2022年08月29日
GoProを車載カメラとして使えるかという検証、最終回は4Kでの撮影になります。
せっかく4Kの綺麗な映像なので、今までのような街中ではなく、景色の良い場所と思い秋吉台カルストロードへ出かけました。
往路と復路を別動画としています。
いかがでしょうか?
この動画を見ておかしいと思われたと思います。
その1は秋芳洞から大正洞までちゃんと写っているのに対し、その2は逆方向の大正洞からスタートしたものの秋芳洞まで辿り着けていません。
その2の途中でGoProが強制的にシャットダウンしてしまい、秋芳洞まで撮影が持ちませんでした。
その1とその2の間、Uターンシーンなどはカットしているので、23分~25分くらいでシャットダウンしたことになります。
車載カメラの良いところは、運転中に目で追えない景色や、シーンにぶつかった時に後から見直すことが出来ることです。
いくら見たい景色があっても、運転中に凝視する訳にはいきませんし、スピードによってはあっという間に通り過ぎてしまうこともあります。
4Kだと、より詳細に撮ることが出来るのでしょうが、シャットダウンして撮れていないのでは本末転倒です。
通常はHDで回していて、運よく車を停めて撮影できるシーンなら4Kにするという使い分けをする方が良いのでしょう。
結論をいうと、GoProは車載カメラとしては優秀です。
特に音声コントロールの出来が良く、操作に手を使う必要が無いので運転中はとても重宝します。
ジンバル性能は驚くほど優秀で、車で段差を越えることくらいではびくともしません。
画角も広角を使わずリニアでも充分に広範囲を自然に写すことが出来ます。
悪い点は、本体の温度が上がると強制的にシャットダウンしてしまい、復旧までに時間がかかることです。
それを防ぐには、画質をHDの60fpsくらいを上限にし、なるべくリードライトの早いSDを用意する必要があります。
ただ、ダッシュボード上だと直射日光の温度もプラスされるでしょうから、完全に防ぐことは出来ないので、出来れば2~3台を使い分ける方が良いと思います。
もう一つ悪い点というかいやな所は、ファイル名の付け方です。
長尺で撮影をすると、ファイルを分割して保存しますが、最初のファイル名が
100001として、分割して出来たファイルは 200001となります。
ずーと続くと、300001、400001となります。
そして一旦ストップして撮影を再開すると100002、というファイルになります。
これって何か変です。100001を分割したなら、次は100001の2なのですから、
10000102とかにすれば良いのに、よりによって最初の一文字が繰り上がって行くのです。
まあ、ファイルマネージャーで撮影時刻でソートすれば時系列で並ぶので、気にするなといわれればそうなのでしょうが、私はこの付け方が嫌いです(笑)
以上3回にわたってお送りした、GoProが車載カメラとして使えるかという検証ですが、いかがでしたでしょうか?
参考になれば幸いです。
Posted at 2022/08/29 22:50:35 | |
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