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2022年10月05日 イイね!

NO.1215 半日遅らせるグルメ 2022年夏旅-11

NO.1215 半日遅らせるグルメ 2022年夏旅-11 9月11日はもう旅の11日目、北海道に来て一週間が過ぎました。
 スケジュールを消化して行き、残りが少なくなると段々と寂しくなって来る頃になりました。 いよいよcw号の向きが函館方向に変針しだします。
 と言ってもまだ500Km以上有りますが。
 今回は“道の駅・なかさつない”から“道の駅・ウトナイ湖”までの記録です。


 午前6時の“道の駅・なかさつない”で目覚めたcw号。
 この日も施設が営業開始するまで待機時間が有ります。
 ココ、時間帯/風向きによっては牛さんの匂いが漂います。
 夜はかなり・・・だったけれど朝は無臭でした。


 夜中に寒さで目が覚めてしまったので、電気敷き毛布が登場しました。
 その時のシェル内温度は10°cを下回っていました。
 特に標高が高い場所ではないけれど、さすが北海道ですね。


 施設と別に地域の特産物などの販売所が並んでいます。
 この日は営業開始まで滞在するので何かお土産を物色しましょう。


 指定のゴミ袋を購入すればゴミの回収をしてくれるのが有難い。
 昨日の士幌/帯広周辺も同様だったから、この辺の道の駅は長期旅行者にやさしいですね。
 道南/道北はまったくゴミ捨て不可でしたから。(稚内キャンプ場除く)


 午前9時営業開始するとすぐに指定ゴミ袋¥80/枚を購入しました。
 4日分のゴミ処理が出来るとルーフキャリアバッグが軽くなります。
 ここで処理しておかないと以後がいつになるか不明です。


 お土産購入して道の駅に貢献したら「お世話になりました」とスタートしました。


 ものの10Kmで本日の第一目的地に着いてしまいます。


 とてもベタですが、旧国鉄広尾線の幸福駅の跡地です。(笑)
 「行った事あるヨ」の為にも。


 綺麗に整理された敷地の中にディーゼル気動車が置かれています。
 行ってみましょう。


 有名ですね。


 『国鉄キハ20系気動車』


 運転席が見えます。


 客席に座ってみました。 とても硬かったです。


 後方に除雪車も置かれていました。


 気ままに旅が出来る僕はもう充分に幸福なので、花ナメでパチリしたら次へ向かいました。


 15分程で次のセット駅?(笑) “愛国交通記念館”にも立ち寄りました。


 こちらには蒸気機関車が置かれています。


 案内板も年季が入っていますネ。
 大正7年製か。


 駅前広場の向かい側には放置?されたこれも。
 客車の最後尾? 車掌車? 手入れなしのボロボロでした。


 展示館になっている駅舎内を見て回ったら次へ向かいます。


 畑の中の一本道を15分走行して到着しました。


 “ジンギスカン白樺 帯広本店”です。
 午前11時開店に対して40分前でも既に行列が! さすがの人気店ですナ。
 この日は日曜日だから? 僕は10番目に並びました。


 開店すると続々と入店しました。
 その頃に並んでいたのは40人位だったか、一巡目で全て入店出来た様です。


 マトンとラム各1人前を注文。 すぐに配膳されました。
 希少部位『ラムサーロイン』はこの日は入荷が無く注文できず・・・残念!


 ひつじ年の僕は共食いですヨ。(笑)
 ラムは元よりマトンだって臭みは一切無し。
 今までの概念が覆る食感と味でした。
 特製味付けも美味しくご飯が進み、最初に頼んだごはん(小)では足りずにもう一度お替りオーダーしちゃいました。
 さすが「味付ジンギスカングランプリ」に輝くお店でした。
 有名人も多数訪れるとか。
 出発時間を遅らせて、半日無駄にしても価値ある昼食でした。
 もしまた北海道へ来れるのなら、ココも外せないポイントに加えておこう。


 さて、満腹になったので次へ向かいましょう。
 午前中まだ30Kmしか走行していません。
 日勝峠へ向かう途中の農道で思わずパチリ。
 日高山脈が綺麗に見えていました。


 2日ぶりに峠道を頑張って登ったcw号は“道の駅・樹海ロード日高”で休憩しました。 前後を乗用車に挟まれて緊張した登坂でお疲れでしょう。


 “日勝峠”からずうっと登って来た先に有るので休憩にはジャスト!
 まだまだ峠道は続くので気を引き締めて行きます。


 それから約1時間で“道の駅・あびらD51ステーション”に到着しています。
 名前の通りに鉄道資料館が併設されています。


 この中には




 D51 320号機が展示されています。
 日によっては野外まで出て来るそうですが、この日は午後2時までだったので30分間に合わずに残念でした。


 メカニカル好きには堪らない造形です。


 さすが、動態保存されているだけあってピッカピカです。
 黒い車体は油まみれで状態を保っているそうです。


 後方には貨車移動機が居て、これでD51を野外展示時に動かしているそうです。
 な〜んだ動態保存では無いのか! 流石に蒸気では無理が有りますね。


 それ以外にも表には


 キハ183(クラウドファンディングで保存)や


 車掌車と連結された貨車も展示されていました。


 朝方は電気毛布を使っていたのに、日中は汗ばむ位のこの日でした。
 シェル内でイチゴソフトが乗ったかき氷にたこ焼きでおやつタイムしています。 
 ここまで来れば次の目的地までは30Km余り、でも次第に市街地に入っていくので安全運転を心がけねば。 


 本日のお風呂へ向かう途中に宿泊地を通過するので一旦立ち寄っています。


 “道の駅 ウトナイ湖”は施設自体は工事中で、トイレも仮設を使用の様です。


 すぐ裏には“ウトナイ湖”


 白鳥の湖ですか!


