昨日は富士スピードウェイのジムカーナ場にいました。

日産車でのエントリーはこのS13君だけでした(残念)。




いわゆるドリ車・・・とおもいきや・・・

ATで手動運転装置付(装置はニッシン製)。

そう、ハンディキャップドライバーフェスティバル2007というイベントだったのです。お体になんらかの障がいがあり、運転補助装置を使っている方のジムカーナ大会(途中車庫入れや縦列駐車ポイントもあって、フィギュア(知らない人多いかな)とジムカーナが混じったようなコースだった)。
S13のオーナー氏は普段から走行会も企画運営してるくらいの人。慣熟走行のときはドリドリしてたけど本番はステディなジムカーナ走りで見事入賞。
オーテックはドライブギアタイプe(オリジナルの手動運転装置)装着車を展示させてもらいました。

僕もお昼休みにコースを走らせてもらってみた(もちろん手動運転で)けど、結果は聞かないで・・・(笑)

遠方からの参加もあり、車種も多種多様。
競技にエントリーはしてなかったけど、見学者の中にはこんなのも(一応グループ企業なので、数多くの中からこのクルマを選びました(笑))。

このクルマの詳細は
ココをご覧くださいマセ。

これも手動運転装置付き♪
グイドシンプレックスというイタリアのメーカーの運転補助装置で、この装置をつければ、両手だけの操作(ペダルは踏まなくてOK)でMTのクルマを運転することができる。
ご存知ない方のために操作方法をご紹介しますと・・・。
シフトノブにスイッチがついてて、握るとクラッチが切れ、手を離すと繋がる。
これが基本のシステム。
ハンドルの下から右側へ伸びているのがブレーキレバー。
発進の仕方が???だと思いますが・・・1速とバックはノブから手を離してもクラッチが繋がらないようになってます。
ブレーキはレバーをロックできるようになっていて、ブレーキロックがかかった状態で1速に入れ、そこからブレーキロックを解除してゆるやかブレーキレバーを戻してくると徐々にクラッチが繋がる。コントローラーで半クラをしてくれるわけです。走り出したらあとは前述のとおりのシフト操作でギアチェンジをします。

アクセルは、ハンドルの向こう側にあるリングを手前に引く(押すタイプもある)。
ちなみに、オートクラッチのシステムと、アクセル&ブレーキのシステムはバラで買えるので、シフトのシステムだけつければMT車を2ペダル化できAT免許で乗れちゃうわけです。
会場ではいろんなメーカーさんがデモ機を持ってきて展示もしてました。こちらはナイトページャーさんの、マニュアルモード付ATのクルマに、パドルシフトを後付けするキット。左手は手動運転装置、右手はハンドル・・・という状態でも操作ができるタイプもある。

グイドシンプレックスにしてもそうだけど、こういうシステムは、障がいのある方だけでなく健常者用としても用途の広がりがあるので面白い。
いわゆる普通の運転補助装置でも、日産やオーテックの力では準備することが出来なかったり、対応出来ない領域というのもかなりあって、そういう場合は専門メーカーさんの力を借りないといけない場合も多いのです。つくづく業界全体で成り立っているのだなぁと感じるのです。
日産のドライビングヘルパーは
こちら
おまけ)お昼はBランチボックスにしたけど、あきらかに食いすぎだった。

1メガカロリー超えてるぜ・・・きっと。
Posted at 2007/12/10 13:22:35 | |
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