。
 では厳選した62枚!もの画像と共に振り返って見ます。

 “道の駅・阿蘇”で目覚めたcw号

 早朝5時に目覚めた僕は道の駅周辺を散歩して回り、シェル内に戻って来ました。
 6時にもなると登って来た朝日に照らされてcw号が綺麗に映えています。
 が、実際は5日6日の雨中走行したままなので汚れています。

 去年

 今回は図らずも去年4月13日に車中泊した場所の2台分隣でした。
 (黒ハイエース)

 寝室風景

 そう言えば今までシェル内風景は撮っていなかったな。
 この道の駅は標高が高いせいもあって、昨晩の就寝時には室温が15度を下回っていました。
 そこで念のために車載していた電気式毛布が役に立ちました。
 起床時には10度を下回っていた位ですから、これ無かったら安眠出来なかった事でしょう。
 去年も同じ4月に九州を巡りましたが、比べて今年はかなり気温が低かった気がします。
 狭いシェル内ですが、一人なので大の字に手足を広げて眠ることが出来て快適です。 ま、ちっちゃい僕ならではですが。(笑)
 もう収納袋入りしていますが、寝袋を広げた状態にして掛け布団にして寝ています。
 前夜の入浴後のタオルは吸排気扇の吹き出し口前にぶら下げて乾燥させています。
 ここでは地上波TVが一局だけ受信出来たので朝のニュースを見ています。

 朝食

 もう体重増加が止まらないのでボリュームがどんどん減っています。
 長旅して疲れたら体重は減りそうなものですが・・・。 (笑)


 食後に生活用水の補充をしました。
 飲料水としては使わないのでそれ程消費しないのですが、さすがに10日を経過すると洗面/歯磨きだけでも残量が心配になってきました。
 奥に光るランプは走行充電器のパネルで、青がリチュウム電池作動で黄色が電池残量正常を示し、赤がソーラーパネルの発電中を表しています。
 エンジンが掛かって充電が始まると一番左のランプが点灯します。
 前の晩にTVでネット動画を見て、IHヒーターを使ってお湯を沸かしたり各種(スマホ/タブレット/ドローン)充電したりしているとサブバッテリーは残量40%位まで消費します。
 勿論車載冷蔵庫と吸排気扇は電源ONのままです。

 心強い味方

 また、電子レンジはポータブルバッテリー(AC出力1300w)を使い、この日は電気毛布もそちらを使用しました。
 これを足すと我cwシェルの電力は2300W/Hの大容量となり、今まで電気に不安になった事は有りません。

 吸引器

 旅を続けて行くと必ず困ってくるのがゴミ問題です。
 少しでも容量を減らすた為にペットボトルはこのようにしてペシャンコにしてゴミ袋にいれています。
 今回の旅のこれまでのゴミ処理は、明記しませんが給油したSSでお願いして引き取ってもらっています。


 さて、ナビへのルート設定が終わったら施設の正面玄関まで移動してパチリ。
 「今年もお世話になりました」
 せめてものお礼にと自販機にて飲料水を6本も購入しました。

 “月廻り温泉”

 昨年とは逆向きで国道265号を『楽しみ』ながら下って来ました“月廻り温泉”です。 ここで贅沢に朝風呂なんぞを浴びる予定でした。

 縁がない?

 がっ! 今年初めから休業状態!!
 昨年は丁度定休日でダメ、今年はこの有様です・・・。
 (事前に調べておけヨ)
 つくづく縁が無いのでしょうか?
 こうなるとしつこい性格の僕は“角島大橋”に続いてコチラも意地になっちゃいますネ。(笑)

 たそがれ

 まだ朝なのにたそがれています。
 せめて景色の良い場所に移動して

 もーにんぐこーしー

 先ほど購入したコーヒーを冷蔵庫から召喚しました。
 この雄大な景色を眺めながらだったら、いつもの数倍は美味しく感じますね。

 見納め



 もう見納め、と昨日の反対側からの“阿蘇中岳”を撮影しておきます。
 次回の機会があれば、この阿蘇周辺だけで2日位はスケジュールに組み入れたいと思います。

 “高森駅”

 気を取り直してスタートすると、下り勾配が緩くなって来た頃に少し寄り道をしました。

 始発駅 

 “南阿蘇鉄道”の始発駅、“高森駅”です。


 シャレた駅構内をパチリ。
 ここから“トロッコ列車”に乗ることができます。

 復旧への願い

 “南阿蘇鉄道”の復旧への願いが込められた掲示板です。
 2016年の熊本地震から7年、まだまだその傷跡が残っているんですね。
 そう言えば“熊本城”もまだ工事中でしたね。

 “道の駅・高千穂”



 高森から35Kmを40分で“道の駅・高千穂”に到着しました。
 九州観光でここは外せない場所の一つでしょう。
 50年前(笑)の修学旅行でも訪れています。
 もっともその頃には道の駅なんて存在していませんが。

 顔面の正体



 “天鈿女命”(あめのうずめのみこと)
 僕の主観では「夢に出て来そう」な顔ですが、昔はこの見た目が美人だったのでしょうか?
 細目かと思ってよく見たら鈿女でした。(笑)

 “天手力男命”



 その裏側には“天手力男命”(あめのたぢからおのみこと)も居ました。
 少し開いた岩戸の隙間からこの顔を見た“天照大神”はさぞや驚いた事でしょう。

 “天岩戸神社”

 そこから思っていたより離れていた“天岩戸神社”までやって来ました。
 10Kmも離れているんだ。
 ここは西本宮駐車場です。
 では歩いて50年前の記憶を辿って見ましょう。

 鳥居と案内表示

 すぐの所のこの光景は記憶に残っていました。
 ここをゾロゾロと行った訳だ。

 天岩戸遥拝所

 この中から対岸に在る“天岩戸”の洞窟を見ることが出来ます。
 50年前を思い出しました。
 で、今回はパス。

 事件の地へ

 少し先の“天安河原”には絶対に行かねば!
 とても思い出深いので・・・。
 
 遊歩道

 河原へと下る道は最初の方はこの様に歩きやすく整備されています。
 うっそうとした木々の中を涼しく進んで行きます。

 “岩戸川”川面

 “岩戸川”川面まで降りて来ました。
 道の脇はもうすぐ川面です。

 覚えていました

 ここまでの道は余り記憶に残っていなかったけれど、ココは覚えていました。
 この時は丁度C国人観光客が代わる代わる記念写真を撮っていたので、僕がまとめて「はいチーズ」(ってC国でも言うのかな?)。
 貰った「謝謝」は日中友好の手助けになったかも? (笑)

 “天安河原”

 遊歩道の最終地点はココ、“天安河原”は洞窟の中にある神社です。
 ここは天照大神のお隠れを何とかしようと八百万の神が相談したとされる場所だそうです。

 パワースポットだから?

 パワースポットだからでしょうか?
 周辺には積み上げられた小石が多数有りました。
 昔の記憶には無いけれど。

 で、50年前ここへの道で事件が起こりました。
 当時修学旅行の団体が多くここを訪れていて、ここへの細い道ですれ違いになる訳です。
 その時前方からやってきた大阪の北○高校と我校のヤンチャクラスが小競り合い。(僕はマジメクラス)
 双方の数人が川へ落水すると言う事件が勃発してしまいました。
 実はここへ来る前に訪れた“熊本城”内でも同高校とはイザコザが有ったので、そうなったのも必然だったかと。
 当然、「今晩の夕食は抜きっ」と戒められましたが、実際にはその様な事は有りませんでした。 (当たり前ですよね)
 その後、かの高校は甲子園に出場するまでになったので、校名を見るたびに思い出される事件となっています。

 行きは良い良い

 行きは下り坂だったので、当然帰りは上り坂。
 ふうふう汗描きながら上がって来たのでココで小休止としました。
 
 氷フロートマンゴー

 このお店の目移りする程の豊富なメニューから氷フロートマンゴーに目が引かれました。 ¥580
 そう言えばここはもう“宮崎県”に入っていました。
 だからのマンゴーなのですか。

 テラス席

 川を見下ろす絶景のテラス席でゆっくりと食すればスッカリ汗も引いてゆきました。
 このお店、他の食事メニューもとても美味しそうでしたが時刻がまだ10時半だったのが残念でした。

 思い出用

 又来れるかな?
 思い出様に案内板をパチリしておきました。
 もし来るのなら急がないと寿命が・・・。 (笑)

 “道の駅・原尻の滝”

 “道の駅・原尻の滝”まで最短の県道7号が通行止めだったのでルートを再検索すると国道325号を走行する20Km以上の遠回りを指示されました。
 従って到着時刻は午後1時過ぎとなっています。

 『大分牛の陶板焼き定食』

 平日のお昼時でも満席のレストランには驚きました。
 確かに平日にしては道の駅の駐車場もほぼ満杯状態でした。
 少し待たされてから席について、それからはすぐに配膳された『大分牛の陶板焼き定食』です。 ¥2500なり。
 待たされた割にはこのテラス席なんてガラガラでしたヨ。
 きっとスタッフさんの人数が足りないのでしょう。
 このテラス席が滝とお花畑を見渡せる素晴らしい眺めで、料理も一層美味しく感じられました。

