
先日、何シテル?に先に投稿していましたが、我が家に巨大な荷物が届きました。
幅も廊下ギリギリいっぱいです。
重量もあるので、体の痛みに耐えながら部屋に運び込みます。
購入したものはこちらになります。
猫と暮らしておられる方ならもうおわかりですね!
猫用自動トイレです。
さっそく開封!!
元々猫用自動トイレを購入するつもりはなく、都度私が掃除するつもりでした。
理由は毎日便を確認することによって、猫達の体調管理を行うことと、なんでも機械任せにするのではなく、触れ合いを大切にしたいと思っていたからです。
しかし、先月下旬頃から持病が悪化し、今月に入り安静自宅療養となってしまいました。
症状的に体のあちこちに激痛が走るので、正直掃除をするのもかなり身体に負担がかかっていました。
1匹あたり1日3回、3匹で1日9回くらい清掃するのが日課になっていました。
1週間単純計算で63回のトイレ掃除を行います。
痛みがマシな時はすぐに清掃してあげられるのですが、のたうち回っている時など、すぐに片づけてあげるのが難しい時もあります。
猫は非常に綺麗好きなので、トイレが汚れていると排便しません。
それがもとで尿路結石になる子もいます。
その間、家族が代わりにやってくれたりもしたのですが、猫アレルギーを持っている為、そちらもかなりの負担となっていました。
そういう訳で、私の理想や思いより、この子達の環境を整えてあげる事を優先すべきだと、購入に至りました。
箱から出すと、すぐにきなこが駆け寄ってきました。
きなこも、あずきも、よもぎも、みんな最初は自分のマイトイレを使っていました。
特にあずきはブリーダーさんから、必ずシステムトイレを準備してくださいと言われていたので、わざわざきなこやよもぎとは別のトイレを用意し、木製ペレットを使っていました。
それがいつの間にか、自分のトイレよりきなこやよもぎのトイレでするようになり、みんな使うトイレが入り乱れ、最近はどれが誰の排便かわからなくなっていました。
そうなると、排便時にその場にいないと誰のか健康チェックもできないので、そういった面でも自動トイレを導入するハードルが下がりました。
袋から本体を出すと、待ってましたとばかりきなこが中に入り、チェックを始めます。
いざ購入すると決めると、今度はどの機種にするか選定することになります。
いくつかピックアップしたなかで、アメリカ製の某人気機種にしようと思ったのですが、販売店のページを見ると、残念なことにカタログ落ちしていました。
あとで知ったのですが、どうやら終売したのではなく、この販売店との契約が終わっただけで、他の販売店からは現在でも販売されているようです。
沢山の機種が販売されていますが、我が家の条件で3匹以上に対応していて、できるだけ高性能機種、Wi-Fiで外からも管理できるなど、色々条件を突き詰めていくと、最終的に選択したのはこの機種になりました。
保管容量も約13ℓと他の機種に比べて大きく、理論的には今まで1週間に60回以上清掃していたのが、1週間に2回程度の清掃で済む事になります。
持病の痛みを抱えているなかで、これは大きな負担減です。
自動トイレをひと通りチェックし、何かを考えているきなこ。
くるりと振り返り、チェックし忘れていたと排便を捨てる穴にまで頭を突っ込んで確認。
きなことあずきはあまりやらなくなったのですが、よもぎはまだコードを齧ったりしてしまいます。
その為、設置前にコードに配線カバーを取り付けます。
この機種を購入するにあたり、購入されている方のレビューを読み込みました。
その中で継ぎ目部分の隙間に猫砂が挟まったり、基盤部分に溜まった事でトラブルの原因になったという書き込みを目にし、養生テープで対策したというのがあったので、万一の為見てくれは悪いですが私も対策しておくことにしました。
でもそういう時に限って、いつもあちこちにあるはずの養生テープが見つからない。
とりあえず応急の手立てとしてマスキングテープを貼り、あとで養生テープに貼りかえることにしました。
ただ、せっかく貼ったのに、このあときなことよもぎにビリビリに剥がされてしまいます。
