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ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2021年05月30日 イイね!

右ドア点検〜ガイドローラ破損

右ドアを閉める時に「がたん」とサイド・ウインドウが揺れる.
多分ガイドローラが割れているだろう、と点検.



案の定.
ローラーは本来ウインドウガラス・アッシーで単品設定がなかったのですが、レストア・プロジェクトの際に単品が出るようになりました.キャリパーピストンと同じです.
このパーツが割れる原因はウインドウの作動ではなく、ドアの開閉のショックの蓄積だ.



推測ですが樹脂のローラーは規格品・汎用品であり、専門メーカーが生産しているものから選択されたのでしょう.専用に製作発注された部品ではないはずです.



こちらは以前使ったブチル系の接着剤(発泡ブチルはスクリーンには接着が弱いのに時間が経つとボディからはがれなくなる)純正のブチルに近い接着具合.パーフェクト.



まったくパーフェクト.
発泡ブチル両面テープは危険だと思います.



ドアスクリーンを剥がす時は、ピザのチーズのように糸を引くブチルをただ引きはがすのではなく、ビヤーとのびた部分をハサミで少しずつ切りながら進めばよいです.

ドアスクリーンのビニルとドア双方にブチルが残っても、そのままブチル同士を貼ればよいです.はがれはじめると勢い良く「ピー」と剥がす事もできました.



ついでにドア内張のファスナーのパッキンを点検.
ついでなので作り直す事に.



自分のブログを検索して外形12ミリ内径7ミリを確認.
このパッキンは大切なので数年で交換すると安心です.



少し前から気になっていたドア・オープナーの調整をついでに.
オープナーに指をかけて引くまでの遊びをほぼゼロに詰めました.
ドアを開けるのが快感に.



私がサイドスクリーンを最後まで下ろさない理由.
親しい友人は知っている.
ちなみにドアから腕を出して運転している人がいますが、あれが恰好良いとか思っているのでしょうか?
ドアにスクラッチをつけているだけだと思いますが.





ドアを開けて、乗り込んで、ドアを閉める.
ここが快適だと気持ちが良い.
これから、素晴らしい時間がはじまる.



先日、恐ろしく気持ち悪いシフトノブを見てしまった.
あれが純正部品なのかわからない.
正しいシフトパターンはこれである.



ショックをノーマルに交換してから、ドライブが楽しい.
ちゃんとロールするノーマルショックは乱暴で横着なステアリング操作に反省を促す.
荒れた路面、舗装を恐れずに踏み込める.
加減速の荷重移動がハッキリわかる.
ロードスターとの会話がはずむ.



ガレージがレザーの香りで満ちて、貧乏性の俺は勿体ないと思ってしまう.
コクピットカバーをかけようか.



Posted at 2021/05/30 20:04:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2021年05月28日 イイね!

彼女とロードスター

今日は所用で少しだけドライブするチャンスがあった.

軽いクラッチ、軽いステアリング、軽やかなエンジン音.
全てが軽やかで心地よい.



私は全ての操作に心を込める.
恋をした女性とつまらない世間話をするチャンスに恵まれた青年のように.
彼女は優しく聞いてくれるように、それを受け入れる.

大声を出さない、ばか笑いをしない、静かに微笑み、ハッキリと聴こえる柔らかい声で言葉少なに語りかけてくる.



そうだ、ユーノスは、そんなクルマだった.
他人から見たら、これは美しい小さなクルマであるが、
もちろん、本当はクルマとは呼びたくはない.

小豆色はハミングするように走る.
何にも、いっさい、一生懸命にならない.
少しも無理をしない.

「あなたの人生も、そんな感じでいいんじゃないですか?」

ユーノスロードスターは、そう囁きかけてくるクルマだ.
初めて新車の自分のロードスターを、こっそりドライブした夜更けを思いだす.
その日から、私の人生は大きく変わった.
舵をきった、と言う方がしっくり来る.