 大分牛A5

 大分牛のA5ランクだそうです。
 違った部位のお肉が6枚お皿に乗っていました。
 A5の霜降り肉って、焼くと殆ど脂身みたいになってしまいますね。
 年寄りにはちょっと脂がしつこいかも?
 赤身の所が丁度よく美味しく感じました。

 ナントカ牛

 しかし、最近ナントカ(地名)牛って増えていませんか?
 何か地名が入ると有名な牛って『箔が付く』? (笑)
 ま、でも美味しかったです。

 散策

 それでこの道の駅は“原尻の滝”がすぐ近くに有ります。
 腹ごなしを兼ねて行って見ました。

 “原尻の滝”

 ほう、中々の眺めでした。
 幅120m 落差20m、とても小さなナイアガラと言うところでしょう。
 時期によればもっと水量は多いそうです。

 接近撮影

 出来るだけ近寄って撮影してみました。
 飛んでくる飛沫にマイナスイオンが有るのでしょうか、とても気持ちの良い風に吹かれました。

 “滝見橋”

 地図には乗っていなかった吊り橋が見えたので行って見ました。
 その名も“滝見橋”とか。

 木製吊り橋

 ロープで吊った木製の橋ですから、もの凄く揺れます。
 僕が渡った時はたまたま大勢が渡っていたので女性は「キャーキャー」言って手摺にしがみ付いていました。
 そして渡った先は通行止めと。
 歩ければ滝を周って一周出来る様でした。
 この橋の中央からだと滝が真正面から撮影できますが、僕が撮った画像はとても揺れていたのでピンボケにて没にしました。

 イベント中

 おりしも“チューリップフェスタ”の開催中でした。
 それで観光客が多かったのでしょう。

 チューリップ畑

 道の駅と滝の間、国道を挟んだ反対側にもチューリップ畑が沢山有ります。
 時期的にも良かったのでしょう、色々な種類(こんなにあるなんて知らなかった)のチューリップが咲き誇っていました。
 綺麗な花で目の保養を済ませた僕は次へとスタートしました。
 もう予定していた立ち寄り地は無いので只走るだけになりそうです。

 “道の駅・きよかわ”



 ほんの10分程で次の道の駅に到着しています。
 この時、隣のドライバーさんからの熱い視線を感じました。
 トイレから戻ってくると「埼玉からですか!」と声かけられます。
 西の方に来ると良く『春日井』と間違われる事が多い『春日部』ナンバーですが、聞いた所以前埼玉に住んでいたそうでした。
 そんな訳で距離感もお持ちなのでしょう「随分と遠いところから来ましたね〜」と。
 「4月1日から3000Km以上を走り回っています」には驚いた様子です。
 何故かシェルに関しては興味が無かった様で、時間ロスは最小限で済みました。

 “道の駅・みえ”



 また15分走行すると“道の駅・みえ”が有ります。
 このあたり『道の駅銀座』だな。(笑)
 
 江内戸の景

 こんな案内が有りました。
 “大野川”が侵食して出来た両岸の平坦な大地を『河岸段丘』と呼ぶそうです。
 とてもゆったりとした眺めでした。
 で、撮影は忘れてます。(笑)

 そしてここからの国道10号が素晴らしかった!
 “大分”に向かってなだらかに下って行く道は交通量も少なく(殆ど対向車無し)、
 “大野川”の緩やかな流れに沿う様なルートは路面も良く整備されていて、足の硬いcw号でも快適に走行出来ました。
 地図では判らない、走って見て判る快走路でした。
 もっともパワーの無いKトラだからの側面も有るのでしょうが。

 コイン洗車

 午後4時前に大分市内に入ります。
 朝風呂の時間が無くなった分、余裕が出来たので大分市内でコイン洗車しました。
 なにせ5・6日の雨中走行から汚れたままの状態だったので我慢の限界です。
 天気予報もしばらくは晴れの様だし。
 奮発してシャンプー洗車を2回して汚れた車体を綺麗にしてあげます。

 フキフキ

 この洗車施設、とても設備が良かったです。
 洗車スペースは壁/屋根で個別に仕切られていて、この吹き上げスペースにも屋根があり、ファイバークロスも車体用とホイール用が用意(貸出し)されていました。
 
 ピッカピカ

 最初のシャンプー洗車は主に下回りに行い、次はボディー/シェルと心ゆくまで楽しめました。
 最後に吹き上げ仕上げすれば、まだガラスコーティングが効力を保っているお陰もありピッカビカに輝きました。
 ここで1時間半も楽しめれは料金の¥1400なんて安いもの!
 アレッ! 空模様が・・・。 「勘弁してよ!」
 
 今日のお風呂

 大分市内を15分走って到着しました本日のお風呂。
 “神崎温泉 天海の湯”は市内はずれの“かんたん”(これ地名)交差点を曲がってビックリする様な急坂を登った先に有りました。
 地図では勾配は判りませんからね。
 駐車スペースは既に一杯でしたが、一旦通り過ぎて戻って来た時に丁度一台出て行ったので施設すぐ近くにcw号を止められました。

 “天海の湯”

 このお風呂、天海と言うだけ有ってその露天風呂からの別府湾を一望出来る眺めはとても素晴らしいものでした。
 思っていたより狭い浴室でしたが、僕の他には3人しか居なかったのでゆっくりと湯に浸かれました。
 露天風呂の脇には井戸水を使った水風呂が有り、その横に有るチェアーに腰掛けて眺める風景で心も癒されます。
 
 階段降りる

 但し、施設のアチコチに老朽化が目立ったのが残念でした。
 特に内湯から露天風呂への引き戸は「ギーコギコ」と。
 一応サッシの専門家としては許せませんネ。
 それと昨晩の阿蘇の湯と同じく、脱衣所がカゴってのも何だか・・・ですよネ。
 それを差し引いても○でしょう! ¥550だし。
 とくに家族風呂からの眺めはより一層素晴らしいとか。
 今度はウチのバアさんと来るかな? 
 階段がキツイので早めにしないと。 (笑)

 “別府タワー”

 当夜の宿泊地へ向かう途中、“別府タワー”がライトアップされていたので信号待ちでパチリ。
 高さ100mに展望台50mと可愛らしい塔ですが、他に高い建物が無いのでとても目立ちました。

 ジョイフル

 四国でも利用しましたが、九州にも多い“ジョイフル”にて夕食をとりました。
 たまにファミレスが恋しくなる時が有りますね。
 庶民ですから。(笑)

 メニュー

 合鴨サラダとペンネグラタン
 庶民の味は僕にピッタリ。

 デザート

 ん? デザートまで食べて、ダイエットにはならない?
 甘いものは疲れに良いのです。

 そうして宿泊地の“別府港一般駐車場”にたどり着いたのが午後8時半となっていました。
 就寝前に今までの旅の記録を簡単にメモしておきます。
 (痴呆気味なので、それがこのブログに大変役立っています)
 午後11時に就寝しました。

○ 立ち寄り道の駅
  高千穂
  原尻の滝
  きよかわ
  みえ

○ お風呂
 神崎温泉 天海の湯  眺め良し ちょっと古い オマケで○ ¥550

○ ハイタッチ
  2回

※ 走行距離242Km 計3188Km
 又もや宿題(月廻り温泉)を作ってしまいましたが、50年前の思い出(事件)の地を再訪出来て楽しい1日でした。
 阿蘇周辺は宿題が無くても次にはゆっくり巡りたいですね。
【^_^】
Posted at 2023/05/01 20:41:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2023年04月30日 イイね!

NO.1239 九州沿岸制覇と挽回ルート 2023年春旅-10

NO.1239 九州沿岸制覇と挽回ルート 2023年春旅-10 4月10日は『九州左肩なぞり』の最終日となりました。
 とても複雑な地形(ある意味瀬戸内海よりも)なので、かなりの心残りが有るけれど可能な限り頑張ったと納得しましょ。
 そしてこの日の午後は当初の予定を変更した皺寄せ日にもなっています。

 タイトル画像の赤線は4月5・6・7のルートを示していますが、『時計回り』に変更した為に5日と6日の福岡から熊本と本日の福岡から阿蘇までが本来なら一筆書きできた筈だったのです。

 当初ルート

 この時計回りだと逆光になる確率が多く、またビューポイントが対向車線側になる事が多くなり何かと不便なのです。
 青丸部は“太刀洗平和記念館”で、ここだけはどうしても外せないので不自然になっています。
 都合1日はロスした事になりますが、引き換えにとても素晴らしい(太陽光・車窓風景)旅を楽しめました。
 では午前中は主に空撮、午後はひたすら遅れを取り戻す挽回ルートの1日の記録を振り返ります。

 “芥屋の大門”駐車場

 しまった! うっかり朝寝坊してしまいました。
 “まむしの湯”駐車場で車中泊して目覚めたのが午前6時になっていました。
 アラーム鳴ったはずだけど二度寝しちゃったみたいです。
 そんな事で車中泊風景と朝食を撮影忘れしたまま、本日の第一目的地まで来てしまいました。
 “糸島”の“芥屋の大門”駐車場に到着したのが午前8時前になっています。

 空撮作戦練り

 ここでは空撮をするので案内板で良さそうな場所を確認しています。
 普通なら船からでないとその風景は見られないらしいけれど、僕には頼もしいドロ君がいますから心配ありません。

 大門神窟の鳥居

 浜辺近くの鳥居には沢山の石が載っています。
 なにかのおまじないなのでしょうか?
 何かのバチが当たりそうなので僕はしませんでしたが。

 大門見えず

 やはりここからは見えませんね。
 案内に従って展望所まで上がって見ました。

 “トトロの森”上の展望所

 運動不足な僕はヒイコラ言いながら“トトロの森”と呼ばれる森の中を上がって来ました。
 あれが展望台か。 でもここからは目的の穴?は見えないのです。

 離陸準備完了

 本日1回目のフライト準備が完了しました。
 フライトアプリは再インストールしてあるので動作は完璧な筈です。
 ではGO FLY!

