ちは、2年の稲垣です!
我々法政大学体育会自動車部は、この夏全日本学生ダートトライアル選手権大会に復帰参戦して参りました!
今回はその戦いの様子をお届けします。
8月5日、午前10時過ぎに市ヶ谷を出発した我々ですが、開催地広島に到着したのは午後11時半ごろでした。
車に揺られること約13時間。移動距離はなんと約805km。
鈴鹿サーキットがとても近く感じました…。
翌日6日は前日練習でした。
会場は広島県のテクニックステージタカタです。
今までダートをしてきた丸和オートランド那須とはまた違った雰囲気が漂っていました。
コースオープンの時間になり、選手が慣熟歩行を始めます。
しかし、なんとコース図にない道が存在し、法政は痛恨のミスコース!
いきなり広島の洗礼を浴びます。
なんとか正しいコースを慣熟し、いざ走行開始!
と思ったのですが、さすがは全日本戦だけあって台数がとても多く、なかなかたくさん走ることができませんでした。
選手たちは1人1本だけ走って翌日の大会を迎えることになりました。
そして7日、大会当日。
早朝は濃霧に包まれていましたが、日が出るにつれてどんどん暑くなっていきました。
学生の走行前にお手本を見せてくださるデモランナーがクラッシュするという
ハプニングがありながらも競技が開始されました。
1人目は男子第1走者、3年・荒川昂平選手。
緊張の面持ちでスタートラインへと並んでいきましたが、全体の4番目という早い走行順だったこともあってかまさかのミスコース。
テクニックステージタカタは丸和よりも分岐路が多い複雑なサーキットだったのです。
2人目は女子第1走者、4年・梯玲子選手。
途中までは良い走りだったのですが、最後のコーナーで荒川選手と同じところをミスコース。
ジムカーナでもミスコースはしないイメージが強かっただけに、
そんなに難しいのか…とチームに緊張が走ります。
3人目は男子第2走者、4年・長谷川亮太選手。
無事ミスコースすることなく帰ってきた長谷川選手、前の二人の走りを踏まえた走行のタイムは2'21"046。
さらなるタイムアップが期待されます。
4人目は女子第2走者、2年・久保田凜選手。
2年生ながら選手に抜擢され、初めての全日本戦ということもあり
緊張しながらの1本目でしたが、タイムは2'35"864。
しっかりと結果を残してくれました!
5人目は男子第3走者、4年の桑原平選手。
主将らしい安定した走りでタイムは2'19"995。午後の2本目に期待がかかります。
昼休憩を挟み、午後の走行が開始されます。
「1本目よりも必ず速く走ってこい」と鼓舞され出ていった男子第1走者、荒川選手。
2本目はミスコースすることなく、法政のトップタイムとなる2'12"301を記録しました!
続く女子第1走者の梯選手も2本目は落ち着いた走りを見せ、タイムは2'22"24。
全体的に上手くまとまった良い走りでした。
1本目は着実にタイムを残した男子第2走者の長谷川選手。
午後の走行になりタイヤが食わなくなってしまったせいもあり2本目のタイムは2'17"796。
もっと速く走れる実力を持っているだけに少し残念な結果でした。
続いて女子第2走者、久保田選手。
いつも2本目は1本目よりも大幅なタイムアップをしてくれる久保田選手の2本目のタイムは2'25"754。
今回も約10秒のタイムアップを達成してくれました!
そして最終走者、桑原選手の2本目。
スタート直前には全員で校歌斉唱を行い(恥ずかしかった…)、出走を見届けました。
「あれのおかげで緊張がほぐれた」という桑原選手のタイムは2'13"945。有終の美を飾りました。
それでは最終結果をご報告いたします。
【男子の部】
団体順位 15/20位
個人順位 30/63位 3年 荒川昂平選手
38/63位 4年 桑原平選手
48/63位 4年 長谷川亮太選手
【女子の部】
団体順位 3/7位
個人順位 5/16位 4年 梯玲子選手
10/16位 2年 久保田凜選手
部員全員が初めて経験する広島遠征で大変なこともたくさんありましたが、
こうして女子団体が3位入賞できたことで、出場したことに大きな意味を残せたと思います。
今回久々の全日ダート出場ということで支えてくださったOB・OGの皆様、
広島まで部員とともにお越し下さった友岡監督、
そして応援してくださった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今回の経験を活かし、来年の丸和、再来年の広島での全日ダートは優勝できるようさらに力を付けていきたいと思います。
以上でご報告とさせていただきます。
失礼します。
Posted at 2016/08/17 03:12:38 | |
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