 本当に居ました。
 群れは対岸の遠くに居るのに、この一羽だけがここに。


 人馴れしているのでしょう、こんなに近づいても平然としています。
 野生の白鳥にこんなに接近したのは初めてでした。


 第二駐車場は公園の様な佇まい。
 静かそうなので夜はこの辺に泊まる事にしました。


 15分走って苫小牧の市街地に有るココが今夜のお風呂。
 “なごみの湯”です。
 少々古めだけど、種類豊富な浴槽(源泉かけ流し)とサウナ/ジャグジーと揃っていて食事も出来る。¥870 脱衣ロッカーが小さ過ぎなので評価は3だな。


 入浴後の食事は施設内では無く、隣に見えていた“回転寿し旬楽”にするつもりが・・・。
 ラストオーダーに間に合わず残念!
 もうお口がお寿司になっていたので近くの“スシロー苫小牧店”にしています。
 折角だから地元店が良かったナ。
 それでもネタはこちらの物でしょうから美味しかったですヨ。

 先ほどの宿泊地に戻ったらもう午後10時過ぎ、翌朝はいつもより早起きする予定なのでそそくさと就寝準備してバタンキューしました。

○立ち寄り道の駅
 日高
 あびら
 ウトナイ湖

○お風呂
 なごみの湯 ¥870 評価3 古い/高い/ロッカー狭い

○ハイタッチ 1回

※ 走行距離252Km 計3048.7Km 
  出発時間を遅らせてでも食べたジンギスカンは正解!
  日勝峠から追分までのワインディグも爽快走行出来た、そんな1日でした。
  【^_^】
Posted at 2022/10/05 13:34:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2022年10月04日 イイね!

NO.1214 念願のタウシュベツ 2022年夏旅-10

NO.1214 念願のタウシュベツ 2022年夏旅-10 自作キャンパーイベント参加の為に休止していた夏旅ブログを再開します。
 イベントの模様は後日にしましょう。 記憶が混ざって曖昧になりそう・・・。
 9月10日は“オトンルイ風力発電所”と共に「今行っておかないと」の場所が含まれた、“道の駅・かみしほろ”から十勝平野を南下して“道の駅・なかさつない”までの記録です。

 この日は道の駅での手続きが有ったので、営業開始まで朝はゆっくりとしていました。

  “道の駅・かみしほろ”朝7時のcw号

 キャンピングカー旅の人達は朝が早いので既に何台かは出発した様です。
 下がジャリのこの場所は?


 なのです。
 この周辺の道の駅は車中泊/キャンピングカーにやさしい所が多く、この様に専用エリアが有ったりゴミを収集(有料)してくれるのが有難い。


 場内をお散歩していたら、埼玉から来ているこんなKトラキャンパーさんが泊っていました。
 自作でとても軽量そうな作りなので、きっと走りは軽快でしょうね〜。


 つまらない(笑)朝食を取ります。 (サラダはセブン派です)


 その日のルートをタブレットのナビに入力するのはルーティーンです。
 ヤフーカーナビ、もっと経由地の入力を増やして欲しい!


 午前9時の施設営業開始にあわせて建物前に移動しています。
 この道の駅、まだ新しいこともあってとてもオシャレで綺麗です。
 インフォメーションカウンターにて手続きを済ませたらすぐに出発しました。


 国道273号を北上して約40Km、“丸山橋”を過ぎたここから林道へ入ります。


 “道の駅・かみしほろ”に前もって予約申請すると貸し出される鍵(¥1000)を使って


 ゲートオープン。


 “タウシュベツ川橋梁林道”は、ここから先は一般車乗り入れ禁止になっています。
 “上士幌町観光協会”以外にも北海道森林管理局 十勝西部森林管理署 東大雪支署への入林届けを提出(許可)したり、環境保護センターや管理する電源開発㈱ 上士幌電力所への連絡をしたりと手続きが大変でした。


 さてここからは余り整備されていない林道走行になるので、衝撃対策してから進みだしました。 (昨年の“函岳林道”で教訓を得てますから)


 時速20〜30キロで「ドッカン、ゴットン」しながら到着しました。
 この駐車場所からは徒歩になります。
 観光ツアー用のハイエースが先着していました。


 この様な道を150m位歩いて行きます。


 遂に辿り着きました!
 “タウシュベツ川橋梁”です。
 この『旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋』は年々老朽化により朽ち果てて来ているそうです。
 残っている内にこれて良かった!
 しかもこの旅の出発時点では水量が増えていて殆ど水没していたので、来訪時にはどうなっているのかがとても心配でした。
 その後の10日間で水位が下がり、半分位?はその姿を現していました。
 本当は乾季のまったく水が無い時が見応えがあるのですが、9月/10月でしかドローンの飛行許可が降りないのでその辺が難しい所です。


 折りたたみ椅子に腰掛けて、ドローンを準備。
 辺りの安全を確認したら離陸させました。
 

 高度を上げてまずは全景を撮影。
 アーチの5個めから先はかなり崩れているのが確認できます。


 高度を下げて接近撮影。
 この様な流木が橋梁跡を傷めるのでしょうね。
 しかし、ここを列車が通っていたのには驚きですね。
 もっともダム湖になる前はこんな水量はなかったでしょうけど。


 東側でも接近撮影。
 もうほとんとボロボロですね。
 見学者の中にはこの上を歩く不届き者も居るらしい・・・。
 僕はドロ君に代わりにに行ってもらいます。


 東側で高度を上げてみると、大雪山系“丸山/ウペペサンケ山”をバックに撮影できました。
 

 対岸まで飛ばしてみます。
 来る時に走って来た国道273号のタウシュベツ展望台への駐車スペースが見えています。
 ここからでも見ることは出来ますが、距離が1Km以上あるので小さくしか見えません。


 その駐車スペースから少し歩くとこの展望所が有ります。
 真ん中辺に人影が見えています。
 あまり近づけると驚かせてしまうので高度は100m以上取っています。

 さて、持参バッテリー3個を全て使い切り、20分×3本の映像が記録出来たのでそろそろお別れしましょう。
 もっと全景が見れる時に「また来れるかな?」 僕と橋梁の朽ち果て我慢勝負ですネ。(笑)

 最後に

 画像 ひがし大雪自然ガイドセンターHPより


 後ろ髪引かれながらゲートの所まで戻って来ました。
 ここで一旦降車してシェル内を確認、養生テープを剥がしています。


 ではサヨウナラ! 
 手続きが大変だったけれど、それに見合う体験(撮影)が出来て大満足の橋梁見学でした。


 帰りは273号を逆走、緩やかに下るこの辺だと走行車両の速度は時に3ケタにも達します・・・。
 cw号は堪らず左ウインカーで「お先にどうぞ」しましょう。


 “道の駅・かみしほろ”に戻って来ました。
 お借りしたゲートの鍵と通行許可証を返却します。
 「どうでしたか?」「お陰様でとても良い映像が撮れました」


 時刻は午後1時過ぎ、施設内のオシャレなレストランで昼食をとりました。
 ここ以外にもフードコートやキャンプ用品売り場等が有るとても近代的な道の駅でした。


 十勝ハーブ牛のハヤシライス ¥1500をいただきました。
 洋食に飢えていたから? とても美味しかった!
 ちと量が・・・お替りしたかった。 (笑)