 高度100m

 まず高度100m位まで上昇させて時計回りに撮影開始します。
 最初は東向きなので逆光気味です。

 離陸位置

 右上の赤丸が展望台でここから操縦しています。
 この展望台、肝心な穴は見えないので何を見せたいのやら?
 左に穴らしきものが見え出しています。

 “芥屋の大門” 

 もっと回り込むと、こっちが本物でした。
 日本三大玄武洞の一つで、昨日の“七ツ釜”もその一つです。
 残りの一つは兵庫県豊岡市の“玄武洞”ですが、昨年通り過ぎちゃってました。
 ここは高さ64m・間口10m・奥行き90mもあり、最大だそうです。
 ここでも“柱状節理”が確認できますね。

 電波ロスト

 当然の様に洞窟に下降接近を試みましたが、送信機からは岬頂上が邪魔になり電波がロストになってしまいました。
 どうしても近寄っての撮影が出来ませんでした。
 よく考えて見たら、先ほどの鳥居のあたりの方が電波状況が良かったな・・・。

 稜線

 この岬の稜線は恐竜の尖った背中の様に見えます。
 遠方の港から遊覧船が出るそうです。

 柱状節理

 稜線の東側は草木に覆われていて、西側にはこのように柱状節理が剥き出しになっています。
 画像中程より少し右にまた『アイツ』が飛んでいますネ。

 さて、“トトロの森”を足を滑らせながら下ってcw号まで戻ります。
 底のツルツルなドライビングシューズでは土の道はダメですね。
 これからは面倒でも靴は履き替えましょう。(笑)


 “桜井二見ヶ浦 夫婦岩”

 次は糸島のもう少し北にある“桜井二見ヶ浦 夫婦岩”までやってきました。
 “志摩サンセットロード”を約20分で到着します。
 有料駐車場にcw号を止めて、ここでも空撮しました。

 遠景

 駐車場から道路を渡った所にある展望所から遠景をパチリ。
 なにやらプロらしき撮影集団が見えています。

 後ろ姿

 ドンドンと近づいて来たのでドロ君には待機してもらって、集団が通り過ぎるのを待ちました。
 僕のすぐ脇を通っていったので確認すると、右端の人物は芸能人“飯尾”(ずん)さんでした。 
 多分、地方局のロケでしょう。 他に僕の知っている顔はありませんでしたから。
 この後ずうっと海岸沿いを歩いて行きました。

 離陸

 さて、浜辺に人影も見られない今が離陸/撮影チャンスです。
 本日2箇所目のGO FLY!

 夫婦岩

 こう言った“夫婦岩”って各地にかなり有りますよね。
 二つの岩に絞め縄わたせば完了って簡単!?
 釣られて来ちゃいますが。 (笑)
 ドローン撮影ならではの近接ショットです。

 裏ショット

 こちらもドローンならではのショット。
 しかし、福岡の海も綺麗ですね〜。

 鳥居も含めて

 波打ち際近くの白い鳥居に接近しようとしたら、観光客が数人現れたので高度を取っての撮影となりました。
 驚かせてしまったら申し訳有りませんからね。
 合計5シーンの動画撮影を終えてドロ君は無事帰還しました。

 “福岡タワー”

 およそ30Kmを1時間は渋滞を含みます。
 “福岡タワー”ふもとの駐車場までやって来ました。
 近くから全景を入れようと広角で撮影するとこんなに歪みます。
 タワーに登って見たかったけれど、寝坊したロス時間の為に断念しました。
 
 “福岡市海浜公園”

 それでも近くを少し散策してみましょう。
 “福岡タワー”は海のすぐそば、海べりに行ってみます。

 “マリゾン”

 なんかオシャレな場所があります。
 後で調べたら、ここでは結婚式も行われるそうです。
 って言うか、結婚式場?

 “シーサイドももち海浜公園”

 福岡の様な大都会のすぐの所にこんな素晴らしい海岸が有るって良いですネ!
 ほんと、綺麗な砂浜でした。
 ビーチバレーなんかもやっていました。

 午前11時のおやつ

 少し汗ばみながらcw号に戻ったら、シェル内でおやつの時間としました。
 まだ残っていたイチゴと夏みかんにエクレアとアイスティーです。
 車内に氷が有るってありがたいですね。
 その奥ではドローンのバッテリーが充電状態になっています。
 一息ついたら次へと向かいましょう。

 海の中道

 マップでこれを見たら我慢できなのが僕の性(サガ)です。(笑)
 ここは5日の“宮地嶽神社”の後に行く予定でしたが、時間と天候の都合によりパスしてしまった場所です。
 少し遠回りになるけれど、この機会を逃すと後悔しそうなので強行しました。

 空撮3

 時短を考慮して高速を走行して25Kmを30分で“志賀島”までやって来ました。
 この日の空撮3回目です。
 高度を上げて“海の中道”全景を撮っています。
 正面奥に先ほどの“福岡タワー”がかすかに見えています。

 中道上空

 この様に繋がっていても島なんですね。
 不思議に思って調べてみると?

 道切(みちきれ)

 調べて見たら一部分が満潮時には砂州が沈むようで、確かに映像を確認するとその部分には橋が架かっていました。
 ここを“道切”と呼ぶそうです。
 で、納得。 (笑)

 おかえりなさい

 中道上空を往復撮影してドロ君が戻って来ました。
 先に見えている漁港の人が関心を持って近づいて来たので映像を見せると、「こんな光景初めて見た」と喜んでもらえました。

 お昼ご飯

 時刻は午後1時です。 近くのお店“海鮮レストラン 遊”で昼食とします。
 cw号が奥に映っていましたね。

 お刺身御膳

 お刺身御膳¥2530を注文しました。
 上左からブリ、コウイカ、スズキ、とびっこイワシ、下左からタイ、炙りサワラ、マグロ、ゴマサバと8種類のお刺身にアラ汁、茶碗蒸し、その他と豪華でした。
 これアタリ! 何の気なしに飛び込んだお店でアタリを引くと喜びもひとしおですネ! しかし、依然とお醤油が・・・。(笑)
 事前に調べて行った昨日のお店をハズしていたので尚更でした。
 ここで福岡市内では購入しなかったお土産を物色、もう冷蔵庫が満杯なので乾き物を数点購入しています。

 午後の一目散

 さあこれで九州の左肩沿岸の旅の予定は終了です。
 ここからは当初の予定では到着していた筈の目的地までの挽回走行となります。
 5日のルートを交差しながら、6日のルート近くをかすめてひたすら九州の山間部を南下します。

 “道の駅・うすい”

 “志賀島”から“道の駅・うすい”まで50Kmを1時間で到着。
 トイレと水分補給してすぐさまスタートしました。

 “道の駅・小石原”

 “道の駅・小石原”までは18Kmを30分で、ここまでは比較的穏やかなアップダウンのルートでした。
 このあたりで燃料警告灯が点灯したので次の目的地までの間で給油しましょう。
 九州は町がそれ程離れずに点在しているので平気ですが、この警告灯点灯までやっちゃうと北海道ではえらい目に遭います。

 “道の駅・水辺の里おおやま”

 “道の駅・水辺の里おおやま”までの区間で給油しました。
 日田市内のSSにて440Kmの走行で32Lの給油は13.8Kmと言う燃費はかなり悪いナ。
 前回の給油からほぼ全ての区間が急足だったから?
 この辺から段々と上り勾配がきつくなって行きます。

 “道の駅・小国”

 “杖立川”沿いに進む国道212号は素晴らしい眺めを見せながらどんどんと標高を上げて行き、「一峠越えたかな」と思ったところで“道の駅・小国”に到着しました。
 この後はもっと厳しくなる山岳ルートなので、ここでは長めのクールダウンでcw号を休めました。
 でも時刻は午後5時、暗くなる前に次の難所を越えねば!

