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ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2020年05月31日 イイね!

申し訳ないほどしあわせだ



トップを下ろしてブーツカバー装着の小豆色、ガレージが良い香り.



次女が小豆色で出かけるという.
トップはそのままで良いと.



父親以外の男性を載せたことがない助手席.
女性の友達や姉が独占している.



聞くと長女が次女の小豆色の助手席(運転席を狙っているが)で軽井沢ミーティングに参加したいと.

運が良ければ後ろから自分のユーノスでつけて行きたい.



女性が二人でドライブをするには、VRAは華美に過ぎない品がある車内だ.
客観的に人の目にもそう映るだろう.

もし運良く軽井沢ミーティングに参加できたら、「よっちゃんさん」ご夫妻に娘と小豆色を紹介したい.
お二人でVR-AとVR-Bをそれぞれ所有するカップル、ご存知の方も多いだろう.
毎年、軽井沢ミーティングでお声をかけてくださるのだが、このところお会いしていない.



真新しいブーツカバーは、ベルトラインモールに引っ張られてぱりっとシャキッとしている.

まだ若い娘のロードスターらしくて、とても良い.

小豆色が、小気味よいエキゾーストを残して出かけるのを見送った.

「申し訳ないほど幸せだ」と思った.
Posted at 2020/05/31 11:07:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2020年05月30日 イイね!

レストアの意味



NA6、NA8シリーズ1を見慣れているのでパッドの少ないシリーズ2レザーシートには何となく違和感を感じ、やはりシートセンターはこのパッド割りが自然だと思うしRoadsterのロゴもない方が個人的に好みだ.

今こうして小豆色の車内にいると、初めてこのロードスターを迎えた4年前、そうだ、もう4年も経った、あの良く晴れた5月の日曜を思い出す.

その時はまだ漠然と前オーナーのモディファイが残る車内で、一切を純正化しようと、それだけが明確で譲らないコンセプトとしてワクワクしたものだ.



シリーズ2のそっけないメーターパネル.
シリーズ1のいいとこ取りはしたくなかった.



まさにタイミング良くレストアプログラムの始動とほぼ同時に小豆色のレストアを始めることができ、追い討ちをかけるようにトープ色のフロアカーペットの復刻と言う思い掛けないきっかけから「お掃除ではなくレストア」の方針が明確に決定的になった.



当初はダッシュの新品交換までは考えていなかった.

マツダのロードスターへの想い、その思いに自分の思いを重ねてこの一台の極上のロードスターを作ることができたのではないか、と思う.



みん友さんが提供してくださった純正オーディオ.
これなしではこのレストアに意味がない、とさえ言える.
シリーズ2からオーディオの固定方法がそれまでと大きく変わったことを学びました.ダッシュ側にビス固定するのではなく、パネル側にスナップされています.



このロードスターのシートで見渡す車内、新品パーツの数々.
Phoenixの新車はこんなに立派ではなかった.

レストア作業中に、二度の入院があった.
病室で純正パーツを発注していたのがなつかしい.
こんな事をしている患者はいないだろうと笑ってしまう.
手術中(局部麻酔なので)はずっとロードスターのエンジンルームのパーツ類を詳細に思い出して気を紛らわせていた.
結実した結果が日常になってしまうと、それまでの日々は圧縮されてしまい込まれる.



パーツを復刻し、供給する過程はすんなり再生産、とはいかないパーツもあるらしい.
マツダの担当の皆さんにのご苦労、全く感謝に堪えない.
復刻パーツに関わる全ての皆さんに感謝したい.



車内に乗り込みドアを閉める時、そのドアを開ける時.
これから何の記憶も持たぬ新品パーツにこのロードスターのオーナーである娘の時間が刻まれてゆくだろう.
その一点にこそ、新品のパーツを使ったレストアの意味があると思っている.



シフト、ブレーキのブーツはもちろんナカマエ製作製.
この部分には最上のパーツを与えたかった.
レザーの芳香に包まれて愉悦の眺めと甘露の手触り.
Posted at 2020/05/30 12:52:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2020年05月27日 イイね!

