
先日、家に来たポロ君。めずらし物好きの家族のせいもあり、みんなの足として、あっちこっちに借り出されています。
そしたら、早速不具合を発見しました。
田舎ですので、家を出て、1回一旦停止があるだけで、すぐに60キロぐらい出す道になります。
一晩放置して、完全に冷えた状態から、エンジンをかけて普通に走り出し、エンジン、ミッションが温まりきる前に、4速でロックアップクラッチを作動させると、それを解除するときに、「ゴンッ」と言う結構な衝撃が出ることが分かりました。
前のオーナーさんは、都市部でお乗りでしたので、おそらく、渋滞、信号等で、エンジンが温まる前に、いきなり4速まで入ってしまうようなことは少なかったんだと思いますが、それでも、時々出ていたようで、「なんか、いつ出るのか、わからないんだけど、時々オートマから、軽いショックが出るんだよね」とおっしゃっていました。
これは…と思い、ATFを抜いてみてみると、写真のように、真っ黒け。
まるで、墨汁のようです(汗)…。
12年間、4万5千キロと、走行は大変少ない車ですが、さすがに12年無交換ですと、こんなひどい状況になるようです。よくこれで、致命的なトラブルが出なかったなと、思います。
6NポロのATF交換を自力でしておられる先輩がおられましたので、参考にさせていただきまして、
オイルチェンジャーを使わず、
自力で庭でATFを交換しました。
リンク先の写真のように、ペットボトルにつめられた廃油は、恐ろしく黒く、エンジンオイルと違って、すすの混入はないはずなので、いったいこの黒いものは何なんだろうと思いますが、幸い、金属粉のほうは、ほとんど見られませんでした。
交換後に乗ってみると、明らかにトルコンスリップが少なくなり、車がキビキビ動き出してくれるようになりました。シフトショックも1速から2速のときは、少しショックが気になっていましたが、オイル交換後はまったく問題ありません。
問題の、ロックアップ後の衝撃ですが、今日試した範囲では、何もなく、スムーズに作動しています。ただ、今日は少し、家の中で動かしてから乗ったので、すでに温まってしまっていたのかも知れず、明日、もう一度、確認してみようと思います。
しかし、ATFは基本的に無交換かもしれませんが、いくら12年と言えど、4万5千キロであれほどの状態になるのなら、ディーラーでも交換してくれたらいいのになと思いました。あのまま何もしないで乗っていたら、おそらく最後はATが壊れていたと思います。
明日以降も乗ってみて、違和感がないかを確かめたいと思います。交換前の燃費が、1回だけですが、結構エコランをして、13キロ台だったので、あれだけトルコンスリップが減れば、燃費も良くなるだろうと期待しています。右足の動きに、だいぶダイレクトに反応してくれるようになり、運転していても、快適です。
予定では、もう1回、今回と同じように交換して、終了としたいと考えています。さらに調子が良くなるといいな♪
Posted at 2008/07/17 23:59:38 | |
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