ニト朗＋（風紀委員）のブログ一覧

新品に取り換えたいのはやまやまなんですが．



まずはワイヤーブラシでこすってみる．



ふと思いついてこれを、酸なのでアルミ表面が溶けるはず．



油っ気で酸が効かないのでまずはシンナーで拭いて．



酸を吹きつけるとつーんとする匂いがする．液で濡れた部分を歯ブラシでこする．
液が黒くなる．



中のグリスは入れ替えたいところですが、補充にしておきます．



本来ならサンドブラストしたいところではあるんですが、酸で表面を溶かすのもありかも．
調子に乗って綿棒でサンポールを塗るとさすがに白い泡が出てきます．



最期に調子を整えるため歯ブラシとマグポリで、すぐにねずみ色になるので拭き上げてCRCで拭いてみました．
これでよしとしよう．









仕上げにグリム金で、油汚れや研磨材の拭き残しがとてもよくとれる．













さびとりスプレーはボルトにも有効で丁寧にふくとそこそこキレイになります．
リトラのモーターのアルミハウジングも酸で溶かすとしましょうか？

2年分の汚れ、主にいまいましい中国の黄砂．

この部分のクリップを外すにも井上工業のコーキングヘラが抜群です．
ナイロンのとても薄い先端がごくわずかなクリップを上手に押します．
金属の道具を使うと「傷を付けるかもしれない」ので、それは多分傷が付くのだろうと思っています

さて、尊い新品の右ドアのアウターウェザーストリップ、
仮合わせで何となく位置があっていない？
ちょっと待て．
確認しました．



ほーらやっぱり、取り外したものと新品のクリップの位置が合っていません．







このクリップの位置だとモールが前になってしまい、ダメです．
樹脂クリップはぐいと押すとじんわり動くので位置を合わせます．
この時にモールを曲げてしまうと全損なので要注意．



三角窓の枠の前にぴったり会う位置になるように．



後端はドアの端部に合います．



左ドアでは何もしなくてもジャストな位置に合っていたのですが．
このクリップは外すのが難しいのでやり直ししないつもりで慎重に．
必殺の覚悟で．



ドアのこのモールは一発で決めないと歪みやすいので念のため位置を確認した方がよいです．

トップのシワも引けて馴染んできたようです．
雨を知らぬトップはまだ操を守ったままだ！
この写真ではタン色の様にもみえますが．



自然光での色合い、この印象が近いと思います．
もちろん純正はタンなのですがあえて違う色にしました．
個人的にはNBのVRリミテッド（米ではMahoganySE）の色使いがとても好きです．
この色（Dark Baige）を選んで本当に良かったと思っています



リアスクリーンのシワも馴染んできました．
ガラスウインドウは考えた事もありません．
畳んだ時の高さが全く違うことも大きな理由です．



エクステリアのレストアは、ほぼ終了．





オマケでつけてもらったBBSは純正オフセット．
ハレの日（30th）には純正VRAホイルを履く予定．



外装で見えるものはほぼ新品、塗り立ての塗装面と新品パーツ．
残るは右ドアプルとワイパーのみ交換すれば外装レストアは終了．



当初は外装レストアは程々にするつもりであったが、欲が出た．
言い換えるならば白ぼけたテールライトが全てを台無しにするのなら、それを許してはいけないと思うようになった．

新しい塗装面に新品パーツ、これは外装レストアの醍醐味、つまり新車の状態を味わう事．



初代でも比較的新しいシリーズ2ならばこそ、の一面はある．
新品パーツのちからは大きい．
マツダに感謝あるのみだ．
パーツの値段はどんどんあげてもらって構わないとさえ思っている．



新しい塗装面に新品ノズル．
当初はそこまでは、と考えていたのに．
「新車の状態」の誘惑は容易く判断能力をマヒさせる．





幌以外に純正を拒んだいくつかの部分のひとつ．
ささやかなパーツ、サイドマーカー．
安価なパーツの濁ったレンズと白ぼけたベゼルが濃色車の外観を地に落としてしまう．



新品にする選択肢もあったミラー、あえてユニットのレストアを選んだ部分．



ドライブ中に何度も見るミラーの首は車齢がわかる部分．
ああ、きもちいい．



ああ、やはりトウイングフックのラベルはチラ見えしてる．



こうして外だけみていると新車のようだ．
そりゃそうだ、誘惑に負けながら予算をオーバーしてレストアしたのだから．

来年は内装だ．
それもエンジン、シャシーが健康だから専念できる．
人間と同じですね．

今日は娘が小豆色に姉を乗せて買い物に出かけました．



ワイパーリンク、錆びやすいナンバー2が単品で出なかったのでアッシーで買いました．



板を曲げて作るパイプは継ぎ手が入り、これでは黒い部分がそれ．
と言う事はこのパーツは表面処理されていない生の鉄パイプということ．
たとえ新品でもたいへん美観が悪いので塗装に外注する事に．



ナンバー１パイプの意味不明のビニルテープとゴムリング．



ブーツはぬぷっと取り外して．
モーターギア側のブーツが付いていませんでした．
シリーズ1では付いています．




樹脂のピボットの受けのグリスを除去．



樹脂パーツは無理に外そうとすると壊れるのでそのままマスキング．
塗装は焼付できないのでウレタンで．



左ワイパーのピボットは意図的にサイズを変えてあるようだ．
その必要あるんだろうか？



このシャフトはCリングを取り外すと分解可能．
（過去ブログ）

先日オオミチさんのところで見せてもらったものはこのシャフトが手で動かぬほど固着していました．
ワイパーモーターはそれでも動かす力があるそうで、ワイパーが遅い場合はこのシャフトに問題があることもあるそうです．関節を外さないと確認できないので少し面倒ですが．

2005年の写真、この時すでにターボ＋ナイトロのウエット仕様だったのか、と我ながら時の流れの速さに戸惑う．

純正ラジエターファンシュラウドに黄色と白のコーションラベルがあるが、どうせこんなパーツは出やしないんだろう．シリーズ２でもこれはあったのだろうか？ラジエターの2枚とその前のいちばん大きい黄色のラベルはでるんだが．

取り外したファンシュラウドが2個あったがどちらにもラベルがなかった．
もしあればDTPで復刻するんだけど．



これは4年前の写真．
現在と全く変わりがない．
四年後も変わっていないだろう．



このフューエルリッドが復刻される事もないだろう．
こうしてみるとリッドの傾斜具合が絶妙で実に美しい．



しばらくロードスターの写真は撮れないかも．
今年は雪が少ないといいですね．