荒波ではなく、急坂ではなく、嵐の中ではなく、
他の人と違う方向に、舵をきった.
そこにある世界と、ひとたちに、驚きながら、

いまここで、少し座って、空をみる.



この愛らしいロードスターは娘の人生の舵を、きっただろうか.
Posted at 2021/05/28 19:47:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2021年05月27日 イイね!

タイヤしだい

先日のF-1モナコGPの解説中に、もとブリジストンの浜島さんの言葉として「タイヤはグリップが全て、グリップさえよければタイムが出る」なのだそうだ.

もっともだ.
当たり前の事をあれほどの人が言うと信憑性などの概念を超えた「真実」だ.

アラン・プロストも(もちろんセナと争っていた頃)インタビューで走行中に考えている事はほとんどタイヤの状態だと言っていた事を読んだ覚えがある.

俺ほどのど素人でも掌大のタイヤ設置面こそが車体をライン通り走らせる生命線だとわかる.

さらにタイヤがスライドしながら描く軌跡を制御して走るのがドリフトだ.

余談だがドリフトと言うドライビングは今で言う「どりふと芸」と混同してはいけない.
でかく重い4ドア車がシオマネキのように真横に走って見せる曲芸は「ドライビング」ではない.それを実現するために過度なステアリング角が可能にアームを改造するから壊れてタイヤが観客に飛んで死人さえ出る.
全く低能な見せ物だ.
あれはラジコンで遊んでいればいい.

4輪ドリフトとは「ブレーキングとコーナリングを同時に行う」ことだ.
だから速く走る(タイムを出す)テクニックとは少し違う.
タイムを出すのならグリップ以外ない(トラックスピードの場合、ジムカーナは別)はずだ.つまりコンペティターがトラックに存在する場合に自分が有利に立つためのひとつの(古風な)テクニックである.
(舘内端氏書籍による)

それを峠で発揮する文化も日本ならでは(と、思いきや、そうでもない)人が不幸にならない限り笑い話で済む.

低俗な蛇足ばかりが長くなったが、クルマの走りを決めるのはタイヤ次第だ.
だからこそ、初代ロードスターはそれ専用のタイヤを求めた.
ノーマルのサスセッティングは、このノーマルタイヤを前提としたものである.

だからノーマル以上のグリップを持つタイヤを装着したなら、ノーマルサスペンションはその限界(キャパシティ)を超えてしまう.
すなわちスプリングとダンパーをタイヤの性能に合わせてグレードアップする「必要」がある.
タイヤの性能とサスペンションのセッティングは相関的にリンクするから、さらにその先にボディが受ける過剰な応力を分散吸収する補強が必須となる.

クルマの運動性能はタイヤ次第だ.
さらに言うなら、タイヤの性能(主にCF)次第、その上積みとして縦グリップがあり、タイヤのグリップ円をいかに使い切るか、それを可能とするセッティング(レートと双方向減衰力その他車体重心、ロールセンター移動)その固定のための車体補強の追加など施工しなければいけない項目は多く、それを発揮する速度域はタイヤのポテンシャルに比例して高くなる.それが自分の能力を超えないレベルに納めておく事が知性だと思う.

ドライビングとはとても知性にあふれたプレジャーだが、どこからを知性とするかは客観的な指標がない.それはコーナリングに特化した性能値でもラップタイムを基準とした能力評価でもない.ただ言えるとしたらそれを語る者の知識と経験と能力の総和であるはずであろう.

自らの技量に則したセッティングにロードスターを躾けることが、ロードスターのモディファイの醍醐味である.
そうして程よく揉まれた「自分だけのためのロードスター」こそ、最も「イイネ」だと思う.






Posted at 2021/05/27 18:46:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスターの雑談 | 日記
2021年05月26日 イイね!