トランク・リッド・ポップ・アップス



レインモールの朽ちたラベル.
ベルトライン下の(隠れている部分)トップのキレイなこと.



Phoenixのトランクリッド.
リリースするとポーンと上がる.



考えてみれば購入直後からガレージに帰ってきたらまずトランクリッドを開けて、乗る時に閉める.
これを続けてきたからリッドの開きかたがゆるくなる事はあれ、渋くなるはずはない.
きいいーと音を立てて開く様も愛らしいが、動きが渋い状態を甘受できる性格ではないので.



小豆色のほう.
Phoenixには及ばない.
リンクのヒンジ、トーションバーへの注油(グリス)等できるだけの事は行ってこの程度.
そもそも、これが普通でPhoenixがユル過ぎるのかもしれない.

ちなみにトーションバーのリンクは2ヶ所あり、トランクにスポイラーが装着されている場合は強い方にかけられている(小豆色はこの状態だったので掛け替えた)

こんにちのロードスターは90°以上開く複雑なリンク機構でストラットを備えた凝ったものだ.NA、NBオーナーはその理由をイヤと言うほど知っているが、NC、NDオーナーにとっては当たり前の事、ありがたいと思う人はいないだろう.

プリミティブなロードスターのトランクは、リッド表面に触れず(必ず塗装面に傷が付く)キャッチに指をかけて程よい力加減で閉める(娘は簡単にマスターした)ことができる.

NAとNBだけに認められたトランクリッドの閉め方だ.
Posted at 2020/05/27 01:13:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | Garage | 日記
2020年05月26日 イイね!

グレート・プリテンダー



久しぶりにZeissミルバス50ミリハーフマクロを使ったが、黒の締まりが良くて痛快.この写真は開放(F2.0)

ガレージの床をメラミンスポンジでしっかり洗っている間、路肩で待っている小豆色.

通りかかった斜向かいのおばあちゃんが

「これはお宅のクルマですか?なんと上品で美しいクルマであるか、美しい色、屋根も素敵な色で、こんなありがたいものを見れてありがたい、ありがたや.」

と仰っていかれた.「ありがたや」のところではフェンダーに手を置かれて拝んでいるようだった.

恐縮であるが、確かにこれは極上のVRAに違いない.
この一台に費やしたエネルギーは、もう残っていない.



クルマは、ボディに映りこんだものを記憶するのではないか、と思う.
思う?望む?そう思いたい?そのつもりでいる.
プリテンド("pretend")というのが適当かも知れない.
"Great Pretender"という曲を思い出す.
プラターズだ.アメリカン・グラフィティだ.





このボディ色とトップのコンビネーションはとても美しい.
これ以上ない、そのつもりでいる.



キャンバス地のマットな質感がとても良い.



水洗いしたあとでわずかに残る繊維や小さなクズはローラーで.
ふだんのケアはブラッシングで.
しっかりコシがあるブラシでホコリをかきだすようにリズミカルに.



トップのマットな質感はボディの光沢を引き立てる.
濃い色のボディならではの光のダンス.



リアガーニッシュのユズ肌の調子が気に入っている.
研磨してフラットにするのも良いが、新車のペイント肌はこんな感じだ.
新車のロードスターだと思い込んでしまおう.



ホイルだけ見れば新品だが、中に見えるブレーキディスクやキャリパーのリフレッシュが今年の目標.



この画像だとパウダーコート・クリアーの「にごり」がわかる.
しかしその層の下には強烈な輝きの鍛造ポリッシュ面がある事を知っている.
そのポリッシュをこのパウダーコートがこの上なく強固に、永く守る.



デッキプレートやそのビス、アンテナベースなどもマツダの新品が手に入る.
まさにちょうどマツダのレストアプロジェクトの進行と同時に次のオーナーを求める知らせを受けた事も、運命のようだ.そう思い込んでいる.