 さーて、ドライバーがお腹一杯になったらcw号も給油です。
 442.7Km走行して30.3Lの給油だったので14.6Km/Lの燃費でした。
 昨日、遅れを取り戻す為にペースアップして峠道を駆け抜けた割には好燃費です。 これはそれまでのクルコンに頼り切った走行を止め、適時アクセルコントロールした成果でしょう。
 そしてこの日の林道走行を考慮して先送りした洗車もしてあげました。
 思ったほどに下回りは汚れていなかったけれど、フロント部分には夜間の激走の証である虫がベッタベタ状態でした。
 さあ、綺麗になったcw号はこれより南下を始めます。


 “道の駅・ピア21しほろ”もこの辺では人気の道の駅。
 試しに寄ってみました。


 いつもならソフトクリームと行きたい所ですが、この日はとても暑かったのでかき氷にしています。
 先の“かみしほろ”よりこちらの方が賑わっていた気がします。
 この近くには“うりまく/しかおい/しほろ温泉/おとふけ”と道の駅が沢山点在しています。 そしてこの帯広周辺の道の駅はどれも素晴らしいとの評判です。


 約40Km走行して“道の駅・ガーデンスパ十勝川温泉”に到着しています。
 ここも事前の計画では宿泊地候補にしていた道の駅です。
 温泉付きが便利だと思ったら・・・水着着用の混浴施設だったのでパスした訳です。


 そこから十勝平野の景色を眺めながら道道15号をひたすら南下、“幕別町”を通過して到着しました。


 最後の激坂を登り切って到着した“丸山展望台”です。


 NHKの施設の脇には“丸山神社”が。


 展望台に上がってみます。
 大きなアンテナの下のcw号。


 展望台からドロ君が離陸しました。
 こんな重要施設?の近くでも飛行許可が取れるのが不思議です。
 ここも前出の“Flyers”さんにて申請済みなので安心して飛ばせます。


 あれー、タイミング悪く夕日が雲に・・・。
 この日9月10日は中秋の名月の日だったので、僕の他には地元の家族連れさんがやって来ていました。
 

 “大樹町”なめの太平洋方向です。 十勝平野は広い!


 去年も走行した国道236号が“大樹町”へ向かって真っ直ぐに伸びています。
 この頃からドローンの挙動が少し変!
 たまに画像がフリーズしたり、機体が操作を受け付けなくなったり。
 やはりココのアンテナが影響しているのでしょうか?
 GPS信号を頼りにリターントウホームで帰還させました。
 しかし驚いたのは、家族連れで来ていた少年(10歳位)の視力の良い事と言ったら!
 はるか300m以上も離れて飛んでいるドローンを肉眼で認知していました。
 「あ、上がった」「こっち向いた」と。
 僕なんてまったく見えないのに・・・。 羨ましい限りです。


 月が出るまで待てない僕はふもとに降りてすぐのここで食事と入浴です。


 1日違いの去年の9月11日にもお世話になった“道の駅・忠類”の十勝ナウマン温泉です。
 ここもとても人気な道の駅で、無料のキャンプ場や公園が有り駐車場はキャンピングカーで一杯でした。
 お風呂は少し狭いけれど綺麗で種類も多く、眺めはそれ程良くない露天風呂も明かりの灯る雰囲気が最高でした。
 ¥600 評価5 キャンプ客多いけど、子供も含めてマナー良し。


 そしてこれもまた去年とまったく同じメニューの夕食です。
 十勝牛のガーリックヒレステーキ定食¥1600!!とざる蕎麦。
 去年その味/柔らかさに驚いたこのステーキをまた味わえました。
 大満足です。

 食後は30分程走行して“道の駅・なかさつない”に到着。
 珍しく“うめサワー”なんぞ飲んだものだから、午後10時は深い眠りに落ちた様です。

○立ち寄り道の駅
 ピア21しほろ
 十勝川温泉
 忠類
 なかさつない

○空撮
 タウシュベツ川橋梁
 丸山展望台

○お風呂
 ナウマン温泉ホテルアルコ ¥600 評価5 南の方が上向きです。

○ハイタッチ 0回

※ 走行距離196.7Km 計2796.7Km
  事前に手続きしていた空撮も予定通りに済ませることが出来、去年の味に吸い寄せられたこの日の記録です。
 それにしても十勝平野は広い!
 【^_^】
Posted at 2022/10/04 15:58:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2022年09月30日 イイね!

NO.1213 遅れ挽回・道央/道東駆け足旅 2022年夏旅-9

NO.1213 遅れ挽回・道央/道東駆け足旅 2022年夏旅-9 9月9日は旅の9日目、旅の後半戦に入ります。
 昨晩の頑張りで予定の遅れを半日分は挽回しています。
 それでもまだ急がなければならない事には変わりがありません。
 当初の立ち寄り地を2〜3ヶ所すっとばして行く事になりました。

 “道の駅・とうま”から層雲峡/美幌峠/阿寒湖/オンネトー/足寄を経由して“道の駅・かみしほろ”までの旅の記録です。

 朝6時のcw号

 この日は給油予定のSSが午前7時営業開始なので少し遅めの起床でした。
 深夜の長距離走でちょっと疲れたかも?


 朝食はしっかり摂ります。


 “道の駅・とうま”お世話様でした。
 旭川に近く、美瑛/富良野にもアクセスが良いからでしょうか、沢山のキャンピングカーが車中泊していました。
 では最寄りのSSへ向けてスタートしましょう。


 10Km程走ってココで給油しました。
 465.7Km走行で33.6L入ったので13.9Km/Lの燃費です。
 アレ?殆どクルコン走行だったのに、思いの外の悪燃費だな・・・。
 燃料警告灯が点灯してから30Km以上走行しているので、過去最高の給油量になりました。 ガス欠ギリギリだったかも?