 また来ました

 途中の“押戸石の丘”への分岐点からは去年走行したルートの逆走となります。
 “大観峰”への分岐を過ぎると目の前に阿蘇中岳が見渡せる場所が有ります。
 “阿蘇”へ又来ちゃいました。
 もうこの辺からは下り坂がメインなのでcw号もやっと5速が使えます。

 今夜のお風呂



 阿蘇の道の駅近くに予定したお風呂は臨時休業中でアウト、そこで検索したのがココ。
 “阿蘇市一の宮温泉センター”でした。
 到着してみると、ここは地元の銭湯って感じでした。
 何故かって? それは駐車場での軽トラ比率で一目瞭然なのです。
 cw号も軽トラですが。 (笑)

 村人の憩いの場

 入ってすぐの休憩所ではネイティブな熊本弁が飛び交っていて、僕にはまったく何を話しているのか判りませんでした。
 で、入浴料金が¥200! 僕の旅史上の最安値でした。
 お風呂自体は狭めの内湯が一つと大きめな露天風呂が有るだけで脱衣所だってカゴですよ。(笑)

 身体も気持ちもホッコリ

 でもね、何故だかとてもホッコリするお風呂でした。
 受付のおじさんもとても愛想が良く、帰り際には「また来てね」(翻訳済み)と見送ってくれました。
 さすがにドライヤーまでは完備されていなかったので、戻ってシェル内で髪の毛を乾燥させました。

 晩御飯

 昨年の好印象が決めての“道の駅・阿蘇”まで走ったら時刻は午後8時半。
 そろそろ冷蔵庫の在庫処理して容積を増やさなければならないので、この日の夕食はお手製の蕎麦とレンチンご飯に牛丼の具を乗せるメニューにしました。
 ネット動画を見ながら翌日のルートをナビに設定したら「おやすみなさい」
 午後10時には夢の中の僕でした。

○ 立ち寄り道の駅
  うすい
  小石原
  おおやま
  小国
  阿蘇

○ 空撮
  芥屋の大門
  二見浦夫婦岩
  海の中道
 
○ お風呂
  阿蘇市一宮温泉センター △ ¥200 内風呂1、露天風呂1

○ ハイタッチ
  3回

※ 走行距離286Km 計2946Km
 この日で九州の沿岸をなぞり終えた事になりました。
 正確にはまだ細かく残していますが『ニホンノカタチ』シリーズも残すは防府から下関のルートのみの認識となりました。
 翌日からは当初の予定通りのルートに復帰できます。
 【^_^】
Posted at 2023/04/30 17:43:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2023年04月28日 イイね!

NO.1238 もう一つの端と有名落ち? 2023年春旅−9

NO.1238 もう一つの端と有名落ち? 2023年春旅−9 2023年春旅も9日目となりました。
 昨日最西端に到達したと言う事で、これからは向きとしては帰路になるのかな。
 いやいやところがどっこい、北九州にはまだまだ周らねばならない場所が多数有ります。
 とても複雑で面白そうな地形をしてますからネ!

 本日の予定は今日にズレこんでしまったポイントを急いで巡り、その後は海沿いに“呼子”まで行って食事と空撮、もう1ヶ所空撮しながら“糸島”を目指します。
 空撮の飛行申請は時間に余裕を持ってしているのでそれ程焦る必要はないつもりです。 (でした・・・)

 では50枚の画像と共に振り返ってみます。

 “道の駅・生月大橋”

 昨夜午後9時過ぎに到着した“道の駅・生月大橋”です。
 生月は『いきつき』と読みます。 てっきり『なまつき』だと勘違い! (笑)
 “平戸島”の隣にある“生月島”に橋を渡ってすぐの場所にあります。

 早朝風景

 午前6時は日の出時刻ですが、お日様はまだ島陰に隠れています。
 とても気持ちの良い朝だったのでトイレついでに散歩してみました。


 大きな公園の中にある道の駅で、登録から30年も経っている割には綺麗に管理されていました。
 で、橋の近くへ歩いてみます。

 散歩

 逆光もろ。 太陽が上がって来ています。
 ワンチャンを散歩させているキャンピングカー乗りさんと「おはようございます」、旅の高揚感からか頻繁に繰り返される挨拶です。

 変な癖

 この頃、橋の真下からパチリする事が増えてますね。(笑)

 残り物の朝食

 シェルに戻ったら朝食を取ります。
 昨日の残り物“佐世保バーガー”とスープにこれも残り物のイチゴです。
 とてもボリュームがあるバーガーなのでダイエットにならなさそう・・・。
 あ、2つ購入した内の一つは昨日の午後走行しながらほおばってしまいました。

 遅れ挽回ルート

 昨日の遅れを取り戻すべく、いつもより早めの午前7時スタートします。
 これだけでも100Km以上も走行することになります。
 これ見ると、これまで入れていた昨日の予定はかなり無理が有りましたネ。

 “塩俵断崖”

 “生月島”の西岸を北上してここで小休止。
 スタートして10Km位なので15分で到着です。
 見どころの断崖は横ナメ位にしか拝めませんでした。
 空撮すれば見れるでしょうが、この後すぐに空撮予定があるのでここでは我慢します。 
 
 観光案内板

 10Kmでここまで来れるのだから、それ程大きな島ではありません。
 ここまでの“生月サンセットウェイ”は良く整備されて走りやすく、とても眺めの良いルートです。

 島最北

 “生月島”の最北端までやってきました。
 cw号より先着が6台もいます。
 ここより徒歩で進みます。

 “大バエ灯台”

 正式には“大碆鼻灯台”(おおばえはなとうだい)で、読みにくいから?
 バエになってます。
 cw号を止めた駐車場からはすぐそこです。
 灯台へは階段で登れます。 (大して高くはないですが)
 マップ見て、「あんなとこまで行けるんだ」と端っこ好きには堪らない場所ですよね。 到達感が凄いです。

 本日の空撮1回目

 それではドロ君に飛び立ってもらいましょう。
 高度100m位まで上げて静止画パチリ。
 ちょっと風邪が強かったです。
 条件が良ければ“壱岐島”とそれより遠くに“対馬”が見えるそうでしたが、この時は残念ながら霞んでいました。

 灯台断面

 3シーン空撮して帰還させました。
 上から見るとこの灯台、断面が楕円形になっているのが判りました。
 珍しいのでは?
 
 島で給油

 端っこを極めて満足したら島の東岸を南下して、“里免”の町で給油しました。
 448Km走行して32Lの給油は14Km/Lの燃費でした。(チョイ悪)
 前回給油の島原半島からここまでのルートを加味すれば上出来の値だと思います。
 今までの経験上、14.5Km/Lを平均値として判断しています。
 ここでSSマンから「島の西岸は走りましたか?」と聞かれる位あのルートは素晴らしいと言う事になりますね。 
 勿論「走りながら歓声あげちゃいましたヨ」とはお世辞抜きです。
 ここでもシェルの事、旅の事について数分のやり取りの後、次の目的地へと走り出しました。
 「あの辺は道が狭いから気をつけて!」を背に受けて。

 分岐点

 さてルートマップの通り、“平戸島”へ戻ってからはひたすら南下します。
 しばらくは島の背骨を走行するので景色はごく普通だったけど、島の南に近づくと“志々伎湾”を横目にするワインディングロードになります。
 それでここが次の目的地への分岐点になります。
 左に外れる枝道(先は酷道)を行くか? それとも?

 安全策 

 勿論『安全策』を取りました。 それで無くても遅れ気味の予定です、意地より時間を優先しました。 
 それでここは『橋で結ばれた日本最西端のみなとまち』になる“宮ノ浦”です。
 地図でこんな表示をみちゃったら来ない訳にはいきません!

 本来の目的地

 しかし本来の目的地はここではありません。
 本図下方の『本土と繋がった道の最西端』が当初の目的地でした。
 が、事前情報によると赤丸の分岐点からはかなりの酷道らしく、場合によっては途中から封鎖されている事も有るのだと。
 途中まで行って、Uターンも出来ない様だったら目も当てられません。
 そこでこの漁港の端からドロ君に訪問してもらう事にしました。
 マップで確認して電波が遮られない場所を特定しました。
 直線距離にして約1Kmなら飛行は楽勝です。
 しかし、航空画像を拡大してみると隣の島と対になった鉄塔の様な物が確認できます。  もしかすると送電線かもしれないので要注意です。

 漁港の端

 出来るだけ離陸予定地点へcw号を進めます。
 ここは漁港の端の“オイトク島”の付け根部分です。

 舞い上がれ

 それではドロ君行ってみよう〜。
 まずは高度を制限一杯の145mまで上げて漁港をパチリ。
 これが“宮ノ浦”の町の全てです。

 やはり有った

 目的ポイントに近づいて確認すると?
 やはり鉄塔が見えています。
 見えていないけれど、あれが有ると言うことは当然電線も有るでしょう。
 このままの高度で接近して行きます。

 目標発見

 電線が有りそうな場所を避けながら慎重に降下させてみます。
 カメラを上に向けるとやはり電線が有りました。
 不用意に飛行させていたら、あわや接触/墜落の危機でしたね。
 細い電線だと障害物検知機能が働きませんから。
 結局酷道を行くハメに・・・。 (笑)
 そして画像下に目標物を確認しました。

 個人作?

