
新入りのポロ君ですが、着々とロードテストを重ねています。今日は約300キロのツーリングに連れ出しました。
最近、ATの冷機時のショックも改善し、特に不具合のないPOLOとして、軽トラと同じ程度の頻度で働いてもらっています。
しかし…。いかんせん、燃費が悪いです(汗)。
先月、いつも高成績が残せる、すいた田舎道を法定速度ペースで流すルートで、記録狙いで行ったのですが、リッター11.2キロと、惨敗…。
このルート、適当に走っても、GTIでも12キロ台半ばなので、げんごるふ家ワーストの実用燃費、間違い無しとの烙印を押されてしまい、原油価格の高騰とあいまって、稼働率が下がる原因になっています。
でも、よくよく考えると、いくら旧式のATといえど、そこそこ軽い車に、テンロクのエンジンで、そんなに悪かろうはずがないと考え、タコメーターとにらめっこしながら、再度同じルートを走ってみました。
その結果、ひとつ、気がついたことがあります。
このポロのATは、たぶんゴルフ3の初期のものと同じだと思われ、なかなか4速にシフトアップしてくれません。ダラダラ走っていると、60キロぐらいまで車速が乗らないと、4速に入ってくれません。
さらに、やっと4速に入っても、日本の一般道の平均的な速度ぐらいの60キロぐらいで、アクセルを全閉にすると、ロックアップが解除され、写真のように、1000rpmくらいに、回転が下がってしまいます。

1000rpmでは、たぶん燃料カットはしないでしょうから、燃料カットで稼げるはずの燃費が、稼げません。また、この状態で、再加速するとなると、また3速に落ちてしまい、これまた燃費悪化の原因になります。
僕は、普段、MT車に乗っているので、5速で巡航中に、燃料カットができそうな、下り坂などに差し掛かると、すばやくアクセルを全閉にして、燃費を稼ごうと、無意識にしています。しかし、ポロでこれをやると、どうやら燃費悪化につながるようだと、気がつきました。
そこで今日は、一番上の写真のような、理想的な走行状態を維持すべく、1度入った4速を、なるべくキープしてくれるように意識して運転しました。巡航状態で車速が十分で、アクセルオフしたいなと言うときも、ゆっくりアクセルを抜いていき、4速ロックアップ状態をキープできる範囲内で、アクセルをじんわり減らすように、右足硬直気味?!で運転してみました。
効果はてきめんで、トリップメーター350キロで、ガソリンメーター半分弱ぐらい、燃料残っています(喜)。
普段、MT車で、加速時の踏み込みについては、ペダルはできるだけゆっくり踏み込んでいましたが、離すときには、結構パッと離していました。
しかし、ポロ君では、巡航速度に達して、もうアクセルがいらないと思っても、パッと完全に閉じるのではなく、じんわり戻して、全閉にせずに少しアクセルを残すことで、燃費が向上するようだと言うことがわかりました。
ゴルフ1の3速オートマは、そもそもロックアップがなく、こういったことは、関係なかったと思うのですが、どうもハイテクの導入過程で、未消化な部分が残っていたようです。
この方法は、万能に、すべての車に効く方法ではないですし、そもそも、60キロぐらいで、渋滞のない一般道を、スルスル走れる環境がないと、成り立たない話だと思います。ですので、ご参考にされる際は、その辺りをご理解ください。
これで、大分記録を伸ばせると思いますし、次の給油時が楽しみです。ただ、黄色の5速化が、かなりの効果があり、コンスタントに14キロ台に乗ってきているので、黄色を抜くのは、ちょっと無理かなぁ。
Posted at 2008/10/08 23:06:49 | |
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