居酒屋「いとろ」

〜〜居酒屋「いとろ」(ニト老爺とガ487が軽く飲みながら世間話をする番組です)〜〜

ニト老 「何だかテレビで大人気の役者が結婚したって大騒ぎだよ」

ガ487 「新垣結衣さんと星野源さんですよ、大将、この字であってましたっけ?」

大将 「へいおまち、まずは生中ジョッキ、あってると思いますよ」

ニト老 「その、それだ、大騒ぎじゃないか、朝から晩までおめでたいこった」

ガ487 「そりゃもう、日本的高感度ナンバーワンの男女俳優ですからね」

ニト老 「ちょっと前に家内と娘がコレ見なきゃナリマセンって、録画してみてたけど、ワシはあまり日本のドラマはみんカラ」

ガ487 「何駄洒落ってんですか、面白くもない、しかし家に帰ったら新垣結衣が待ってるんですよ、お帰りなさいって、」

ニト老 「それがお前等の夢か、若いんだからもっと大志をいだけよ」

ガ487 「いや、新垣結衣も超絶かわいいんですが星野源もなかなかいい男じゃないですか、あんな草食系が好感度高いんですよ」

ニト老 「そんなもんか、でも確かに一度見たら覚える顔だな.そう言えばあれに出てたのを娘と見たよ、コウノトリ」

ガ487 「『コウノドリ』ですよ、産婦人科のドラマですよね、あれ泣けますよ、あー思いだして涙でる」

ニト老 「あの兄ちゃんが能登出身でな、頑固なオヤジが医療過疎の中がんばっていたが自分が病に倒れちまって、息子役のあの兄ちゃんが故郷に帰って」

ガ487 「知ってます!ポン!見ました!ポン!泣きましたよ!あの話!」

ニト老 「いい役だったよな、あのオヤジありて息子ありって関係が良かった.珍しく日本のドラマに感動したよ」

ガ487 「で、逃げ恥は見てないんですか?」

ニト老 「うん、みてない」

ガ487 「見ましょうよ、今からうちで見ますか?メッチャ面白いし新垣結衣ちゃんのかわいいこと」

ニト老 「いや、あまり興味ないんで」

ガ487 「先生、そう言うの偏見ですよ、あー俺はそんなジジイになりたくないわー」

ニト老 「そう言えば最近孫が笑うんだよ、こう、抱っこして、アタマ撫でると、にこーって、俺に.」

ガ487 「はっはー、正真正銘のジジイになりましたね、極めて一般常識的なジジイになり始めてますね、めでたいこっちゃ」

ニト老 「そう言うな、ワシは普通のジジイにはならん!それにしても、やっぱり国民みんなが喜ぶ結婚はいいもんだ.次に何言うかわかるか?」

ガ487 「あ、大将!生中お代わりね!あとつまみもどんどん持ってきて〜」

ニト老 「あれだあれ、天皇家のご結婚だよ、あれこそ日本全国民が祝福すべきじゃないか」

ガ487 「あー、あっちゃー、そっちですかー、たしかにー」

ニト老 「今回の結婚報道がだな、ある意味すごい当てつけのように思えるんだが、要するに」

ガ487 「あー、それはひどい、そーんなひねくれた事言うのはジジだけけですよ」

大将 「へい、生中お代わりね、美味しいものもジャンジャン出しますよ!」

ニト老 「あっちはどうなるかわからんが、いや、もう決まってるかも知れんけどなー」

ガ487 「知ってますよ、ワイドショーであのネタがはじまると喜んで見てるって」

ニト老 「お前、なんで知ってる」

ガ487 「いえ、こないだ娘さんに聞いて、紀州のドンファンのワイドショーも好きなんですよねー、ワイドショー大好きなんだって、意外ですよ!」

ニト老 「バカ、イメージ壊れるじゃないか、ま、しかし、あの話もひどい話だ」

ガ487 「俺は犬がかわいそうっす’、あれ絶体やられたんですよね」

ニト老 「おい、誰が聞いてるかわからないぞ、ま、俺もそう思うけどな」

ガ487 「トコロでひとつ言いたい事があるんですけど」

ニト老 「俺はその3文字が嫌いだ」

ガ487 「いいじゃないですかー、そんなに嫌わなくてもー、エンスー仲間でしょ?」

ニト老 「おまえ言いたい事を言えよ、はっきり」

ガ487 「まーまー、じゃ言いますよ先生、あのね、『にいがきゆい』じゃなくて『あらがきゆい』ですよ、これ人前でまちがえると恥ずかしいですよー」