 途中の“セブンイレブン”に立ち寄っています。
 ここは買い物だけではなくて


 『Flyers』に代行をお願いしていたドローン飛行確認証明書をネットプリントする為でした。
 この日の空撮場所の証明が手間取った様で、昨日メールにて届きました。
 それをセブンイレブンの『かんたんネットプリント』する訳です。
 その書類で申請してある飛行時間が午前11時から午後1時までにしてあるのです。  だから急がないと!


 それでも経路上にビューポイントがあれば軽めに観光はします。
 “層雲峡”の谷間の場所にcw号を停めて。


 まだ一人も観光客が居ないココは


 “流星の滝”を眺められる駐車場です。


 90mの落差を豪快に流れ落ちています。
 ちょっと日影になっているのが残念。


 すぐ近くに“銀河の滝”が有ります。
 

 こちらは落差120mだそうで、細く穏やかに流れ落ちています。
 豪快な“流星の滝”が男滝、やさしい“銀河の滝”は女滝とも言われるそうです。
 

 なんて撮影していたら観光バスが到着して、みるみる人だかりに。
 それでは僕はスタートしましょ。

 道は“大雪湖”をかすめて次第に勾配のきつい箇所が増えて来ています。
 やがて“石北峠”に差し掛かるとパワーの無いキャリイ号はクルコン速度を維持出来なくなりました。
 そこで気がつきます。 AT車ならキックダウンして速度を維持しようとする訳ですが、MT車の場合はギヤはそのままでアクセル開度だけで維持しようとするのです。 5速では登れない坂なのにアクセル目一杯を続けるので燃費が悪いかと。 自分でアクセル踏んでいないので判らなかった!
 横着しないで積極的にシフトダウンしようと思いました。


 時刻は午前9時30分、世界最大級の『からくり鳩時計』が有る“道の駅・おんね湯温泉”に到着しました。
 ココが本来の宿泊地だったので3時間遅れ位まで予定に追いついています。


 地元の特産物等を販売する売店が並んでいます。


 珍しい“とうきびソフトクリーム”を試してみました。
 とうもろこし独特の甘味で美味しかった。
 からくり時計が作動する時報まで待てない僕はサッサとスタートします。


 “北見市”(思っていたより大きい町)を抜けて“美幌”の町を過ぎると、いよいよ国道243号は山を登り始めます。
 意外に穏やかな登りで軽快に駆け上がったcw号は“道の駅・ぐるっとパノラマ美幌峠”で一休み。


 駐車場から高台へ登って来ました。


 有名な“美幌峠”についにやって来れました。


 眼下に“屈斜路湖”とその中に浮かぶ“中島”、その先には“斜里岳/標津岳/摩周岳”などの山並みが広がります。


 『ぐるっとパノラマ』と言われたら撮るでしょう、パノラマ撮影です。


 う〜ん、これから下るクネクネ道、スピスタ号で走りたい!
 ツーリングバイクが何台も気持ちよさそうに走り抜けて行きました。


 cwキャリイ号だって下りならそこそこ楽しめますヨ。
 数台、道を譲ってもらった位に。 (笑)
 そして去年も訪れた“道の駅・摩周温泉”でクールダウン。
 この辺で昼食の予定だったけれど、まだゆっくり出来ない僕は先ほどのセブンイレブンに購入したパンをかじりながら先へ進みます。


 昨年訪れた“摩周湖”はもとより、途中の“ペンケトー”、“パンケトー”を見渡せる“双湖台”や、“阿寒湖アイヌコタン”もすっ飛ばして到着したのが


 “オンネトー”です。
 

“雌阿寒岳”(左)と“阿寒富士”(右)を湖面に映す美しい湖です。
 

 展望デッキが有り、ここが“Flyers”指定の離陸場所になっています。
 が、この時は他に観光客が大勢いました。


 なので一段降りた湖面近くからの離陸となります。
 時刻は午後1時30分。 申請書の時刻に間に合わなかったけれど、多少なら大目に見てもらえるでしょう。
 “FISS”(飛行情報共有)の方はスマホから時刻の変更は済ませて有ります。
 高度70mまで上げています。


 地面からより高いところからの方が綺麗に写る“雌阿寒岳/阿寒富士”です。
 申請済み予定時間を過ぎているのでササッと周遊させましょう。


 湖の一番奥の方へ行かせてみました。
 水平角度からは見えない浅瀬が中程にあるのですね。
 遅刻の後ろめたさも有り、3テイク15分の空撮で終了しました。
 もちょっとゆっくりしたかったナ・・・。


 もう殆ど遅れを取り戻せたので、これからはゆっくり出来ます。
 “道の駅・あしょろ 銀河ホール21”までは比較的ゆったりとした下り坂でした。


 足寄駅跡に近いのでこの様な展示が有ります。
 

 そしてここはアノ有名人の出身地としても有名ですね。
 ミニコレクションホールの様になっていました。


 数カ所にこんな看板?が。


 地元にとって大事な有名人ですから。


 さて、少し余裕が出来たのでこの旅2回目の洗濯となりました。
 本当は宗谷で海水を浴びたcw号も洗車したかったのですが、翌日の事を踏まえてここでは我慢です。


 洗濯終えておよそ30Kmで本日のお風呂になる上士幌の“ふれあいプラザ”には午後6時の到着でした。


 「あー、サッパリした」 
 温度違いの内湯が3つあり、打たせ湯/水風呂/サウナも有るけれど露天風呂は無しが残念。 それでもとっても綺麗な施設で¥300!
 食事はできないけれど、ここの僕的評価は4です。
 ゆっくりし過ぎて出て来たのが午後8時過ぎ。
 (涼み椅子でうたた寝)


 もうこの辺では営業している食堂は有りません。
 “セブンイレブン”のあんかけ焼きそばとカラアゲにフカヒレスープを購入して、“道の駅・かみしほろ”が本日のゴールです。
 道北には少なかったセブンも道央まで来ると沢山有りました。
 「今日は3食共に粗食だったナ」

 急ぎ旅は疲れる?
 ノンアル2缶飲んで酔っ払った気になる僕は、午後9時には意識がなかったと思う・・・。 (笑)

○立ち寄り道の駅
 おんねゆ温泉
 美幌峠
 摩周温泉
 足寄
 上士幌

○空撮
 オンネトー

○お風呂
 上士幌ふれあいセンター ¥300  ジモティーよりキャンパーが多いから?
 マナー良し  評価4

○ハイタッチ 1回

※ 走行距離374Km (北海道で一番長距離) 計2600Km
  旅の後半初日、駆け足で追いついた1日でした。
  それでも沿岸とは又違った雄大な北海道の風景を楽しめたと思います。
  【^_-】!