 更に慎重に降下させ、障害物検知機能が働いてこれ以上寄れない近距離でパチリ。
 『本土と繋がった道の最西端』は木製の標識でした。
 それも2本有る。
 これってどう見ても個人の作製ですよね。(笑)
 しかし、潮が引いたら向こうの島と地続きになるのでは?
 でもアチラには道は無さそうなのでこれで正解なのでしょう。

 帰還せよ

 目的を達成したドロ君が帰還してきました。
 ホント、便利な世の中になりましたね〜。
 で、これであそこに行った事になるのかどうかはおいといて。(笑)

 “平戸城”

 戻り道に少し遠回りでも“平戸城”へ向かいましたが、ルートを外れるごとにリルートするナビに表示される次の目的地への到着時間がやばい事に!
 それで遠目からパチリして島を離れました。

 “呼子”で昼食

 “平戸大橋”からおよそ70Km走行して“呼子”までやってきました。
 ここまでは時短を優先して複雑な海岸沿いルートはパスです。
 本当は橋で繋がった“鷹島”の端にある“雷岬”まで行ってみたかったナ。

 時刻は午後1時で昼食には少し遅め、しかしこの日は日曜日だったので混雑を避けるには丁度良いかも。
 と思ったら大間違い! このお店“玄海”の駐車場には大きな観光バスが5台も止まっています。
 入店すると待ち時間が1時間半ですと!
 只でさえ遅れ気味なのにそんなに待てませんヨ。
 リストに名前も書かずに立ち去りました。

 呼子駐車場

 “呼子”の町へ行けば食事処は有るだろう。
 と“呼子朝市通り駐車場”まで走って来ました。
 ここに至るまでそれらしき食堂は無し。

 端っこ好き

 駐車場端しにcw号を止めて歩いてみましょう。
 せめて片面は守られる端に止めるのは癖です。 (笑)

 閑散

 さすがに朝市通り? 午後1時過ぎだと閑散としていました。
 飲食店は軒並み店仕舞い済み。
 日曜の午後ですよ、商売っけが無いのか・・・。

 テンテコマイ

 通りの突き当たりに有る食堂の店先には「本日活イカの入荷有りません」の文字が。
 その先のこのお店を覗いてみると満席でしたが、もう他に当てもないのでしばらく待つ事に。
 しかし10分位待っても1組も出て来ません!
 改めて中を覗くと少人数のスタッフがテンテコマイしている様でした。
 それにテーブルにもあまり料理が並んでいない有様。
 「こりゃ無理だ」

 やるき無し?

 cw号に戻って少し離れた“名護屋大橋”を渡ってすぐのこのお店に行ってみます。
 が、ここも「本日活イカの入荷有りません」ですと!
 “呼子”ってイカ、それも活イカが名物ですよね?
 しかも日曜日にこれって「やるきあんのか?」

 振り出しに戻る

 結局最初のお店に戻って来ました。(笑)
 この間約1時間のロスとなってしまいました。
 もうさすがに観光バスは立ち去った後でした。

 いけす

 店内入ってすぐには『いけす』が沢山有りました。
 これなら入荷の手間は有りませんネ。
 しかしっ! まだ待ち時間が45分だとか。
 時刻はもう午後2時、仕方がないので客待ち簿に記入して、その間に次の空撮をしてしまいましょう。

 “呼子大端”

 ここでの飛行許可申請の時間は余裕を持ってしているので時間的な心配はありませんが、45分以内に先のお店戻らないとなりません。
 急いでドロ君が離陸します。
 橋脚から伸びるワイヤーが心配なので高度は制限一杯にしています。

 橋の先まで

 橋の先まで飛ばしたら、飛行マップ上に先ほどのお店が見えて来たので偵察飛行させてみます。
 画像には写っていませんが駐車場は半分位まで空いて来ている様です。

 見えるんだ!

 

 水面近く(と言っても15m位)に降下させると、船から手を振られました。
 見えるんだ!船に追従する様に橋をくぐって帰還させました。

 やっと昼食

 時刻は午後3時に少し前、やっとの昼食です。
 いか活き造り膳 ¥2860です。
 いかの活き造り、いかしゅうまい、下足のお好み、小鉢、お吸い物、ご飯、香物、デザートになります。
 足がウネウネ動いています。
 気のせいか、目が僕をみている気が・・・。(笑)

 いかしゅうまい

 いかしゅうまい、は初めて食べました。
 美味しいけれど、一つでは物足りないナ。

 下足の天ぷら

 身を食べた後のゲソはお好みで料理してもらえます。
 僕は天ぷらにしました。

 で、その評価は?
 確かに活いかは新鮮で美味しかったけど、これを食べるためだけにワザワザって気はしませんね。
 一番美味しかったのが下足の天ぷらだったら“活”の意味無いのでは?
 “大間のマグロ”もしかりだけど、やはり・・・ですね!

 お土産

 それでもやっぱりお土産は購入しておかないと。
 町まで戻ってこのお店で『ご機嫌取り』を購入しました。
 イカの塩辛で冷蔵庫が埋め尽くされそう!

 空撮4回目

 午後4時に5Km先の本日の空撮予定の4箇所目に到着しました。
 “七ツ釜園地”です。
 飛行申請時間が午後5時までなので多少は急がないとっ!

 離陸ポイント探す

 cw号からは公園内を歩いて離陸ポイントまで行きます。
 目標物の近くまで行けるのだけど、少し手前の高台を目指しました。

 高度145m

 まずドロ君を高度145mまで上昇させて、cw号までを含めた全景をパチリ。

 “象の鼻”

 右下が“象の鼻”と言われているらしいけど、アングルが逆でそう見えません。
 左奥が“七ツ釜”になります。
 では降下しながら接近しましょう。

 縄張り争い

 ん?モニターに多数の鳥が写って来ました。
 またアイツか!
 もう少し近づくとやはり『トンビ』の様でした。
 経験上、一番厄介な鳥さんです。


 居なくなるのを待ちながら、遠景での“七ツ釜”を空撮しています。
 さすがに145mの高度までは鳥さんも上がって来ませんでした。
 本当に7つ大穴があいていますね。

 国の天然記念物

 群れの隙を狙って降下して穴に近づきました。
 長年の荒波によって作られた洞窟です。
 玄武岩の“柱状節理”が確認出来ました。

 敵の追跡

 比較的低高度でドロ君を帰還させようとすると、ヤツ(右上)が追って来ました。
 しかも上空にはお仲間もウヨウヨと!
 着陸態勢になったドロ君の上をグルグルと旋回飛行しています。
 上から掴もうとしたら君の足なんてプロペラでチョン切れるヨ。
 っても、高速で回転するペラなんて見えてないでしょうが。
 そしてドロ君だって相打ちで墜落します。
 でも何とか無事に着陸させてホッと出来ました。

 寄り道

 経路からは少し寄り道になるけれど、標識につられて来ちゃいました。
 “湊の立神岩”駐車場です。
 
 角度悪し

 “湊の立神岩”は2つの巨大な玄武岩の柱が並んでいるのですが、角度が悪く一つしか撮影できませんでした。
 ま、ここはオマケなので良いか。 

 今日のお風呂

 唐津湾に沿って福岡方面に進み、30Km程走行して本日のお風呂に到着しました。 もう時刻は午後7時になっています。
 ここの受付で聞くと「¥500で車中泊できます」との事。
 予定では少し先の公園駐車場だったけれど、これなら手間が省ける事になります。
 食事と入浴セットメニューなるものが有ったので車中泊代と合わせて支払いました。
 ここ、何気に来ましたが凄かったです。
 露天風呂には『ワイン風呂』『抹茶風呂』『壺風呂』『酒粕風呂』『ヒノキ風呂』と豊富な浴槽が有り、サウナもドライ/塩の二種類揃っていました。
 また洗い場には遠赤外線の石が引かれていて冷たく有りません。
 しかし営業時間が午後9時半までなので、食事時間を考えるとそんなにゆっくりは浸かっていられませんでした。 残念!

 食事施設

 湯上がりには座敷の食堂へ行きます。
 この日は日曜日だったので午後9時近くでもまだ結構な利用客が食事していました。


 カキフライ定食にしています。
 入浴とセットで¥1920でした。
 4つは少なめ? でもカラっと揚がっていてとても美味しいカキフライでした。
 そういえば、瀬戸内海からここまでカキは食べていなかったナ。
 食事が終わる頃には閉店時間間際となってしまいました。

 このお風呂、かの“弘法大師”がマムシに噛まれた農民を見て湧出させた薬水が元とか。  本当に効くのかな?
 兎に角、食事も車中泊もセットに出来て、湯種も豊富で素晴らしいお風呂でした。
 入浴¥880 車中泊¥500 で○ですね。 
 もっと営業時間が長ければ◎ですが。

 そんな訳でこの日の宿泊地はここになりました。
 明日も空撮3箇所を含んだ長距離走になるので早めの就寝午後11時としました。
 振り返れば、もう少し日程を取って“伊万里”から“呼子”にかけての複雑な沿岸を周りたかったナ。

○ 立ち寄り道の駅
  ゼロ  僕の長旅で初めて

○ 空撮
  大バエ灯台
  宮ノ裏
  呼子大橋
  七ツ釜

○ お風呂
  まむしの湯  ○ 湯種豊富 食事と車中泊が出来る ¥880+¥500

○ ハイタッチ
  1回

※ 走行距離262Km 計2660Km
 この日は我ドロ君が大活躍した日でした。
 特に身代わりとして頑張った『本土と繋がった道の最西端』の空撮は白眉でしたね。
 ただ『有名には気をつけろ』の教訓を再認識した日でも有りました。
Posted at 2023/04/29 16:42:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2023年04月28日 イイね!