気力が失せ、養生テープを貼るのを諦めました 笑
排便を溜めるトレーには、最初から袋を設置してくれていました。
これ以外にも20袋ついてきます。
電源を入れ、設定を行います。
この機種はWi-Fiに繋ぐことができるのですが、多くの書き込みで何度やっても繋がらない、設定できないとの事が書かれていました。
私も覚悟していたのですが、全く問題なく一度で接続できました。
マニュアルモードで砂を入れ、設定の為機械を動かしたいのですが、中の砂で遊び始めるきなこ。
そしてまた穴に頭を突っ込んで覗いています。
やっと出てきてくれました。
念の為申し上げておきますが、この自動トイレは何重にも安全対策が施されています。
猫が中にいる時や、動いている時に入ったり入ろうとすると、即座に安全装置が働いて停止するのでご安心ください。
きなこがトイレ本体のチェックをしている間、よもぎは今回の特典である特別プレゼントの箱のほうで遊んでいました。
特典その1
猫砂です。
1箱3410円だそうです。
2箱頂きました。
特典その2
専用ステップです。
通常はオプションで、8800円だそうです。
多くの自動トイレがそうなのですが、けっこう入り口が高かったりします。
ベンガルの場合は訳もなく飛び乗りますが、運動の苦手な猫種や、足の短い猫種などは、設置してあげたほうがいいかもしれません。
あと中から出てくる時、どうしても多少猫砂が飛び散るのですが、このステップを設置しておくと、かなり飛び散りが軽減されるのでオススメです。
猫砂を取り出した狭いスペースに潜り込むきなこ。
そのスペースに自分もと飛び込むよもぎ。
窮屈な中に2匹で入っているので、ステップを取り出すと戦闘開始!!
2匹でじゃれあいが始まります。
専用ステップを本体の前に設置すると、確認しにくるよもぎ。
きなこにはちょうどいい休憩台のようです。
もしかしたら、さっきから一向にあずきが出てこないと、ご心配してくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
実はこの時、あずきは去勢手術を終えて帰って来たところでした。
そういう訳で体力も気力も尽き果てていたのか、こんな状態になっていました。
他の方の書き込みを読んでいても、すぐに自動トイレを使う子はいないらしく、警戒して近づかなかったり、中には1週間、10日経っても傍にもいかないという書き込みもチラホラありました。
うちの子達もすぐにこれをトイレと認識してくれるかわからなかったので、横に普段使っているトイレを設置しておきます。
この時仮置きの状態なので、左側には犬猫用ドライヤーハウスを置いています。
お風呂上りにこのボックスでドライヤーをかけ、サッパリフワフワになります。
普段はイタズラされないよう、リモコンや小物の収納になっています。
はしゃぎ疲れて休憩中のきなこと、爆睡中のよもぎ。
暫くすると、そそくさと自動トイレに入るきなこ。
その様子を見つめるあずきとよもぎ。
きなこが出てきました。
もしかしたらきなこは、自動トイレ設置からの使用世界最短記録保持者では???
あっという間の出来事でした。
猫の世界にも連れションというのがあるらしく、誰かがトイレをすれば自分もやりたくなるというのがあるようです。
その為今は通常のトイレも横に置いたままで、みんな上手く併用して使ってくれています。
きなこが出てきたあと、自動で清掃を始めるトイレに見入っているきなことよもぎ。
清掃が終わったあと、中に入り確認するきなこ。
さっきしたものがにゃい???と探しているのかもしれません。
ベンガルが好奇心旺盛で怖いもの知らずとはよくいわれますが、きなこもそれに倣ったのか、それともきなこは特にそうなのか、我が家の自動トイレへの移行は、何の問題もなくスムーズに運びました。
で、肝心の人間側の感想ですが、いやはやわかってはいましたが、こんなに楽で便利なものはない。
一度使ってしまうと二度とは戻れないダメ人間になってしまいそうです。
ここ最近で、一番の便利家電でした。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。