PS. これまで毎日ブログUPして来ましたが、本日午後よりイベント参加の為に  3日程お休みします。
Posted at 2022/09/30 10:10:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2022年09月28日 イイね!

NO.1212 利尻島観光とナイトラン 2022年夏旅-8

NO.1212 利尻島観光とナイトラン 2022年夏旅-8 9月8日はいよいよ利尻島へ渡ります。
 島をグルッと時計回りして観光名所を巡りながら空撮もしました。
 もう多分訪れることは無いだろう、と記念撮影が多めの120枚も有ります。
 選んで70枚に絞っていますが長いブログになりそうだ。

 そして稚内に戻ってからは1日遅れたスケジュールを挽回する為にナイトランして頑張っています。

 朝5時の“道の駅・わっかない第二駐車場”でのcw号です。

 この日は7時15分出港のフェリーに乗るのでその1時間前にはターミナルへ行きたい。
 ササッと身支度と朝食を済ませます。


 お約束の“稚内港北防波堤ドーム”で今年もパチリ。
 工事中だった去年よりもかなり作業は進んだようでした。


 今年は上まで上がってみよう。
 前方には既に僕が乗るフェリーが待機しています。


 朝日が登ってきます。 露出失敗してますネ。


 ターミナルへやって来たので“アマポーラ宗谷”号と記念撮影しておきましょう。
 今日はキャリイ号は乗船しませんから。


 1日¥1000の有料駐車場でお留守番です。
 ここからは荷物を抱えて行く訳ですが、着替え/ドローン/シガーソケット充電装備やらで大きめな旅行バッグはパンパンです。
 それを「ヨッコラショ」と担いで乗船口へ向かいました。


 案内表示をパチリしておきましょう。
 一周しても60Km足らずの島です。
 1日だけでも余裕で周れることでしょう。
 で、その往復の車両運賃がcw号でも¥17550×2の¥35100ですヨ!
 人だけなら¥5400×2の¥10800で済みます。
 よって島ではレンタカーを利用する事にしました。


 乗船通路で船に向かっています。
 前日が欠航だったせいか、乗客が想像以上に多かったです。


 窓際のシートに荷物を置いて。 (不用心ですが、もしもの犯罪者でも船からは逃げられませんからね)


 後部デッキに出て見ます。
 出港しています。
 cw号夜まで待っててね〜。


 1時間も過ぎれば“利尻富士”が眼前に迫って来ます。
 まだ台風の余波でしょう、船はやはりちょっと揺れましたね。


 “鴛泊港”に接岸寸前です。


 看板がお出迎えしてくれています。


 ターミナル出てすぐ目の前のニッポンレンタカーで本日の愛車を受領しました。
 三菱のKカーです。 9時から17時までで、燃料代/保険代こみこみで¥14000です。 
 フェリー運賃¥10800+レンタカー代¥14000+cw号駐車代¥1000の合計は¥25800か、 何か苦労した割には¥10000位しか節約できてないナ・・・。
 どちらの方が良かったのかは微妙なところですね。
 もしも二人旅だったら自走でしょう。
 (利尻でのcw号は撮影できない訳だし)


 走りだしてまずは島の北側へ少し周って見ました。
 時計回りの筈ですが、午前中のこの方向だと“利尻富士”に雲がかかる率が低いのだそうで。
 確かに南側には雲がかかっていますね。


 少し先の展望台に上がってみましょう。


 思ったよりキツい道のりで


 “夕陽ヶ丘展望台”へ着く頃には汗だくになっています。
 夕方に来いよ!  
 ここで夕日を撮っていたら戻りのフェリーに間に合わないのですヨ。


 もう一回“利尻富士”をパチリ。
 では“利尻ファンタスティックロード”の時計回りを始めましょう。


 30分走行して、ココは“沼浦展望台(白い恋人の丘)”です。
 ここからの景色が有名なお菓子“白い恋人”のパッケージに使われたそうです。


 では本日の1発目、ドロ君に離陸してもらいましょう。
 風は風速3〜4m位かな? 今日は余裕の飛行になるでしょう。


 まず高度を上げて稚内方向を撮影。
 かすかに写ってます。


 利尻富士をバックに“オトタマリ沼”方向へ。
 走って来た道道と展望台への道が写っています。
 沼の周辺は散策路になっていて観光客が沢山認められたので余り接近させませんでした。 (事前に役場より指示されています)
 そして駐車場には観光バスや乗用車も沢山居たし。


 これはその西側に有る“三日月沼”です。
 2ヶ所共に動く映像だと中々の絵なのですが、停止画像にするとどうにも余り良い物がピックアップ出来ません。
 お見せ出来ないのが残念です。


 ものの10分で着いたのは“仙法志御崎公園”です。


 まだ少し荒れている海/波と真っ青な空に利尻富士。
 素晴らしい眺めでした。


 ここは良心的なお土産屋さん。
 ターミナルで見た名産の昆布が半額位で購入できました。
 お土産は一番高級な出汁用と料理用(おでん?)を選び、家族のご機嫌を取ります。 乾麺の利尻ラーメンもパック買い、これは自分用だな。
 ここで聞いてもやはりウニは不漁らしい。
 それでも¥8000とはベラボウだとか。
 とても話の弾む店主(奥さんか)でした。


 そしてここにはゴマフアザラシの“正宗”君がいつもなら居ると聞いて来ましたが、台風の高波を危惧して避難中でお留守でした。


 海岸へ降りてみると成程、生簀の柵が波によって破壊されていました。
 “正宗”君が無事で良かった良かった!


 車に戻ろうとすると横の作業小屋から漁師さんが「お土産購入ありがとう、ちょっとちょっと」と呼び止められて「おやつにどうぞ」と刻んだ昆布を頂きました。
 噛まずにふくんでいるととても美味しい昆布の出汁が出てきます。


 余りに綺麗だったのでパチリ。
 これは案内板を撮影したものです。


 海岸沿いの道のすぐ横にこんなものが!


 だそうです。


 ちょっとスリルの有る橋を渡ると“北のいつくしま弁天宮”が鎮座していました。
 長年海風に晒されているだろうに、とても鮮やかな朱色を保たれています。
 観光バスが停まれる程の路肩が有る所を見ると、観光名所として大事に管理しているのかも?


