2020年09月13日
警察に停められた話
今日、北九州市の小倉の手前でパトカーに停められた時の話です。
状況は、私の前に黒のワンボックスが走っていて、二車線の信号待ちで左はパトカーを先頭に数台、右はそのワンボックスが先頭で次が私という状況です。
見通しが良かったのでだいぶ前から赤信号が確認出来たので、ワンボックスも私も空走で徐々にスピードを落としていました。
交差点に差し掛かった時に信号が青に変わったので、空走状態からアクセルを開けて走り出しましたが、前のワンボックスが不意にアクセルを抜いて左車線のパトカーの前に入り込みました。
私はアクセルを開けた直後だったのでワンボックスとの車間が詰んでしまいました。
そんなことはよくあることで、信号待ちのおかまはこのケースが結構あります。そんなことで私はさほど気にせず右車線を走って行こうとすると、パトカーが停車命令をしてきました。
警官A「運転手さん危ないですね。ちょっと降りてもらえますか」
私「えっ?なにかしましたか」
A「今あんな煽り運転は厳しく取り締まっているの知ってますよね」
私「煽り?私が?どこの話ですか」
A「今、そこの信号ですよ。あんなに車間距離を詰めて危ないですよ」
私「はあ?煽ってなんかいません。あんなの信号の変わり目でタイミングが合わなくてあることでしょう」
A「あれが違うというなら、運転手さん危ないですよ。」
私「なにを言ってるんですか。前のワンボックスがあなたたちを見て慌てて左車線に入ろうとして、そのまま直進するだろうと思っていた私との距離が詰んでしまっただけでしょう」
A「そうは見えませんけどね。ドライブレコーダーがあるんじゃないですが、それを確認したら分かりますよ」
私「いいですよ。そもそも前のワンボックスは門司港からずーと私の前を走っていて、そこそこのスピード走っていたので、私はいつもどおりの車間距離でここまで追走してきたんですよ」
A「そうですかねぇ」(なんかムカつく言い方)
※以前紹介したタブレットPCを車に置いてあるので、それを取り出してドライブレコーダーのSDカードをセットする。
警官B「運転手さん、そんなのあるんですか?」
いままで一言も話さなかった警官BがタブレットPCに食いついてきた(笑)
私「そうですよ。だいたい私は煽られる方で、今日だってここまで来るまでに何台の車に車間を詰められたことか。そんなトラブルから身を守るためにこうして証拠を残す準備はしてるんです」
B「ああ、前にも後にもカメラが付いていますね」
A「まあまあ、その映像を元にキップを切るとかしないので見てみましょうよ」
私「はい、準備出来ましたよ。この場面ですね。私は車間が近いことについては先ほど言ったようにタイミングが合わなくて車間が詰んだと言ってますよね」
A「この場面ですよ。白線1本分くらい詰めている」
私「そうですよ。だからなんだというんです。前の車の挙動が読め切れないことなんてあることでしょう。煽りというなら、この前の映像を見なさいよ」
B「はあ、この映像は車間を開けてますね」
私「だから門司からずーと追走して来たと言ってるんですから、煽ったというなら門司からの映像を全部見たらいいでしょう。」
※しばらく映像を見ている
B「まあ、煽っているということはないですね」
私「だから、してないと言ってるでしょうが」
B「運転手さん、私たちはそういうことを言っているんじゃないんですよ。信号の時みたいに車間を詰めると、前に車は煽られたと思って余計なトラブルに巻き込まれる恐れがありますよと注意しているんです」
私「はぁ?」
※警官Bが話を変えてきた
A「運転手さんはそういうつもりが無くても、相手が思い込むこともあります」
※警官Aも便乗してきた
私「だから、こうして勘違いされても大丈夫なように事故防衛しているんじゃないですか。こうして一連で見ると状況がわかるでしょ。そもそも、煽り運転をするならなにもパトカーの隣でする馬鹿はいないでしょうが」
ここまで読まれた賢明な方はお分かりでしょう。
警察は私がずーと煽り運転をしていて、ワンボックスがパトカーを見つけて避難して来たと思い込んだようです。
多分そういう判断をして停めたのは警官Aの方で積極的でした。(Bの方は最初からあまり話もしないし、乗り気じゃないような雰囲気でした。)
ですから警官Aは自信満々にドライブレコーダーを確認しろと私に言ってきたのです。
もし、私が煽り運転をしていたなら、ドライブレコーダーの映像を見せるのを渋るだろうという目論見があったのでしょうし、仮に見たとしてもドライブレコーダーの小さな画面ではそんなに判断はつかないと思ったことでしょう。
ところがタブレットPCを持ち出して、13inchの大きな画面でそこまでの運転履歴を見せられた訳です。
このまま、警官Aの思惑を押し通すのは無理っぽくなってきたのを警官Bがいち早く察したわけです。
私「あの状態で車間が近すぎて危ないということなら、私も申し訳ない、気を付けます。という話になるけど、煽り運転となるとそれは違うというようになりますよね」
B「そうですね。今回はそういうことで注意させていただきました。先ほど言いましたように運転手さんにそのつもりが無くても、誤解からトラブルになるケースも多くあり、現に私たちもそのような現場に行ってますから、十分注意して運転していただけたらと思います」
A「今回はキップを切ったり、注意書を書いたりの処理はしませんが、注意して運転してくださいね」
私(心の声)「はぁ何言ってんだぁこいつ」
ということがありました。
一応免許証の確認はされて無罪放免となりましたが、まさか警察に因縁を付けられるとは思ってもみませんでした。
ドライブレコーダーは自分が煽り運転の被害にあった時のために有効ですが、逆にしていないことの証明にもなることが良くわかりました。
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Posted at
2020/09/13 20:04:50
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