NO.1237 充実度ナンバーワンかも? 2023年春旅-8

NO.1237 充実度ナンバーワンかも? 2023年春旅-8 4月8日はこの旅で最初に目的地候補に挙げたポイントが多数有るルートを巡りました。 走行距離は少なめだけど、立ち寄り箇所の多さと滞在時間を考慮するとそんなにノンビリはしていられません。
 当初逆回りだった予定図を見返しながらルート設定すると、時間的に翌日回しになりそうなポイントも2箇所あるけれど臨機応変しましょ!

 思い入れが強い場所が多いので選抜した画像は多めの67枚!
 画像だけの飛ばし見用にタイトル付けておきましょう〜。

 4月8日朝6時のcw号

 今日もとても天気が良さそうで安心しました。
 昨晩到着時は真っ暗だったので気が付かなかったけれど、こんなにも海の近くだった事に驚きます。

 “道の駅・夕陽が丘そとめ”

 海沿いでもちょっと高台に上がった場所にある道の駅で、車中泊車が多数駐車しています。 散歩がてらに確認したら、一番遠方は室蘭ナンバーでした。

 お仲間発見

 cw号の斜め前には『お仲間』がまだ就寝中でした。
 ナンバーを見ると水戸ナンバー、遠方で地元(近く)のクルマと出会うと何だか嬉しくなります。 ヘンテナ(自作アンテナ)と屋根上にはソーラーパネルが3枚並列繋ぎされてるみたいです。
 手作りらしく、とても苦労した形跡が見られますが良く出来ていると思いました。 (上から目線でスミマセン)
 お会い出来ればお話しでもしてみたかったけれど、cw号出発(午前7時半)までには起床されませんでした。

 遠藤周作文学館

 海側に下って行くと“遠藤周作文学館”が有りました。
 それにしてもこの東シナ海を見渡す景色の素晴らしさヨ!

 朝食調達

 昨晩到着前に数件立ち寄ったコンビニは品薄だったので、この日の朝食は走り出して20分程の“大瀬戸”のセブンイレブンで調達しました。

 フェリー乗り場

 場所が丁度フェリー乗り場の目の前で、着岸した船からは通勤客が降りて来ました。 すぐ目の前の“松島”から通勤しているのかな?
 毎日船で通勤ってのも少し憧れますネ。

 ジジイの朝飯

 段々と少食になってきてますね。
 昨日のお風呂で計量したら又1Kgの増量でしたから。(笑)

 “大島大橋公園”

 朝食後に更に20分走行して到着したのが“大島大橋公園”です。
 本土から“寺島”〜“大島”〜“蛎浦島”〜“崎戸島”へと架かる4つの橋の一番目の“大島大橋”のたもとに在ります。
 とても綺麗な公園で、この日は土曜日だったので3台のツーリングバイクが休憩していました。 cw号の側面に反射して映ってますね。
 僕もこのあたりの綺麗な景色の中をバイクで走りたい!

 四島横断

 合計6つの橋を渡り、最後の“崎戸島”の突端にある場所までやって来ました。

 展望台駐車場

 ナビが終了した場所では何も見当たらず「間違ったかな」とも思いましたが、細い道を進んでみるとホテル“天涯の城”(改装中)の裏にココが隠れていました。

 “北緯33度線展望台”

 cw号から歩いて数分でここに着きます。
 “北緯33度線展望台”です。
 ここまでの道のりが4つの島(それもかなり狭い道を含む)を通過する事、最後の方は行き止まりの雰囲気まで漂わしていた事も有り『最果て感』が満載でした。
 かなり西方に走ったけれど、これでもまだ最西端ではないのです。

 ジジイの自撮り

 自撮り用の台(影)が用意されていたので恥ずかしながら。(笑)
 ここから見えていた五島列島は当初この旅にも組み入れていましたが、日程的に厳しくて宿題となっています。 いつかかならずきっと・・・。
 この様な金属製モニュメント、我社にも発注来ないかナ。
 「お安くしときますヨ」

 空撮

 ここでは飛行許可申請していませんでしたが、飛行が海上で近くに第三者もいなかったのでスマホにて飛行申請をしてからドロ君に離陸してもらいました。
 遠くにcw号が見え、手前には草に覆われた“旧日本軍佐世保鎮守府聴音所跡”が見えています。

 自撮り空撮

 ドロ君のバッテリーに余裕が有ったので、cw号へ戻る道筋で自動追跡録画させてみました。

 おかえりなさい

 我ドロ君、見事に障害物を避けながらcw号までついて来てくれました。
 本日この後にもう一回空撮予定があるので、バッテリーを充電状態にして次へとスタートしました。

 “道の駅・さいかい”



 4つの島を戻り、本州上陸して30分で“道の駅・さいかい”で休憩します。
 小さめな道の駅ですが、『みかんドーム』が目を引きます。

 みかんソフト

 この辺はみかんが名産なのですね。
 当然の様にに『みかんソフト』¥350をナメナメしました。
 汗をかく程の陽気だったこともあり、とっても美味しかったです。
 但し濃厚な味なので、あとで清涼飲料水は必須になります。

 “佐世保シーサイドパーク”

 そこから一部自動車道を走行して約40分で“佐世保シーサイドパーク”までやってきました。
 途中に有る有名な『ハウステンボス』は素通りです。
 ジジイ一人で行ってもね〜・・・。 (笑)

 佐世保港

 佐世保港が見渡せます。
 長崎と似ているんだろうと思っていましたが、佐世保の方はそれ程山が迫っていない感じでした。

 “新みなとターミナル”

 綺麗なターミナルビルです。
 ここから“五島列島”へ向かうフェリーを予約する為にネットで色々調べた事もあり、記念(残念)にパチリ。 いつかかならずきっと・・・。

 SASEBO軍港クルーズ

 SASEBO軍港クルーズが出港前のレクチャーをしているところでした。
 軍港巡りには興味を惹かれますが、事前予約が必要との事で強制パスです。

 佐世保バーガー

 昨年“めかりPA”にて既に閉店されていて食べられなかったリベンジに本店にやって来ました。
 “佐世保バーガー本店”です。

 ウエスタン調店舗

 市内から15分位走った山の上にあるウエスタン調の建物です。
 土曜日だからでしょう、県外ナンバーの車やツーリングライダーでとても混み合っていました。


 高台なので佐世保湾の反対側の“九十九島”が見渡せます。
 大小208もの島が浮かんでいるそうです。
 瀬戸内海とは違った小島の点在する景色に感動しました。
 このあたりで映画『ラストサムライ』がロケされたそうです。

 店内風景

 周辺を撮影してもまだ待ったので店内をパチリ。
 ん?そんに混んでいない? 団体さんが退店したあとですから。

 受け取りカウンター

 展示物を見てウロウロしていたら持たされたブザーが鳴りました。
 10分位はかかったな。

 スペシャルバーガー

 スペシャルバーガー¥850を2つテイクアウトしました。
 時刻は午前11時半でしたが、これを昼食にはしませんでした。

 回転寿司“ミラクルあおば”

 それはこの旅ではまだお寿司を食べていなかったからです。
 検索すると20分程度の場所にココ“ミラクルあおば”が見つかったので向かいました。

 第一陣

 最初は白身魚と貝から始めます。
 つぶ貝・たい・ひらめ・すずき

 2回戦

 次は脂っこく、まぐろ中トロ・大トロ、ハマチ。

 サイドメニュー

 サイドメニューは赤だし味噌汁に茶碗蒸し。

 ラスト

 ラストはエビ・イカ・タコにカッパ巻きで締めました。
 気持ち少なめにダイエットを意識してます。
 九州はマグロは苦手なのかな?
 その他の白身魚は大変美味しゅうございました。
 ¥2600  
 
 4極の締め

 cw号製作から2年半、旅をする事25000Kmでついに到達しました。
 途中には「これ生活道路じゃね?」って狭い道を走りながら。 

 “神崎鼻公園”

 日本本土最西端“神崎鼻公園”です。
 本州最西端の“毘沙ノ鼻”は訪問済みですが、コチラは正真正銘の本土最西端です。

 遊歩道登る

 駐車スペースからは遊歩道を少し登ります。
 海沿いの岩礁づたいにも行けますが、底が柔らかいドライビングシューズなので舗装路で。

 でも下る

 でもモニュメントまでは結局は下ります。
 駐車場にはかなり観光客がいたけれど、丁度この時は僕一人でした。

 モニュメント

 