 仙法志から11Km走行すると“沓形”の町に入ります。
 ここにもフェリーターミナルが有って、“礼文島”へ渡れます。
 本来ならここで利尻ラーメンで有名な“味楽”で、行列に並んでも“焼き醤油ラーメン”を昼食にするつもりでしたが、1日ずれた木曜日は定休日で残念!
 店前に着いて気がつきました。 「ん?誰も並んでいないゾ!」


 仕方が無いのでググって、「こちらも捨て難い」とのクチコミのお店にやって来ました。 “わすれなぐさ”とは食堂名には珍しい?


 ホタテラーメンと餃子を注文です。
 大きなホタテ3つとワカメにとろろ昆布、丁度良い塩味でとても美味しかったです。 餃子も羽付きで大きく、こちらも中々の味でした。


 お腹を満たした僕はこんな山道を進みだします。
 場所によってはすれ違いは出来ない細い道でグングンと標高を上げて行きました。


 5Km位で“利尻山見返台公園 駐車場”にやって来ました。
 この駐車場から100段の階段を上がると展望台が有るのですが、この日は(調べたらずうっとらしい)通行止めの表示が!
 途中に崩落箇所が有るとの事。


 それではここからはドロ君に行ってもらいましょう。
 ドローンは地表から150m未満と高度の制限が有ります。
 しかしあくまでも地表からなので、山の斜面に沿って行けばドンドンと上がれる事になります。
 『目視外飛行』は距離感を測るのが難しいので山肌に激突注意です。
 利尻島には二つの町役場が有り、こちらは“利尻町”で先ほどの場所は“利尻富士町”になり、どちらの役場にも飛行の確認は済ませています。
 

 グーンと高度を上げて


 利尻山の山頂を目指しましたが、ご覧の様に途中から雲の中。
 距離的には通信距離4Kmまでは行けるので登頂は可能な筈なのに・・・。
 このまま突っ込んだら激突必至でしょうね。
 あと2Kmが遠かった!


 仕方なく機首を海方向へ向けています。
 珍しい画像は雲の下端目線からの日本海です。
 これ以上高度を上げると視界ゼロの世界でした。


 帰り際に行く事が出来ない展望台を見つけました。


 送られてくる画像からはその崩落箇所は確認できませんでした。
 まあ、あそこから飛ばしてもどの道あの雲では結果は同じだったでしょう。

 山登りをする人なら容易いのでしょうが、僕の様に足腰が弱い老人が車で行ける場所からドローンで山頂を目指せる場所は意外と少ないのです。
 あー、残念!


 海岸沿いへ降りて来てすぐの所に立ち寄りです。
 ココは色々な記事や動画で利尻に行ったら「飲んでみるべし」と言われている飲み物の販売所です。


 『ミルピス』味はあっさりとしたカルピスでした。 ¥360
 このお店、無人の時が多いらしく募金箱の様な所に入金するようですが。
 この時は店主の人の良いお婆さんが対応してくれました。
 対面した時だけの、ゆで卵のサービス付きです。


 ここを昨日訪れたライダーさんは強風でバイクが倒されてしまいブレーキレバーを折ってしまったそうです。
 ここだったら稚内よりも一層風は強かった事でしょう。
 さすが旅慣れたライダーさんは持参しているスペアレバーに替えて立ち去ったそうです。
 お婆さんに「またきてね〜」とお見送りされれば「ハーイ」って返事しちゃいますよネ。 (多分無理でも)


 島の北側まで来ればそろそろ一周の旅も終わりに近づきます。
 朝に立ち寄った“夕陽ヶ丘展望台”の少し手前、“富士野園地”にも立ち寄りました。
 ここはそれほど急斜面を歩きません。


 映画『北のカナリアたち』のロケ地になった場所です。
 悲しくやるせない映画でしたね。


 “鴛泊港”から飛び出ている“ペン岬”と手前に見える東家。
  なんと言う光景でしょう! 


 こちらは“ポンモシリ島” 島と言うよりおっきな岩ですね。


 展望台からの“利尻山”。 やはり午後はこちら方向からでも雲を被っていました。


 こんな表示も。
 僕は知りませんでしたが、きっと有名な人なのでしょうネ。


 午後3時過ぎ、ちょっと時間は早いけれどココで入浴しました。
 離島のお風呂もオツなもんです。
 “利尻富士温泉” ¥500
 内湯/ジャグジー/サウナ/水風呂/露天風呂が有ります。
 この露天風呂、広くて利尻の風景(山ですが)を眺めながらはとても気持ちよかった! 水風呂は14°cと経験したことのない冷たさでした。
 僕的評価4 (離島の分オマケして)
 ん? ここでも全身に模様の入った人が・・・。
 帰り際に施設スタッフに恐る恐る聞いて見たら、「全然問題無いですよ、大勢来られます」との事。
 昨日の稚内とも合わせて、この辺り(北の方)は漁師町だから?寛容な様です。
  (海でもしもの時に遺○の判別になるとか)
 ま、僕は全然気になりませんが。


 サッパリした僕は“鴛泊港”まで戻ってコーラで乾杯。
 “利尻島”とのお別れが近づきました。


 今日の愛車ともお別れです。
 このKカー、同じ軽自動車でもやはり乗用タイプはキャリイ号とは違いますね。
 静けさと乗り心地は雲泥の差でした。 CVTの滑らかさも素晴らしい。
 兎に角、もう何年も乗用Kカーは乗っていないので驚きました。


 106Km走行しています。
 スンナリ一周なら60Km位の筈ですが、結構アッチ行ったりコッチ行ったりしましたからね。
 今日1日お世話様でした。


 午後5時40分出港のフェリーがやって来ました。
 帰りは“サイプリア宗谷”号か。
 なんか名残惜しい・・・。


 出港時は例によって後部デッキに出ています。
 下のデッキでは若いお姉さんが大声で叫んでいます。
 岸壁には恐らく宿泊したであろう施設の人かお客さんでしょう、数人で大きな旗を振ってのお見送りの様です。
 何やら暗号の様な掛け合いを大声でしています。 青春だナ〜。
 そして僕の左側ではサイクリストらしき若者が「りしり〜、ありがと〜」と叫んでいました。


 夕日に染まった“利尻山”がとっっても素晴らしい!