娘にトップの下ろしかたをレクチャー.
リアスクリーンにマットをかけてジップアウト.
新品のキャンバス特注ブーツカバーはまだとてもキツく、なかなかの力技で娘が一人でセットするのは難しそう.

母親に「トップ下ろして買い物にいくから」だと.

「それ、屋根を開けるってこと?」と問う母親.

「えーと、上げるってことは屋根を閉めるってことだよ」

そうだ、スポーツカー・オーナーなら「屋根を開ける」なんて言いかたをするもんじゃない.

このやり取りが嬉しくて仕方なかった.

俺はグレート・プリテンダーなのだ.
それでいいのだ.
Posted at 2020/05/26 03:20:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2020年05月25日 イイね!

純正灰皿のツヤ



これは昨年購入した純正灰皿新品.
リッドにテカリがあるがこれはたぶん金型の劣化によるもの.



小豆色の灰皿部分はしばらく「アクセサリーボックス」を装着していたのだが、実は個人的にあまり好きではないアイテムだった.

もちろん純正オプションだから違和感はないのだが、フタが薄く手前に開く構造で、開けた時に破損しそうな気がする(長年使っていて破損はなかったが)事と、このオプションは今ではどうか知らないがオークション等でやたらと高額で珍重される傾向があり、主にその印象から「使いたくない」と思っていた.

最近になってこの中にガレージの電動シャッターのリモコンがぴたりと収まる事を発見し、小豆色には純正灰皿の新品を取り付けた.
やはり純正はこの灰皿がなくてはダメだ.
リモコンの操作時にはこの上なく使い良く大満足だった.

しかし、その新品灰皿はどうも妙なテカリがあり、金型の劣化だと思う.

ユーノスロードスターの灰皿については、主査の著書に詳しく、直接お話も伺った事があるが、要するに灰皿なんかどうでもいいものは当時(若い)担当者が既存で存在する他車のパーツから選んだものが採用された.「表面のシボの印象が他の内装パーツと合わない」の声も「何の問題もない」と主査が一蹴した.

この灰皿はSA22Cとも共通で(デフのギアも共通のはず)だから40年以上前のパーツである.それを再生産すれば金型の劣化もやむを得まい.



リッド部分.
手持ちのNA8新車装着灰皿(未使用)との比較.
右のテカリの激しいのが2019年版.
左の1994年版ですでにテカリがはじまっていた事に初めて気が付いた.





ベゼルのテカリ、後部の木口部分中央がテカっている.
抑えたツヤが美しい新品コンソールに装着するとこれが結構目立つ.



と、思いきや、1994年版ベゼルでも同じようにテカっていた.
納車前に「アクセサリーボックス」を購入していたので今まで気が付かなかった.
どちらが新しいかわからない.
(どちらも新品だが)



リッドは1994年版の方がテカリが少ないのでそちらに交換.
ずいぶん見違えるようになった.



灰皿ベゼルの素材はベークライト系だから(耐熱性、ナベの取っ手の素材)タッピングビスの締め込みには細心の注意が必要、うっかり締めると簡単にバカになる.
必ず一度逆に回してねじ山が「コトン」と落ちる位置から締め込む.
絶対に締め過ぎないこと.



なんと心いやされる眺めであることか.



リッドを開けてボタンを操作するとガレージのシャッターが開く.
シェルはスチール製だが問題なく作動する.
純正灰皿はこのリモコンのために存在するパーツのようである.



ロードスターは美しいスポーツカーであるが、車内のデザインもこの上なくシンプルで知的だ.
どの部分も完全に美しく調和し、無意味な曲線の一切もない.
平井主査という最高のエンジニアのもとでは、そもそも愚劣なデザインなど近寄る事もできなかったのだろう.

この存在に匹敵するものが将来生み出される気がしない.
ユーノスロードスターにレストア可能な環境を与えたマツダと言うメーカーは、他の自動車メーカーとは一線を画する.

その一線とは、文化である.
Posted at 2020/05/25 14:43:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記

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何シテル?   06/04 19:44
日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
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