 結構立派なモニュメントが建てられていました。
 最北端“宗谷岬”・最東端“納沙布岬”・最南端“佐多岬”と来訪してきて、ここ最西端“神崎鼻公園”で遂に4極達成しました!
 僕は特に『到達証明書』には興味が無いので取得していませんが。
 写真と映像があれば(残れば)満足なのです。

 空撮

 ここでも空撮しました。
 この場所でこのアングルでの記念写真が撮れれば僕には証明書よりずうっと価値が有るのです。
 ちょっと風が強めだったけれど、もうチャンスは無い?だろうと離陸です。
 3シーン撮影したところで近くに観光客が来たので急いでリターンホームさせました。
 一応、第三者の30m以内は飛行禁止(僕は許可有りだけど)なので、安全策です。
近づいて来たのは中国人観光客3人で、ドローンを見てカタコトの日本語で「ソレスゴイデスネ」と話しかけられたので「これ中国製ですよ」と喜ばせてあげました。
 これでこの旅の重要ポイントを押さえることができ、感慨深いものが有ります。

 最北端“宗谷岬” 2021年9月7日


 最東端“納沙布岬” 2021年9月10日


 最南端“佐多岬” 2022年4月9日


 この他に“本州”最北端“大間崎”に最南端“潮岬”に最西端“毘沙の鼻”も訪れていますが、本州最東端だけはどうしてもクルマでは行けない岩手県宮古市に有ります。
 そこは近くの“道の駅・みやこ”まで行っているのでオマケだな。
 イヤイヤ、意地っ張りな僕ですからネ、体力と相談だな・・・。 (笑)

 “道の駅・昆虫の里たびら”

 40分走行して“道の駅・昆虫の里たびら”に立ち寄りました。
 ここまでも道が海岸沿いになれば大小の島々が浮かぶ風景が見渡せます。
 数カ所、展望ポイントでcw号を止めて撮影しました。
 こんな時時計回りが便利なのです。
 ここへは午後3時前には到着してますが、襲って来た睡魔に勝てず1時間半程お昼寝しちゃいました。
 この旅で初めてのシェル内仮眠です。

 カブト虫

 でっかいカブト虫が目印になっています。
 この辺では昆虫食が盛んみたいです。

 売店に変わった自販機

 午後5時には閉店になるだろうからその前に売店に入ろうとすると!
 昆虫食自販機がありました!!
 イナゴすら食べられない僕は勿論パスですが。 (笑)

 夕食材調達

 今夜予定のお風呂施設の食堂は休止中なので、ココで夕食用の食材を調達しておく事に。
 ついでに数点お土産も買っておきましょう。

 “平戸大橋”

 そこから10分も走れば“平戸大橋”を渡れます。
 “平戸島”側に渡った公園から橋をパチリ。 
 
 『あなたへ』ロケ地

 この島では“高倉健”さんの遺作となった映画『あなたへ』のロケ地を巡りました。
 ここも良く映っていた“平戸市薄香漁協”です。
 近くの“高倉健 記帳所”は休業中でした。

 次に向かったロケ地

 漁協裏の空き地にcw号を駐車して歩きました。
 小道を辿りながら見覚えのある路地を上がって行きます。

 “富永写真館”

 ここにあった写真館で、劇中“高倉健”さんが亡くなった奥さんの写真を見つけて語りかけるシーンが印象的でした。


 が! 老朽化? すでに解体されてしまっていました。
 入り口の石段が面影を残していました。 残念!
 元々民家を改装して撮影したそうで、そのご無人となり解体の流れでしょうか?
(未確認)

 漁港岸壁

 そのまま歩いて漁港の岸壁までやって来ました。
 この辺に“健さん”の手作りキャンピングカーが止まっていたのか・・・。

 “薄香漁港”

 映画上映後はしばらく賑わっていたそうな漁港も今はひっそりとしています。
 もう少し歩きましょう。

 “浜崎食堂”

 すると左手に“浜崎食堂”が。
 主人公が宿泊し、ここでは“綾瀬はるか”が働いていたんだ。
 映画の時には向かって右側に民家が有った様な・・・

 漁船“そよかぜ”

 もう少し岸壁を歩いて行くと!
 映画ラストで“健さん”が散骨する為に乗船した船が!
 まだまだ現役で頑張っている様です。

 階段

 散骨から戻って来た船長“大滝秀治”さんがこの階段を登り「久し振りに綺麗な海ば見た」で感動です。
 “浜崎食堂”のすぐ目の前だったんだ!
 島にはまだまだ巡りたい場所が残っているけど、今日はこの辺にしておきます。

 そろそろ夕日が沈みそうになって来たのでお風呂へ向かいましょう。
 
 “なごみの湯”

 “平戸大橋”を又渡って15分位で到着したのが“なごみの湯”です。
 ここは“サムソンホテル”に併設された日帰り温泉になります。
 最初入り口が判らずにホテルエントランス前にcw号を止めて聞いてみると「脇の道を進んだ奥に温泉入り口が有ります」との事。
 ちょっと迷った。

 平戸島に沈む夕日

 シェル内でお風呂道具を準備して表に出ると、丁度“平戸島”に夕日が沈もうとしています。
 露天風呂から眺める為には急がないとっ!

 施設内

 受付で尋ねるとやはり食堂は休業中だそうで、調達済み食材が役に立ちます。
 左程広くは無いけれど、サウナ/水風呂/ジェットとまずまずの湯種。
 そして最高なのが露天風呂からの眺め。
 “平戸島”の向こうに沈む夕日から“平戸城”から“平戸大橋”までの絶景を堪能できました。
 この露天風呂からの眺めは今までのトップクラスにランクインです。

 ライトアップ平戸大橋

 これはcw号に戻っての撮影ですが、このライトアップされた“平戸大橋”と

 ライトアップ平戸城

 これまたライトアップされた“平戸城”も露天風呂から眺められました。
 夕日からマジックアワー、そして夜景になるまで露天風呂でずうっと眺めていたので少しのぼせ気味になっちゃいました。 (笑)
 ここはまた絶対に来たいと思えるので◎ ¥900
 しかし予定した宿泊地まではまだまだ走行せねば!

 調達食材

 20Kmを30分で到着した“道の駅・生月大橋”で夕食の準備をします。

 ゆでうどん

 この時は走行充電でサブバッテリーは満タン。
 IHコンロの出番です。
 道の駅で購入した『あご出汁うどん』を茹でながら、おつゆの方はカセットコンロを使用し、ごはんは電子レンジでチンしました。
 缶ビールも冷蔵庫でキンキンです。
 そしてネット動画を見ながらだったのでcw号搭載の家電がフル稼働です。

 ビールで乾杯

 地元の採れたて刺身で乾杯!
 お刺身5種の新鮮な美味しさったら、アッという間に一杯目のビールは空です。
 特に手前左の『ヒラス』(ヒラマサ)が絶品! こんな高級魚が道の駅に!
 ブリ(上右)より脂が少なく、サッパリと上品でコリコリした食感でした。
 そして備え付けのお醤油は九州の例に漏れずに甘口です。
 常備している生醤油とわさびの出番でした。
 しかしここで調子に乗ると後で心臓発作が起きそうなのでオサケのお変わりは我慢我慢。

 僕の好物

 僕は暖かい白ご飯にお刺身が大好きで、実は酢飯のお寿司はその次になります。
 またこの『あご出汁うどん』が予想以上に美味!
 合計¥800の豪華な夕食となりました。
 この地元買い出し飯は以後癖になりそうです。

 デザート

 食後のデザートだって忘れていません。
 この辺の名産とは知らなかったイチゴとここまでどこでも見かけたハッサクをペロリしちゃいました。 (イチゴは半分)
 こりゃまた太るな・・・。(笑)

 お風呂でゆっくりし過ぎて道の駅に到着したのが午後9時過ぎ、それから宴をしたので就寝は午後12時になってしまいました。
 やはり朝立てた予定は詰め込み過ぎでした、2ヶ所を明日送りにして「おやすみなさい」

○ 立ち寄り道の駅
  さいかい
  させぼっくす
  たびら
  生月大橋

○ 空撮
  北緯33度展望台
  日本本土最西端 神崎鼻公園

○ お風呂
  なごみの湯 夕日のタイミングなら◎ ¥900

○ ハイタッチ
  0回

※ 走行距離189Km 計2398Km
 走行距離は少ないけれど、見どころ満載の充実した1日となりました。
 4極到達達成が嬉しく、念願のロケ地も廻れ、絶景露天風呂と地元飯で大満足です。
 【^_-】!
Posted at 2023/04/28 18:36:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2023年04月27日 イイね!