 もう見えなくなっている旗に向かってお姉さんはまだ手を振って叫んでいます。
 きっと楽しい思い出に後ろ髪を引かれているのでしょう。
 あ〜青春に戻りたい。(笑)


 そして夕日は“礼文島”の向こうに沈んでいきました。
 感傷的になった僕も少し泣きそうになります。
 景色見て泣く事なんて無い僕ですけど、この時ばかりは危なかったです。
 飛び抜けて素晴らしい名所が有ったか?と言うとそうでも無い気がする島でしたが、「一度行けばわかる」と言われた理由が判った気がします。
 最果ての離島だからでしょうか? それとももう来られないと自覚しているからでしょうか?


 そんな感傷に浸っている時間はあまり有りません。
 たったの1時間でも睡眠を取って置かねば!
 戻り便は乗客も少なめ、よって静かに熟睡出来ました。

 港につけばそそくさとcw号に戻り、荷物の整理をしたら即スタートします。
 これからナイトランで遅れた予定の辻褄合わせになります。


 もうのんびり夕食なんぞ食べている時間は有りません。
 最北端の“マクドナルド”でハンバーガーを買い込み、移動中にほおばる事に。


 ホント、この稚内周辺には至る所に『最北端』の表示が有ります。
 「もうわかったヨ」と言う位に。 それでも釣られる僕。(笑)


 自動車専用道の様な国道40号をひたすら南下します。
 “開源パーキングシェルター”でトイレ休憩。


 豪雪地帯なので避難所も兼ねているのでしょう。
 とても綺麗な施設でした。
 ここに到着する前にタヌキが目前を横断してビックリ。
 この後にリスが飛び出して来てビックリしています。


 130Km2時間で“道の駅・びふか”でまた休憩。
 ココは昨年2泊したオートキャンプ場が有る場所です。
 トイレに向かう際、歩道一杯に枯れ葉? と思ったら大量の大きな蛾でした。
 時刻は午後10時過ぎ、本来の予定ではココは朝10時には通過していた筈です。
 まだまだ頑張って南下しよう。

 そして走り出して気がつきました。 このままだと燃料が足りない!
 もうこの地域でこの時間ではSSが開いている訳がありません。
 この先の“名寄美深道路”も“道央自動車道”(旭川手前)にもSAも有りません。
 あー、稚内で給油しておけば・・・。
 仕方が無いので行けるところまで行って寝る事にしました。

 その後にも失敗。 比布JCTから“旭川紋別自動車道”へ進み、“愛山上川IC”まで行ったところで燃料警告灯が点灯します。
 さっきのJCTで旭川へ向かっていれば・・・。 運転中(自動車道では止まれない)の検索では判断も難しいのです。
 いざそこで国道へ降りてもSSなんて見当たりません・・・。
 そこでググッて、早朝から営業開始するSSに近い道の駅を検索すると“道の駅・とうま”と表示されました。
 げっ! 20Km以上も後戻りしないとならないのか。
 ガス欠ストップは御免なのでグーグルさんの言う通りに従いましょう。
 こうして稚内から260Km4時間のナイトランで遅れを半日分取り戻す事ができました。
 午後12時に道の駅・とうま”で『バタンキュー』となりました。

○立ち寄り道の駅
 びふか
 とうま

○空撮
 オトタマリ沼
 見返り台展望台

○お風呂
 利尻温泉 評価4

○ハイタッチ 0回

※ 走行距離273.2Km+106Km=379.2Km 計2226Km
 こうして素晴らしい利尻観光を終えてから、ナイトランで必死に遅れを取り戻す努力をした1日でした。
 まあ、約1日半分のブログなものですから、その長さと言ったら・・・。
 【^_^;】
Posted at 2022/09/29 10:34:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2022年09月27日 イイね!

NO.1211 リベンジ空撮成功! 2022年夏旅-7

NO.1211 リベンジ空撮成功! 2022年夏旅-7 9月7日、いよいよ心配していた台風11号の影響をもろに食らいました。
 前日フェリーターミナルで聞いていた「HPで朝5時45分にその日の運行情報が更新されます」に望みを託していたのですが、やはり『全便欠航』の表示・・・。
 自然が相手ではどうしようも有りません。

 予定が少ないので画像もたったの26枚とショートバージョンです。(笑)

 朝6時のcw号です

 夜半になると心配していた風が強まり、突風に揺すられるcw号は堪らずに避難するハメになりました。
 やはりココを宿泊地としたのは正解でした。
 

 このドームの中ならば無風とは言えないものの、一方が壁なのでそれほどの揺れを感じずに眠ることが出来ました。
 但し、昨日せっかく洗車したのに風によって舞い上がった海水をたっぷりと浴びています。
 兎に角物凄い突風だっので、恐らく宗谷の山の上のキャンプ場や港近くの道の駅駐車場だったら大変な目に遭っていたでしょう。


 一晩cw号を守ってくれたドームの上に上がってみました。
 宗谷岬と灯台が見えています。
 ココでも空撮したかったのですが、この強風ではとても飛ばせる状況ではありませんでした。


 ほう、こんな仕組みになっているのか!
 これだけでも、時によっては相当な高波が襲ってくる事が判りました。


 多少は風も治まっていたので公園まで移動しています。
 先に見えている白いキャブコンも昨夜はcw号と同じに避難していました。
 あの側面積ですからね、その揺れは相当なものでしょう。


 変わり映えのしない朝食。 (笑)
 う〜ん“セコマ”のサラダは緑が少ないんだよナ〜。

 結局、利尻島行きは翌日に変更となり、この日は翌日に予定していた空撮を前倒しする事にしました。
 朝9時に営業が始まる利尻のレンタカー屋さんに電話連絡を入れて翌日に予約の変更を済ませます。
 これで約1日分の遅れを翌日/翌々日で取り戻さねばならなくなりました。


 シェル内で今後の予定を組み直したりしてゆっくりし過ぎてしまいました。
 30分程走行して“道の駅・さるふつ公園”に到着したのはもう午前11時過ぎです。
 まだまだ風は収まらず、到着する荷物満載のライダーがこけてしまったりしています。
 まずは早めの昼食としておきましょう。


