5月27日の金曜日は休暇をとって、和服に着替えた妻と京都へ出掛けました。
JRと京都市営地下鉄東西線を乗り継いで京都市役所前駅へ。こちらの「ゼスト御池」地下街は、京都で2番目の大きさの地下街。開業から25年以上となりますが、ゆっくりとブラブラ歩いたのは初めてでした。
レストランの前では2匹の熊が食事中でした。
地下街から地上に出て御幸町通を北上すると、煉瓦造りの古い教会が見えてきました。
こちらの「京都御幸町教会」は、私の大好きな建築家「W.M.ヴォーリズ」の初期の教会堂作品です。
河原町丸太町の交差点を上がり、この日の目的地の一つ、台湾料理店「微風台南tears2」に到着です。
開店10分前に到着。先着は1組だけでしたが、その後、12時の開店までに長い行列が出来ました。
築100年以上の鰻の寝床の京町家をリノベーションしたこちらのお店。手前に土間のテーブル席、奥に畳敷きの座敷席があり、たくさんの留学生と思われる女性が、店員さんとして甲斐甲斐しく働いていました。
店内は、とってもレトロな雰囲気です。
私が注文したのは、「招牌魯肉飯(ルーローハン)」の中(660円)と配菜三様(おかず3品、220円)。
妻が注文したのは、「台南蝦仁飯(シャーレンファン)」の小(440円)と配菜三様。
さすがに行列ができる人気店。リーズナブルな価格でありながら、抜群の美味しさでした。
昼食後は、鴨川の遊歩道を木陰を探しながらゆっくりと歩きました。
鴨の夫婦も、鴨川べりを散歩中でした。
二條大橋の上から。この日は雲の合間から降り注ぐ日差しが強烈でした。
鴨川沿いの飲食店では、早くも京都の夏の風物詩「川床」の営業が始まっています。
三条通を東へ。白川は、疎水が流れ込む岡崎公園から祇園界隈を経て、鴨川に注いでいます。
この日の目的地、神宮道沿いの「青蓮院門跡」に到着です。
数えきれないほど何度も門前を通ったことがあり、花灯路期間中のライトアップで有名であることや皇室にゆかりのある寺院であることもよく知っていましたが、訪れるのはこの日が初めてでした。
境内の内外に親鸞の手植えとされ、京都市天然記念物に指定されている5本の大きな楠がありますが、境内への入口のこの楠の幹が一番太く感じられました。
長屋門をくぐり、華頂殿へ。蓮の襖絵は60面もあるそうです。
華頂殿から小御所の方向を望みます。
フレーミングされた庭が美しいです。
龍心池を中心とする相阿弥の作と伝えられるお庭です。
苔むした手水鉢に光が降り注ぎます。
小御所の内部です。天明の大火によって御所が炎上した際、後桜町上皇は青蓮院を仮御所として避難しました。
そのため、青蓮院は粟田御所と呼ばれています。
小御所と宸殿との間にあるモミジです。枝ぶりが美しいです。
華頂殿から宸殿へ向かう回廊です。
宸殿の広縁から神々しい光がもれています。
宸殿は、青蓮院門跡の中で最も大きな建物です。とてつもなく広い空間でした。
宸殿の南側の大きな楠です。幹は遠く離れているのに、枝がすぐ目の前まで伸びてきています。縁側に腰かけて長い時間眺めていましたが、まったく飽きることがありませんでした。
宸殿前の橘と桜は、「右近の橘、左近の桜」の由来です。
杉の大きな一枚板には、美しい孔雀の姿がありました。
つがいの孔雀のようです。
建物内からお庭へ。とにかく広くて立派なお庭です。
大きく枝を広げたモミジ。色付いたモミジもいいですが青モミジも素晴らしいです。
晴れていて良かったです。
小堀遠州作と伝えられる「霧島の庭」を抜け、高台の日吉社まで登ると、青蓮院門跡の全景が望めます。
左側は宸殿、右側は御幸門(四脚門)です。
こちらは宸殿の大玄関。立派な唐破風屋根の式台玄関です。
境内の散策を終え、神宮道から御幸門(四脚門)を見上げました。両端に大楠を従えた立派な門構えです。
今回、青蓮院門跡を初めて訪ねましたが、京都らしさを感じられる素敵な場所でした。
「そうだ 京都、行こう。」って思われることがあれば、ぜひ訪ねていただきたい思います。
青蓮院門跡を後にして、神宮道を北に進み、平安神宮の大鳥居をくぐり、
府立図書館前の桂の木のかわいい葉っぱの形を愉しみ、
平安神宮の応天門を望むポケフタの横をすぎて、
辿り着いたのは、タルトタタンで有名な「La Voiture〜ラ・ヴァチュール〜」。
しかし、時すでに遅し。ケーキ類は全て完売して売り切れでした💦
次の機会を楽しみにしたいと思います。
5月27日の金曜日の晩酌ビールは、1842年にチェコで誕生した、ピルスナースタイルの元祖となる「ピルスナーウルケル」でした。アルコール分は少し低めの4%。苦味、甘味、香りのバランスがとれた美味しいビールでした。
以下は、ランニングの記録です。
5月24日の火曜日は、少なめの夕食を終えた後、湖岸に走り出しました。
ランニングダイナミクスポッドの前回の計測値を踏まえ、真下着地、左脚を右脚と同じように動かすこと、脚を蹴ったあと素早く上げることなどに配意しました。
5月24日の火曜日のランニングは、9kmの距離を44分23秒。キロ4分56秒のペースでした。
数値的な改善はありませんでしたが、身体が気持ちよく動くように感じられました。
5月28日の土曜日は、早起きすることが出来ず、日差しが落ち着き始めた夕方に走り出しました。
気温は高め、日差しも強めで、風が心地よく吹いていることが救いでした。
近江大橋の下をくぐらず、久しぶりに橋を渡っていきます。
近江大橋の橋上から大きな琵琶湖を眺めます。この日もいい天気でした。
対岸まで渡り、綺麗な夕日を眺めた後、折り返します。
なぎさ公園の市民プラザでは、イベントの準備が完了していました。
翌日の日曜日にスーパーカブのオフ会が開催されていたようで、ニュースになっていました。
5月28日のランニングは、16kmの距離を1時間22分47秒。キロ5分10秒のペースでした。
左膝に軽い痛みが発生し、少し不安がありますが、休まず直していきます。