
本日、ガソリン値上げに備えて、某セルフスタンドで、ささやかながら、ゴルフを満タンにしてきました。
お隣さんが、なんか長いなあと思い、のぞいてみると、
がっつり
500リットル買いだめ中でした
!!
ドラム缶200リットル×2、ポリ缶20リットル×5でちょうど500リットル。
まあ、ドラム缶と、ドラム缶用のポンプを持っていれば、考えますよね。
軽油でしたから、まあ保存容器は法的にはいいのかもしれないですが、逆に500リットル分、今すぐ払える分が、僕よりリッチだなと思いました(笑)。
↑だって、リッター100円でも5万円ですよ。
それでも、軽油って、優遇されているんですよね。
そもそも、軽油税はガソリン税に比べ、1リットルあたりの課税額が安いです。さらに、店頭で販売される際に、当然消費税が加算されるのですが、ガソリンはガソリン税込みの店頭の値段にそのまま5%課税してくるわけですが、軽油税は店頭販売価格から、軽油税額を引いた分に対してだけ、5%の消費税が加算されます。
そもそも、消費税導入時に、「税金に消費税はかけない」と言っていたと思うのですが、思いっきり、ガソリン税の分の消費税も、我々は払わされているわけです。しかも、安いほうの軽油のほうでは、きっちり税金抜いて課税できているのに、高いほうのガソリンは、そのまま税金の税金までもっていかれてます。
さらに、軽油には「免税軽油」と言うものが存在します。これは、漁船や工事現場など、道路を走るために使われるわけではない軽油は、道路特定財源に回る軽油税をかけるのはおかしいと言うことで、確か、市役所かどこかに届け出ると、軽油税抜きの値段で通常のガソリンスタンドで販売してもらえる軽油です。
「免税軽油」の論理で行くと、道路を走るために使わないガソリンも、「免税ガソリン」として販売するべきですよね。たとえば、ナンバーなしレース車両や、ナンバー付きでも、サーキット内だけで使う場合は、今の店頭価格からさらに25円ほど安い、リッター100円ぐらいの、正味ガソリンだけの値段で売ってもらってもいいはずです。サーキット内のガソリンスタンドは、原則非課税にしても、いいくらいではないでしょうか?
まあ、サーキットで趣味に使う分は、ぜいたく品だし、いいとしても、田植え機や草かり機、ポンプや発電機、モーターボートやジェットスキーなどに使うガソリンにも、道路のための税金を課すというのは、おかしな話です。
でもまあ、お国もお金がないし、便利な暮らしと引き換えに、しょうがないかなとも思っていましたが、ガソリン税などの道路特定財源の、やれ旅行だ、タクシー代だとむちゃくちゃな使われ方を見るにいたり、さすがに個人的には許しがたいと考えるようになりました。
軽油の優遇は、おそらく、運輸業界や建設業界などの票田に直結しているから、行われているんだろうと僕は想像しています。「サラリーマン増税」や、ガソリン税の問題なども、一般の人が一枚岩にならないから、組織票に結びつかないと言うだけで、えらく損な役回りをさせられているものだなあと思います。
どうやら、自動車工学の進歩のほうが間に合ってきて、あと5年もすれば、かなりコンセントから充電できる電気自動車が出てきそうなので、価格的、性能的に十分なものなら、次の下駄車は、電気自動車にしたいなと思います。もちろん、サーキットは当分ガソリンエンジン車で走ると思いますけども(笑)。
Posted at 2008/04/28 21:16:55 | |
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