 カニ/ホタテ丼にしました。 ¥1980 ちと高め?
 ここ猿払村はホタテの漁獲量が日本一だそうです。
 ホタテ丼と迷ったけれど、カニにも目移りしちゃいました。
 この時期のカニは冷凍物でしょうが、ホタテは流石の味!
 肉厚と甘さが群を抜いています。
 食後に冷凍ホタテを家に送っておきました。


 食後にシェル内で休憩していると・・・。
 「ドンッ」と衝撃が!
 表に出て見ると、隣に駐車した車のドアがぶつかったようでした。
 30代位のお姉さんが「すみません、すみません」。
 保険を使うのでと警察へ連絡、おまわりさんが調書を取っている所です。
 

 損傷は左ドアのフェンダーアーチにこの傷とかすかな凹み。
 板金修理に出すにも微妙なトコですね。
 他に一杯駐車場所が有るのにわざわざ隣に停めなくても・・・。
 降車した時に半ドアのまま、連れてきたワンチャンを柵に繋ごうとした時にドアが強風に煽られたそうです。
 僕は買い物等の場合は多少歩くともこう言った被害確率が低い場所へ駐車しますが、やはり観光となると写真写りを考慮した場所を選ぶのがアダになりましたネ・・・。
 早速相手側の保険担当者から連絡が有り、「旅の途中なので家に戻ったら修理屋と相談して連絡します」でこの場は落着しました。
 (帰宅後、馴染みの板金屋さんと相談の結果、その場で磨いて傷を消してもらうと凹みは余り目立たないので不問に付す事にしました)
 それにしてもシェルのアルミ部分で無くて良かった!
 キャリイ号には申し訳ないけれど、その修理にかかる手間は比べものになりませんからネ。


 気を取り直して空撮予定の場所まで移動しました。
 去年も訪れた“エサヌカ線”です。


 途中に有るクランク部を過ぎた所の待避所の様な場所にcw号を停めています。  先ほどのオマワリさんいわく、「今日は風は収まらないと思いますよ」。
 それでもしつこい僕は諦めません。
 村役場と警察には飛行の申請(というか報告)済み。 
 この辺はフレンドリーでした。
 さて、どうせ今日は他に予定も無いのだし、時間の許す限り風が止むのを待ちましょう。


 で、ふいにドアを開けたら!
 強風でドアが思いっきり持っていかれ、ヒンジ部が曲がってしまった様です。
 開閉時に「ガコ、ギー」と異音がする様になってしまいました。
 さっきのオネイサンの事を言えた義理ではありませんネ・・・。
 持参したツールで何とか応急処置をしている所です。
 

 お菓子食べながら午後1時位から2時間もシェル内で風止み待ちしてます。
 去年はドローンを壊してしまい出来なかった空撮です。
 今年は何としても、の意気込みと言うか意地です。(笑)


 多少風が弱まったかな?と言うタイミングで恐る恐るドロ君を離陸させてみました。
 やはりフルパワーのSモードでも定位置でホバリング出来ません!
 それでも戻ってこれない程では無いので試験的に飛ばして見ました。


 たったの10mの高度でも地上より風は強い様で、プロポに送られてくる映像が安定しません。 グラグラです。
 周りの草の倒れ方!


 “エサヌカ線” 原野の中を地平線まで続く直線16Km
 意を決して高度30mでエサヌカ線上を約1Km行ってこいしてみました。
 時たま風の影響で横にブレますが、まあその辺は後の編集で何とかするとして。


 アクティブトラック(自動追尾)を使って走行シーンを撮影する事にしました。
 ところが大変、まずホバリングさせたドローンからの映像が表示されるスマホ画面でcw号をターゲッティングしないとならないのですが、その為にコントロールスティクから指を離してしまうと風に流されてしまいます。
 5〜6回(忘れた)やって何とかcw号を認識させて追尾させたのがこの映像(画像)です。


 Sモードは条件が良ければ68Km/hの速度が出ますが、この日の様に風が強いと速度が全然でません。
 この時は時速45Km/hでも追尾し切れずに、cw号を見失った場所でホバリング状態になってしまいました。
 もうこの距離まで離れてしまうと追ってきません。


 それでも諦めが悪い僕は何回も何回もチャレンジします。
 これは4テイク目だったか、時速40Km/hで追走させた時の映像(画像)です。 丁度ツーリングライダーとすれ違ったところですね。
 バッテリー3個を全て使い切り撮影を終了しました。
 100点とは言えないにしても、去年のリベンジに成功したと思える空撮でした。

 さて、本日の予定はもう有りません。
 明日の早朝フェリーに乗る為にまた稚内市内へと戻ります。
 近道する為に走行した道道1077号線(4ケタ!)では前後をダンプカーに挟まれての走行でした。
 途中の峠ではキャリイ号のパワー不足を懸念しましたが、積荷(土)満載のダンプと同等の速度で走り抜ける事が出来ました。 ホッ!


 市内を抜けて日本海側に来ると丁度


 綺麗な夕焼け空でした。
 明日はフェリーは出るだろう。


 昨日と同じ“稚内温泉童夢”で入浴です。


 施設内はとても綺麗です。


 窓から“利尻富士”も見渡せます。
 この日は身体に模様が入ったお客さんが数人・・・そう言えば『張り紙』もなかったな。
 前日よりも空いていた事も有り、たっぷり1時間程の癒し時間となりました。


 この日の夕食は宿泊地“道の駅・わっかない”へ戻る途中の“セコマ”のホットシェフ(店で調理して温めてある)の豚丼と賄いのお蕎麦でした。
 翌日の早朝フェリー乗船の為にも早寝しないとならないけれど、ちょっと頑張って空撮のデータ整理等をして午後10時過ぎに就寝しました。
 機体に装着してあるマイクロSDカード128GBがそろそろ一杯なので。

○立ち寄り道の駅
 さるふつ
 わっかない

○空撮
 エサヌカ線

○お風呂 稚内温泉童夢

○ハイタッチ 1回

※ 走行距離129Km 計1952.6Km
  この日は利尻島への予定変更によって厳しくなる後々のスケジュールを少しでも楽にできる様に空撮を前倒しました。
 そしてとても見て楽しい追走映像が撮れた日でもあります。
 さあ、翌日は離島への旅だっ!
 【^_^】
Posted at 2022/09/28 10:51:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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「NO.1350 2025年夏旅まとめ http://cvw.jp/b/207897/48700957/
何シテル?   10/09 11:45
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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