ニト朗＋（風紀委員）のブログ一覧

PhoenixにKatzkinをインストールしたのが2005年6月、14年前になる．
あのときUpholsteryを購入したショップとは連絡が取れなくなっている．
サイトそのものが当時のまま（当時のそのまま）で今でもアクセスはできるのだがメッセージが返ってくる事はなく、営業している気配がない．そうなることが突然に起きたのだろう．残念だ．

昔はロードスターもMiataも、多くのショップが軒を連ねて活気があった．



バカな事を言うようだが、ユーノスと温泉にでも入ったら楽しいと思う．
二人で少しお酒を飲んで、美しい景色を走った事や土砂降りの中を走った事、友達の笑顔などを思い出して、ふたりで話し込んでみたい．

そんなことができたら楽しかろうと、気分だけだが頭にタオルを乗せてみた．

シートの作業を終えて指を休めたいところだが、Phoenixを洗った．
一緒に温泉には入れないので洗ってやるだけだ．
今日はダラダラしないできっちり4時間休憩なしで作業した．
身体を洗いながらいろんな話をした．



話す事はとても多く、素晴らしい友達と走った事、この存在そのものを造った方にお乗り頂いた事、軽井沢で「ハンドルが逆だ！」と喜んでいたPeter、千里浜海岸でステアリングを握ったGregory氏、20周年の三次のトラックでPhoenixのステアリングを握ったのは英国からきたAlanだった．車体を撫でて艶が甦るたびに思い出す．記憶はPhoenixの車体に染み込んでいる．その記憶を今度は俺が手のひらで受けている．

最後に良いワックスを使ってすべすべのつるつるのなまなまにしてウットリとなで回した．いつもと変わらず、美術彫刻のように、宇宙の神秘のように、頬を赤らめて恥じる乙女のように美しい．この世にこれほど美しい物があり、それを自分が所有できる事の幸福よ．



コクピットカバーを半分だけまくって乗り込み、ガレージに移動した．
トップを上げるために取り外す．
何度もユーノスの周囲を行き来して丁寧に畳む．
起床したら寝具を畳むのは日本人のしきたりである．
その心がここにもあるのだと思う．



縦に二つに畳んでから三つに畳む、その後横に四つに畳んでから最後に二つに折る．
使ううちにこれが最良であると自分で見いだしたやり方．心を込めて丁寧に畳む事．



「使わなくなったピローケースに収納するとちょうどよい」と教えてくれたのは多分これを購入したショップのオーナーのDaveだった．今でも大切に使っているんだぞ．と言って驚く顔を見てやりたいが．



「あれれ、何だい？珍しくトップを上げたりしやがって．
　　こりゃ雨でも降るんじゃないか？(^_^)」

とでも言っているようにトランクリッドが「きぃ」と鳴く．

「バカ、雨が降るからトップを上げるんだよ」

「なぁ、トップなんか、上げたくないよなぁ、そうだろう？」

その点では、俺とお前はいつだってどんな時でも、憎たらしい雨が降ってたって同じ気持ちだよ．そんなつまらない事はわかってるだろう．

トップを上げて、リアスクリーンのカバーはそのままにして、ラッチをかけて、サイドスクリーンをいちばん上まで上げて、最後にドアをいつもの半ドアではなく．きちんと丁寧にバスッと閉めた．



鋭い光を放つホイル、このホイルを造っていたメーカーのエンジニア氏と軽井沢で話した事を思えてるだろう？お前がキレイだと本当に喜んでくれたよ．すごい出会いだったから忘れるわけはないだろう？そりゃ胸を張って、堂々と輝くように磨いたからな．

今度俺が乗る時まで輝いていろよ．



カバーをかけた途端、Phoenixは一切語りかけて来なくなった．
眠ってしまったのか、眠ったふりをしているのか．

お前とはしばらくお別れだ．
俺はちょっと出かけて、お前に乗れなくなる．
人間も部品交換が必要になるんだよ．
お前知ってんだろう、それくらい．

屋外暴露の車両に使用するため購入．
工業用製品、1キロで2,000円ちょっとだから使いやすい．



使いやすいと言うより買いやすい．
「これこそは」「いや、こちらこそ」「いいえこれからはこのケミカルです」
と言うものではないと思う．

早く使ってレポートしてみたいがそれはまた今度．
屋外暴露ではないphoenixや小豆ちゃんには使わないので．

オートグリムを含めケミカルの多数はシリコンをいかに使いやすくするかを考えて作られていると思う．生のシリコンが使い良いはずがない．

現在クルマのボディに工業用シリコンを使う方法は多数紹介されており
「布で塗るだけ」
という簡単さだと言われているが、布を使って塗るしかない、が正しいだろう．

早く使ってみたいです．

マグポリは小分けしたものが大変使いやすく、ヘラですくって使うと適量を塗りやすくよいです．
今回は磨きにネルではなくティッシュを使ってみましたがとても良い感じでした．
磨きはこすり続けて研磨材が砕けてからが勝負、そこから少し力を抜いて撫でるように仕上げると鋭い光沢に仕上がります．ティッシュが金色になるまで撫でると良い光沢になっているはず．



