
久々に実家に帰ったところ、速攻で「黄色のタイベルテンショナーの調子が悪いんだけど、交換してくれない??」とのありがたいお話。テンショナーはいっぱい在庫があったはずだし、ベルトもまだ3本ぐらいはあったと思うので、早速交換に取り掛かりました。
実はうっすら覚えていたのですが、
この車のエンジンの
ファインチューニングをやったとき、実はタイベルテンショナーを使いまわしたんです。
なぜかというと、このファインチューニングベースエンジンは、うわさでは8千キロしか走っていないと言われていた超低走行エンジンだったため、当然テンショナーも新車ライン装着品が付いていました。
現在ゴルフ1用に手に入るテンショナーは、ゴルフ2と共用タイプの薄いもので、僕もこれをファインチューニング時に持って行っていましたが、短いスタッドボルトのアップグレードキットを持っていなかったため、付け替えることができず、結局テンショナーは元々付いていたものをつけざるを得ませんでした。
よって、いくら8千キロ走行エンジンとはいえ、約30年前の物ですし、早晩異常が出るだろうとは思っていましたから、すぐにテンショナーのアップグレードキットを購入して備えていました。載せ換え後約3万キロでの異音発生でしたが、経年劣化を考えれば、むしろよく持ったほうだと思います。
タイベルテンショナーを外す所まで行っていれば、どうせベルトも外している訳で、在庫もありますし、迷わずベルトも一緒に交換しました。不調なテンショナーの影響で、ベルトも痛んでいるかも知れないですし、この際、不安は一掃したいですから。
交換の模様は、
こちらの整備手帳でご覧ください。
交換後は、当然「キャッキャ」系異音は収まり、なんだか高級車になった感じです。
はずしたベルトは、そんなにひどくない状況でしたが、交換後はえらくエンジンフィールが良くなりました。おそらく、テンショナーの劣化でベルトが伸び気味になって、バルタイがズレ気味だったのでしょう。ピックアップも鋭くなりましたし、特に低回転域で回転がスムーズになって、トルクも出ているように思います。
と言うわけで、「新車ライン装着テンショナーが付いているゴルフ1のタイベルテンショナーを交換する場合、アップグレードキットが必要ですよ」という内容のブログなのですが、いまどき生き残っているゴルフ1で、古いタイプのテンショナーを使っている個体って、いるんだろうかと考えると、情報としてどれぐらい意味があるかは・・・??まあ、僕としては達成感があったので、良しとしましょう(苦笑)。
Posted at 2013/01/29 23:07:01 | |
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