
4月2日(土) 晴☀時々曇☁ 12.9℃
日産グローバル本社ギャラリーで開催中の高橋国光さんを偲ぶ追悼特別展示に行ってきました。レース界を牽引された偉大な方がまた一人亡くなってしまいましたね。
私の記憶には、JSPC、WSPC、ルマン24H、GC、F3000、Gr.Aなど数々のレースシーンの中に、赤と黒のADVANカラーを纏ったマシンを操る国光さんの姿があります。
スクリーンに流れる映像を観ながら、ふと自分の人生にも重ねて昔を懐かしく思い出していました(~~)
日産グローバル本社ギャラリー内ヘリテージゾーン
高橋国光さん 追悼特別展示
開催期間:2022/03/24(木) - 2022/04/14(木)
追悼 高橋国光さん (1940年~2022年)
日本のモータースポーツ黎明期から40年に渡り第一線で活躍した
レーシングドライバーであり、引退後もチーム監督などでレースに
関わりモータースポーツの発展に寄与されたレジェンド。享年82歳

関わりの深い3台のマシンが展示さされています。
ニッサンR382の実車を見るのは初めてでした。

ニッサンR382 23号車(1969年日本グランプリ)

スカイライン2000GT-R レーシングコンセプト
(KPGC110型 1972年東京モーターショー出展車)

スカイラインGT-R グループA JTC・STPタイサンGT-R 2号車 (BNR32型 1993年)
特別展示スペースのスクリーンには、懐かしい映像が流れています。
ソファーに座り実車越しに、最初から最後までじっくり観賞してきました。

1993年 第2戦/全日本ツーリングカー選手権 in RACING PARK(オートポリス)
優勝 STPタイサンGT-R(高橋国光 / 土屋圭市)
チーム国光とヨコハマタイヤ GT-R Gr.Aでの初勝利
ニッサンR382 23号車(1969年)

全長 4,045mm 全幅 1,870mm 全高 925mm 車両重量 790kg
ホイールベース 2,400mm トレッド(前/後) 1,470/1,370mm

エンジン GRX-III 型 (V12・4バルブ DOHC) 5,954cc
最高出力 441kW(600ps)以上/7200rpm
最大トルク 627N・m(64.0kgm)以上/5600rpm
スカイライン2000GT-R レーシングコンセプト
(KPGC110型 1972年東京モーターショー出展車)

全長 4,460mm 全幅 1,695mm 全高 1,380mm 車両重量 1,145kg
ホイールベース 2,610mm トレッド(前/後) 1,395/1,375mm

エンジン S20型 ( 直6・4バルブ DOHC) 1,989cc
最高出力 118kW(160ps)/7,000rpm
最大トルク 177N・m(18.0kgf・m)/5,600rpm
スカイラインGT-R グループA JTC・STPタイサンGT-R 2号車 (BNR32型 1993年)

全長 4,545mm 全幅 1,755mm 全高 1,320mm 車両重量 1,260kg以上
ホイールベース 2,615mm トレッド(前/後) 1,610/1,530mm

エンジン RB26DETT型 (直6・4バルブ DOHC・ツインターボ) 2,,568cc
最高出力 404kW(550ps以上)/7,600rpm
最大トルク 490N・m(50.0kgm以上)/6,000rpm

1993年Gr.A第2戦オートポリスで初優勝を喜ぶチーム国光の二人
1995年のルマン24時間でホンダNSX GT2でクラス優勝したときと合わせ、
今も鮮明に記憶に残る名シーンです。
こちらはミニカーですが、その車両

HONDA NSX LMGT2(1995年 84号車) 1/43 spark社製
ドライバー : 高橋国光 / 土屋圭市 / 飯田章
1995年 ルマン24時間レース LMGT2クラス優勝車両
そしてもう一台、こちらもミニカーですが

1989年のルマン24時間レースで国光さんがドライブした
ケンウッドポルシェ962C (1989年 10号車) 1/43 spark社製
ケンウッドの超カッコいいCMにも登場した大好きな1台です。

Gr.Aの32GT-Rのカッコよさを更に強調するカラーリングだと思う。
謹んで高橋国光さんのご冥福をお祈り申し上げます。