NO.1236 島原〜長崎 沿岸走破 2023年春旅-7

NO.1236 島原〜長崎 沿岸走破 2023年春旅-7 この旅も7日目となり、いよいよ九州左肩の複雑な沿岸を巡ります。
 天気予報も午後からは晴れると言う事で綺麗な景色が楽しめそう。
 “道の駅・しろいし”から有明海沿いに南下、島原から長崎までのルートです。

 前日無駄とも思える熊本までの南下ルートを取る変更までした『時計回り』が始まります。
 僕の今までの長旅のルートを見ると判るのですが、過去の北海道/九州や房総半島/伊豆半島を巡った旅は『時計回り』にする事が多いです。
 これは経験上で太陽の向き(順光が多い)と左側通行だと海側を走行する事になり、ビューポイントでの停車/駐車が容易になるからです。
 よってこの日からは当初の予定ルートを逆走する事になり、宿泊ポイントは流動的となります。


 “道の駅・しろいし”はまだ新しい施設で駐車場も広くて静かで安眠出来ました。
 場所柄?かcw号の他に車中泊車は少なかったです。
 混雑していて駐車場所に困るのも考えものですが、あまりに閑散としているのも寂しくなりますね。 


 昨晩到着前に調達した朝食を取り、本日の予定ルートをタブレットナビに設定したら出発します。


 走り出してまだ30分ですが“道の駅・鹿島”に停車しました。
 経路上に道の駅があればちょっとの時間でも立ち寄って見るつもりです。


 この辺は有明海の干拓で有名です。
 水族館の様な施設が併設されていました。


 この時は潮が満ちていて干潟は見る事ができませんでした。
 潮が引けば泥んこ体験が出来るそうです。 (やりませんが(笑) )


 そこからものの5分で次の“道の駅・太良”が有りました。
 こんなに近くに作る理由が不明で、税金の無駄遣いになっていなければ良いが・・・。


 これから向かうビューポイントの説明が有りました。
 この頃になると雨はやんだけれどまだまだ曇り空です。


 25Kmを30分で到着したのが“雲仙多良シーライン展望所”です。
 7Kmの干拓堤防道路の中間にある展望所で、道路が繋がっているだけだと思っていたのに立派な堤防になっていて、この工事は大変だったろうと思います。


 歩道橋に上がってパチリ。
 “雲仙”へのショートカット路とした生活道路になっているのでしょうが、まだ午前9時前なので交通量は少ないです。


 ここでドロ君の登場です。
 近辺に大型の鳥類(トンビ)が数羽飛んでいたので注意せねば!
 彼らはとても縄張り意識が強いのでバードアタック注意です。


 一旦堤防の橋まで飛行させ、有名な“諫早湾干拓北部排水門”から“南部排水門”まで空撮しました。
 が! 着陸後に確認すると動画が記録されていない!
 どうもVerアップしたアプリが正常に作動していないようだ。
 それでもこの静止画は記録されていたので我慢しましょう。
 今晩就寝前にアブリの再確認せねば。


 島原半島に入ってすぐの雲仙瑞穂にて給油しました。
 455Km走行して30.7Lの給油は14.8Km/Lのまあまあの燃費でした。
 この時SSマンに「コレ、スズキの特装車ですか?」と尋ねられました。
 DIYの説明しましたが、メーカー製と間違われるのは僕に取って勲章もらった様なものです。 (うれし)


 有明湾沿いを南下する事1時間で“道の駅・みずなし本陣ふかえ”で小休止しています。
 工事中なの? なんか閉店している様な道の駅でしたがトイレは利用できました。


 島原半島南端の“南島原イルカウォッチング”からは昨年周遊した天草が望めました。
 さあここからが大変!
 島原半島西側の町で昼食にしようにもまだ時間が早く、そのあたりを通過してしまうと食事施設が見当たりません。
 県道34号に入ってからはクネクネ道の連続で食事どころではありませんでした。
 でも、このあたりの景色は素晴らしかった!


 「もういっちゃえっ」とばかりに長崎県の最南端まで来ちゃいました。


 “権現山展望公園”に到着です。
 端っこ好きには困った物です。(笑)


 ここからは有明海を離れて東シナ海を眺める様になります。
 この頃になると天気はピーカンです。


 こんな最果てに食堂なんぞ有りません。
 午後2時にレンチン食での遅めの昼食とします。
 素晴らしい景色がおかずになり、とても美味しく感じられたカレーライスとヌードルでした。
 これもこの種のクルマの醍醐味の一つかと。
 テーブルの奥ではドローンのバッテリーを充電しています。
 ここでは飛行申請していないので飛ばしませんが。


 長崎市内へ向かう国道499号で途中停車して。


 何かと騒がしい“軍艦島”(端島)を撮影しました。
 長崎港から遊覧船が出ているそうですが、波/風の影響でなかなか上陸するチャンスは少ないそうです。


 長崎市内に入りまず訪れたのが“平和記念公園”です。
 駐車場からはショートカットして行けますが、せっかくなので正攻法で向かいました。
 これは正面入り口にあるエスカレーターです。
 公園へは結構上がるので年寄りには助かります。


 “平和の泉”の真正面に“平和祈念像”が見えています。
 石碑に刻まれた言葉・・・。 残酷です・・・。


 50年ぶりに又会えました。 あの頃が懐かしく思い出せました。
 次が有っても無くても、僕がこの世から消えても平和を祈り続けてくれるでしょう。
 沢山撮影して、また目にも焼き付けておきました。

 ここでの観光客は日本人が半分、残りの半分はC/K/西洋人でした。
 日本人のシンミリな表情と外国人のハッピーな表情が対照的です。


 市街地にもどって有料駐車場にcw号を止めます。
 坂が多く狭い町ですが、この様なコインパーキングはアチコチに有りました。
 目的地目の前に丁度空いている駐車場が有りラッキー!


 長崎と言えば“眼鏡橋”でしょう。
 50年前の修学旅行時には訪れて無く、1982年の長崎大水害では半壊してしまいもう見られないと思っていました。
 ま、こんな観光名所を修復しないわけありませんよネ。


 川面に降りるとこんな飛び石が。
 何人かの観光客が渡っていたので僕も倣います。


 下からのアングルでパチリ。


 もっと近づいてパチリ。
 ここから上がれると思いきや?この先水没していてUターンしました。
 ここでも観光客比率は“平和記念公園”と同等です。


 もう一つ長崎と言えば? そう『チャンポン』でしょう。
 中華街まで歩くには遠く、わざわざクルマで移動して観光客目当てのお店でハズレを引いたら堪りません。
 そこでググって近くの商店街に有る町中華のお店に決定しました。
 “眼鏡橋”からは歩いて2〜3分、長崎にあるのに“よこはま”と言うお店です。


 メニュー表の『特製チャンポン』に目が行きましたが、聞くと色々な具材が追加されていて本来の味から外れそうだったので普通のチャンポン¥880にしました。


 時刻はまだ午後5時の早夕飯です。
 早めの夕食で深夜に空腹で目覚めたく無いので餃子¥500と半ライスも追加しています。

 全国にあるチェーン店のチャンポンとは一味違い(アッチも嫌いではありませんが)、特にスープのコクとクリーミーさが際立っていました。
 麺もよく食べていた物よりモッチリ太めで美味しかった。
 但し、ココでも餃子のタレが既に酢入りの物しか無い・・・。
 これって九州ではデフォなんですかね。
 餃子自体は皮も具も焼き加減も良かっただけに残念でした。


 長崎港の反対側へ向かい、驚く様な急坂を登ってこの日のお風呂に到着しました。
 途中の坂道発進では普段なら使わないサイドブレーキを併用しましたから。
 高台にある施設からは長崎港が一望出来ます。


 “稲佐山温泉ホテルアマンディ”です。
 日帰り入浴¥800。 別に入湯税¥30が必要ですが、僕は何も示していないのに免税(65歳以上)されました。 見た目で判断した? ¥30の得でもなんかガッカリ
(笑)


 観光ホテルのお風呂ですからそんなに広くはなかったけれど、綺麗に手入れされて清潔感が有ってサウナ(ドライ/塩)/水風呂/パリ風露天風呂にジェット湯と湯種も豊富でした。
 なにより露天風呂から一望できる長崎の夜景が素晴らしかった!
 但し、駐車場からのアクセスがエレベーターで行ったり来たり(B1F〜3F〜1F)と面倒臭かったです。
 
 午後9時までゆっくりしたら宿泊地“道の駅・夕陽が丘そとめ”まで32Km を頑張って走行して午後10時に到着しました。
 この辺は逆回りにしたルート変更の弊害になってます。

○ 立ち寄り道の駅
  鹿島
  太良
  ふかえ
  そとめ

○ お風呂
  稲佐山温泉ホテルアマンディー  △ ¥800 眺め良しでも施設内が迷路
 
○ 空撮
  雲仙多良シーライン

○ ハイタッチ
  0回

※ 走行距離299Km 計2209Km
 この日からいよいよこの旅のメインの一つ、九州左肩の複雑な沿岸を巡り出しました。 瀬戸内とは違った入江と島々を眺めながらのドライブは時計回りで正解です。
【^_^】
Posted at 2023/04/27 16:51:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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何シテル?   05/04 14:44
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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