牡蠣の季節になりましたが、皆様はお好きでしょうか。
私は、そんなに好きではありません。
なら、なんでこんな話題を?という疑問もありますが(笑)
牡蠣といってせいぜい食べるのはカキフライくらいで、生ガキは絶対に食べません、焼き牡蠣は食べたことはありません。
そういう私なので、牡蠣小屋という冬の風物詩にはとんと縁がなかったのですが、実を言うと牡蠣小屋に対してはすごく行ってみたく、機会があればと以前からずーとリサーチしていました。
12月に入って、ひょんなことから同僚と牡蠣小屋に行こうという話がもちあがり、これは幸いと前から行くならここ!と決めていた牡蠣小屋に行くことになりました。
場所は広島の「草津かき組合」が経営している牡蠣小屋です。
地図はここです。
色々なネット上の意見を集約すると
・駅から遠く、車で行くしかないので観光地化していない。
・余計な物はなくとにかく牡蠣が安い。
・変な物で儲けようとしていないので必要な物は持参する
らしいです。
そういうことで、まずは状況が分からないので予約してから伺いました。
草津の港湾の端っこにあり、暗くなって行くととても分かりにくく、暗闇にポツンとプレハブの建物があります。
たしかに観光とは程遠いです。
建物の左端の引き戸から入り、レジで注文します。
食べ放題の60分・2,000円か、単品の牡蠣バケツ2,000円かどちらかを選びます。
今回は様子見でバケツにします。
写真を撮り忘れたので少々減っていますが、最初は山盛りでした。
これに飲み物を注文すると、これ以上の料金は全くいりません。
席に着くと焼き方を教えてもらえます。初めての場合は気取らずに初めてであることを言った方が良いと思います。
一応説明すると、
牡蠣を適度に網の上に並べます。
すかさず蓋をします。
これは牡蠣が熱ではじけた時、被害をこうむらないためです。
この蓋があると無いとでは大違いで、あっちこっちのテーブルで「パン」といはじける音が聞こえてきて、蓋がなかったら大変なことになるだろうと容易に想像できます。
蓋をするとタイマーを6分にセットして待ちます。
はい、できあがり!
好みで6分⇒5分⇒4分と焼き加減を変えても良いでしょうし、牡蠣の大きさによっても焼き時間を調整した方が良いので、なるべく同じ大きさを選んで焼くといた手間をかけるのも良い思います。
まあ、「生焼けで食べてお腹を壊しても自己責任」という注意書きがあるので、あまり生焼けなのもどうかとはおもいますが(笑)
テーブルにはお醤油とポン酢は置いてありますが、好みの調味料を持ち込んでも良いし、ワインやシャンパンなどを持ち込んでもいいです。
初の牡蠣小屋の感想です。
食べ放題なんてとんでもない、二人で2,000円のバケツで十分です。
食べ放題でこのバケツ以上を食べると得なのですが、まずはこのバケツ一杯を一人で食べれるかを挑戦してからの方がいいでしょう。
追加の注文は自分でレジでお金を払って買うことになります。欲しいものがあれば勝手に冷蔵庫から取り出してレジに持っていけばいいので気が楽です。
冷蔵庫の中には牡蠣のみそ焼きとかアヒージョとかそそるものが安く売っています。
私は追加で牡蠣ご飯を買いましたが、これがメッチャ旨い!しかも300円!
入店から帰るまでほとんど店員は関与しません。用意と説明とかたずけ要員です。接待を求める人は他所の方がいいです。
スタイルなんて気にしないで、とにかく牡蠣を食べることにこだわる人におすすめです。
他のテーブルをみまわすと、
・あるカップル、女性がひたすら焼く、男性が牡蠣を剥いてお皿に分ける、ある程度たまったら、二人でビールを飲みながら食べる。
※一個ずつの方が温かくていいんじゃないかと思って見ていた。
・入口近くの男性二人、牡蠣はほとんど食べないで酒の瓶がテーブルの上に沢山あった。酒を飲みに来ている様子。
・若いOLさん2人組、会社帰りの若い男女4人組とか、わりと若い人が多い。
というように、好きなスタイルで勝手に飲み食いしている様子でした。
難点は、テーブルも椅子も簡易的なもので、気にしない人はどうってことが無いのですが、こういうのがダメな人はいるかと思います。
あと、コップもお皿も紙で、これも簡易です。
最後のおかたずけは自分でやります。きちんと分別してゴミにします。
自分で、ですよ!店員はあてにしてはダメですよ。
初めての牡蠣小屋で食べる焼き牡蠣、ハッキリ言って大満足でした。
冬の味覚、牡蠣を草津の牡蠣小屋でどうでしょう。
Posted at 2019/12/25 20:54:28 | |
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