ニト老 「いいんだよ、『間違えるは恥だが役に立つ』だろ?」

〜またのご来店をお待ちしております〜



Posted at 2021/05/26 20:46:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 居酒屋「いとろ」 | 日記
2021年05月25日 イイね!

サス・セッティングという宗教

以前のブログでロードスターの車高の変更にやや否定的な意見を述べた.

言うまでもないが個人のブログ内の私見であり、かつ小豆色というロードスターのレストアに関しての方向性の話である.
繰り返すがオーナーがどのように自分の車両を改造しようが、それは全く自由だし他人に口出しされるものではない.

サス・セッティングに一家言あるオーナーは多いし、多くの信者を集めるショップもある.俺は「宗教のようなものだ」と思っているが、宗教だから信者が満足していればそれに越した事はない.そのような世界は教祖が絶体で熱狂的信者がまた信者を呼ぶ、いささかホットな世界であるようだ.
それはそれで良いではないか.
全員ハッピーなのだから.

「物凄い経歴の人だ」
というのには大体ロクなのがいない.
本当にすごい人は素人を相手にしないし、素人にそれを誇示する輩は実に怪しい.
やはり宗教だと思う、正確には「怪しい宗教」と言うべきか.

率直に言って自分の好み【preference】を反映させた自車のサス・セッティングが純正とどのように違い、どのように「ズレて」いるかを把握した上でそれを選択している事は自由だし、そもそも他人が評価する意味自体ない.

たとえば「カフェ・レーサー」と言うジャンルはまさにそう言う世界だ.
小気味にレーシング・テイストをあしらって、その実レースはしないと言うひとつのファッション.
しょせんストリートユースで、フィーリングで評価する程度のレベルであれば教祖など出る幕もないし、まさに見た目のサス・セッティングで良い.
それはそれで良いと思う.

ロードスターとはオーナーのエンスージアズムを鼓舞する存在だ.
ロードスターは徹底的に正統にならったライトウエイトスポーツの甦りだ.
平井主査はそれを超えようとなど考えておられなかったし、世界にローカルクラブを企画してオーナーの世界を想定・企画(あえてそう言おう)したのはまた別の偉人達だ.

あれはもう20年以上前のロードスターミーティングのこと.
晴れた会場に集まったロードスターたち、主査が一台の前で立ち止まり
「これはオイルクーラですか?」
とオーナーに訊ねられた.

「そうですよ、ロードスターはオイルクーラー無しでまともに走れません」

オーナーは主査を知らぬようだった.

主査は「そうですか」とそのロードスターを離れられたが、オーナーはそんなものだ.

俺はそれもひとつのエンスージアズムだと思う.
そういうカタチのそれもあると思う.
ただ頭から「ノーマルはダメ」と信じ切っているのが可愛そうではある.
理念と言うより単なる知識の話だ.

思い思いのロードスターがそれぞれの姿で走っている事は平和だ.
ただ、「ノーマル」とは思いのほか深い思慮と見識で成立している存在であるともっと認識されて良いと思う.

大体、ノーマルを認知した後にモディファイを選択するオーナーはすでに多くはないと思う.
それすら知らず、ロードスターの開発開始から発売までの物語さえ知らずして「ノーマルはダメ」などと軽率に言える教祖と信者はうさん臭いと思う.

Posted at 2021/05/25 18:20:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスターのこころ | 日記

プロフィール

「ずたぼろ令嬢が素晴らしい。こういうべたな作品で簡単に泣いてしまう自分のチョロさが愛らしい。」
何シテル?   09/14 15:18
日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
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