
去年の話ですが、
参加してきたスポーツ走行で、スラローム時にどちらかに転舵した状態から反対に転舵しようとしたとき、中立付近でアシストが途切れてステアリングが重くなる問題がありました。
ネット上の情報では、パワステポンプをNB用にするとこの現象は解消できるようなので、NBの解体部品が安くて大量に出回っているうちにやりたいなあとは思っていました。
そうこうしているうちに、パワステポンプもしくは付け根配管からのオイル漏れが激しくなってきて、もはや漏れというより噴出では?(アイドルではもれず、負荷をかけないと漏れないらしくて一人では結局漏れている様子は確認できず)という状況になってきたので、この車がうちに来てからずっと漏れているラックと合わせて交換することにしました。
ラックに関しては、1つ中古を買ってそれを種してリビルド品を入手してそいつに付け替えようと思っていましたが、購入した解体部品がオイル漏れがなかったのでいったんそれをつけてみることにしました。
ということで、交換の様子はこちらをご覧ください。適切なカテゴリーが見つからず内装>ステアリングにしてしまいました。
ステアリングラック交換
パワステポンプNB化その1
パワステポンプNB化その2
よく言われているように、NBポンプ化するとステアリングは重くなります。そうはいってもノンパワーステアリング仕様もあった車ですし、不都合は感じません。もしかするとNBポンプ流用で吐出量アップでアシスト切れを防ぐというよりは、そもそものアシスト量が減った結果として吐出量が同じでもアシスト切れが出ないのかもしれません。
今回は、事前リサーチ不足によるトラブルに悩まされました。ポンプをNB化すると高圧ホースもNB化する必要があるのですが、ポンプブラケットがないとホースの固定点がなくなってしまうことや、車体とホースの固定点のブラケットが解体部品で不足ていることなどがわからないまま作業を進めてしまい、あとから追加でいろいろと買う羽目になってしまいました。おかげでNBポンプの予備があと2個あります(苦笑)。
関係あるかどうかが厳密にはわかりませんが、ポンプ交換以降燃費が少し良くなった気がします。6~7%程度なので効果代が大きすぎる気もしますがダダ洩れだったNAポンプはもはや何かおかしくなっていたのかもしれません。
2006年に入手して以来、最もオイルが漏れていない状況となったロードスター、オイル漏れが止まった事で逆にサブフレーム周りのさびが進みそうで心配な気がしてしまいますが、これにて次回の車検もオイル漏れ指摘は回避できそうです。
Posted at 2020/09/27 10:07:00 | |
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