一昨日の土曜日、勤労感謝の日に「第29回福知山マラソン」に出走しました。
フルマラソンへの出走は、昨年秋の神戸マラソン、今年春の加賀温泉郷マラソンに続いて、今回で3回目となります。
午前5時前に起床して、軽めの食事を済ませて、薄暗い中、エクストレイルで福知山へ向かいました。
京都縦貫道を走っている最中に霧が濃くなりはじめ、気が付けば、雲海の中を走っているような感じでした。
高速や福知山市内の渋滞を心配して早めの出発となりましたが、順調に走ることができて、午前7時半には駐車場、シャトルバスに乗ってスタート2時間半前の8時には会場に到着することができました。
受付、着替え、食事、トイレなど諸々の準備を済ませて外に出ると、まだ、このように霧が出ていましたが‥‥
スタートに備えて並び始めたころから、霧が消え去りピーカン(快晴)の秋晴れとなりました。スタート前の気温は10度以下、気温上昇に備えて上着は半袖Tシャツ1枚だったでので、とても肌寒く感じたのですが、この後、気温が10度以上も上昇して、暑さと強い日差しに苦しめられました。
これまでのレースでは、スタート直後の混雑に焦り、無理をして前に行こうとしてペースを乱してしまっていたので、今回は、焦らずウォーミングアップのつもりでゆっくりと流れに任せて走りました。
福知山マラソンのコースは、三段池公園をスタートして、一旦、福知山の市街地を周回し、その後、由良川に沿って舞鶴方面へ北上、折り返して戻ってくるコースで、厳しいアップダウンはスタート直後の下り、ゴール直前の上りのみで、細かなアップダウンはあるものの、ほぼ平坦なコースとなります。
5kmまでが27分14秒、目指していたとおり抑え気味の走り出しとなり、その後も身体を前傾すること、脚を真下につくこと、地面を蹴りすぎないこと、腕をしっかり振ることを意識して走りました。
10kmまでが26分04秒、15kmまでが26分08秒、キロ5分程度のペースを目標としていたので、まずまず順調な感じ、しかし、20kmが近付いてきたところで、脚が重く感じられてきて、20kmまでが26分56秒、右膝の上に違和感が出始めて、25kmまでが28分35秒、そして27kmで右膝の上が激しくつって立ち止まります。
一度立ち止まってしまうと駄目ですね。急速に筋肉が硬化するのか、両脚の脹脛も激しくつってしまって、まったく動けない状態になりました。しばらく休止したのち、走り出そうとしましたが痛みがきつくて駄目、それならとコースの端を脚を引きずって歩き始めました。
それからゴールまでの15km、快晴の空の下、汗を大量にかき、エイドで水分補給をしながら、キロ11分前後のペースで黙々と歩き続けました。いつもと違って、このように写真を撮る余裕もありました。
苦しそうにストレッチする人、歩道に倒れ込んで救護班に助けを求める人、厳しいレースだったと思います。
余裕があったのでいろいろなことにも気付きました。
まず、驚いたこと一つ目は、マリオやルイージな人が一杯走っていたこと。それも、ほとんどの人が裸足で走っていたので、抜かれた時には少しショックでした。中にはふんどしにゼッケンをつけて走ってる裸足のマリオも‥‥。💦
驚いたこと二つ目は、30km過ぎの私設エイドで、丹波ワインを提供していたこと。確かに美味しく感じるでしょうが、恐ろしいほど酔いが回りそうです。💦
素晴らしいなと思ったことは、夫婦で参加されていたのでしょうか、旦那さんが早々とゴールして着替えまで済ませて、奥さんを励ましながら伴走していたこと。自分が歩いているだけに、かっこいいなと強く感じました。
そんなこんなで、最後まで歩き続け、最後の急な上り坂だけは、痛みをこらえて脚を引きずりながら走ってゴールしました。完走ではなくて完歩です。💦
タイムは、グロスで5時間22分17秒、ネットで5時間20分17秒。たいへん辛いレースにはなりましたが、今後のことをいろいろ考えさせるレースになりました。
参加賞の折り畳みリュックと、フィニッシャーTシャツです。
Tシャツのデザインは公募されていて、最優秀賞の方のデザインが採用されています。来年は、福知山にゆかりのある明智光秀の大河ドラマですね。
シャトルにバスに乗り込んで会場を後にして、駐車場に着けばエクストレイルが落ち葉に埋もれていました。
いつもそうなんですが、レースの後は高速を走る気がせず、ゆっくり3時間まりかけて下道で帰宅しました。
レース当日の晩酌ビールは、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ 〈香る〉エール “初摘みホップ”ヌーヴォー」です。
今年も、収穫されたばかりのチェコ・ザーツ産ファインアロマホップの素晴らしい香りを楽しめました。今年は瓶ビールもあるようですね。
今回のダメダメだったレースを踏まえて、
① まず、故障の完治が大切ということで、2、3週間はトレーニングを完全に休み、脚に不安がない状態にする。
② その間も、ここ2か月ほど続けてきた体幹トレーニングを毎日行う。
③ 長い時間かけて長い距離をゆっくり走るトレーニングを行う。
④ 今までレベル以上の薄底のシューズを選んできましたが、脚に優しい厚底のシューズを選択する。
⑤ 脚の故障を防ぐためには減量が欠かせないと思われるので、週に2,3度は晩酌ビールを止めるようにする。
という方向で検討しています。
今回のレース結果を糧として、さらに向上していければいいのですが‥‥。💦
Posted at 2019/11/25 14:56:00 | |
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