今日はキャリパーとローターをグラスターゾルで、ホイル裏表もグラスターゾル、その後マグポリで磨いてショウシャインで仕上げ、タイヤは裏表グリム緑を使い、最期にタイヤドレッシングで仕上げました．断っておきますがタイヤにグリム緑を使うのは危険なので要注意．



ボディはグリムではなくワックスで．シュアラスターの中級品．ああ、やっぱりワックスはいい、使いやすくてボディを撫でるのが本当に楽しい．



ワックススポンジは普通のセルロース、ワックスに付属してきたものはただのスポンジっぽくて使う気なし．
何度か使った普通のセルローススポンジはカラカラに乾いたものでも水に浸けると瞬時にたっぷり水を吸う良い具合になっている．むしろ新品だと使いにくいので何度か洗って馴染んでから使っています．



ああ、やっぱりワックスが好きだ．光沢も良く作業が楽しく撫でる事が悦楽とさえ言える．
これとは別にちょっと良いワックスとスポンジと拭きとりネルを用意してあるのだが、今度小豆色で試そう．



ワックスは一度の施工で何日ももつものではないと思っている．
一度出かけたらそれでおわり、で構わない．
好きな時に何度でも、ワックスをかければ良いのだ．
ワックスをかけるのは古いワックスを除去する意味もある．



ワックスを嫌う人は乾かしすぎなのだと思う．
それとスキマや段差にもきちんとワックスを塗るからだ．
この二点でワックスは最悪なものになってしまう．



ワックスはきちんと乾燥させると長持ちするような気がするが、乾かしすぎると拭きとりにくく必ず吹き残してしまう．それに段差やライトの文字、リフレクターのビス、ライセンスプレートなどにこすって塗ると必ず隅に溜まって吹き残しになる．このようなところはスポンジを軽くポンポンとパフしてあまり間を置かずやさしく撫でて仕上げると良いです．ワックスはコーティング剤の様に「塗る」ものではない、と考えた方が良いでしょう．



フッド裏などはポンポンとワックスを付けて、すぐに撫で吹き仕上げすれば良いと思います．



複雑な形状の部分はそれこそ何ヶ所かパフしてタオルで吹きのばす感じです．
アームやパネルの裏などもそのタオルで拭いていればワックスは付着します．

夕方、小豆色の洗車をした．
たっぷりと勢い良く水をかけてサッパリ洗った．



いつものセット、シャンプーの方は5回ほど使用．ディテイラーは洗車の頻度に応じて、すすぎで水はじきが充分なら拭き上げの時に少しだけ使い、弱いと感じたらしっかり使う事にしている．
拭き上げの時に無駄になで回す事でコーティング膜が出来るようだ．



今日はエンジンルームも軽く洗った．
ワイパーリンク下やボンネット、トランクリッド裏など水滴がある場所はディテイラーを使って拭き上げた．



今年このロードスターにはすべき事がたくさんある．



この35年使ったナルディは、今度自分のロードスターに戻そう．



以上レンズはミルバス5020、静物をマニュアルフォーカスで撮るのはとても心地よい．
これも等倍で見れば色収差が見られるし口径食もご覧の通り．
だからどうだって話なんだけど．

娘が夕食の材料を買って帰宅．
もうすっかり日も暮れて小豆色も夕闇にのまれてしまった．

ソナックスのコーティング剤を使ってみた．
結論として想像を超える大満足．



今のところ庭に野良駐車しているの小豆色．
雪の被害はリアバンパー、フロントフッド、リトラのカバーなど．



とても目立つ程でもないし、こうなったからには急いで補修する必要も無いのだが．

今年はトップの交換、シートの張り替え、可能ならフロアマット交換のどれかを実行したい．
合わせて鋼材と折板による屋根の工事も．



ソナックスは24年前のユーノス購入時に使っていた以来だからずいぶん久しぶり．
システムとしては英オートグリム、米マザーズ、独ソナックスを用途に応じて使い分けている．
本製品、ブリリアント社員デテイラーの名から想像する以上に強力な製品だった．



日曜の朝に施工して以来、今日で三日目の雨．
思った以上に水を弾いている．

使い方はたいへん簡単だが少しのコツが必要．
パーツリストに書いてみよう．



屋外駐車のクルマには強くお勧めできる製品だと思います．