2024年06月26日
今まで売家情報の写真をたくさん見て、実際に見た物件と合わせても否定する要素が全くなく、これ以上いくら探してもこの物件以上に納得する物件に出会えるないと思えました。
もしかしたらもっと良い物件に出会うかもしれません。でも売り出し前にたまたま出会えたというのも運命なのかもしれません。
次は不動産屋さんと売買契約の打ち合わせです。
まずは買う家の仮契約のような「買付証明書」の提出と手付金を不動産屋へ支払います。手付金はいくらでもいいのだそうで私は10万円を支払いました。
そうすると、売主、不動産屋、行政書士、そして私の4者が会える日を不動産屋さんが調整してくださいます。
約2週間くらい後になりますが、その間に書類など作成されるとのことです。
そうして迎えた契約日、私は購入代金と諸費用を用意して訪問しました。
まず売主さんとお会いし、双方に土地、建物の説明がされます。
土地の測量に関すること、借地権、都市計画法、建築基準法、ライフラインの設備状況など沢山のことを双方に説明されます。
その後に、物件状況確認書といって25項目の状況と設備の現況を売主からの申し出を受けました。これは事前に不動産屋と売主の間で作られた書類で、双方に説明というより私が確認するという形です。
一部抜粋すると、雨漏り、白蟻、傾き、腐食、などの項目に、有りか無し、修理などある場合はその年月などがアンケート形式で売主が答えるものになっています。
設備は、キッチン、浴室、トイレ、収納などの設備に関するものです。
説明が済むと、現況と設備の2つの書類に告知を受けたという証明の記名押印をするようになります。
そしていよいよ不動産売買契約書を交わします。
契約書の他にも物件引渡確認書というのも交わしますし、不動産屋との一般媒介契約書というものも交わします。
そうしてやっと売主に販売代金を、不動産屋に仲介料を支払います。
その際に固定資産税の精算も行います。
そうしてやっと行政書士の出番で、不動産の移転手続きをするために双方に代理人選任をする書類を書かせます。ちなみに12万円かかりました。売主さんからいくらもらうのか知りませんけど、同じだとすると一契約で24万円とは、結局一番儲ってるような気がします(笑)
余談ですが、不動産屋の仲介手数料は契約額の200万円以下の金額は5.5%
200〜400万円が4.4% 400万円以上で3.3% となるようで、これは国が定めた金額のようです。
簡単にいうと、もし1千万円の契約なら、まず200万円以下の11万円、200〜400万円部分の88千円、400万円超えの600万円部分の198千円で、合計は398千円になるようです。
もしこれから家を買おうと考えている方は、この金額と行政書士へのお金、固定資産税の精算分のお金がかかることを覚えておくとよいですね。
なんだかんだで1時間半近くかかってやっと全ての契約が終了しました。
売主さんは年配の女性の方だったんですが、まさか私が現金で持ってくるとは思ってもなかったようで、不動産屋が数えてください、なんて無情なことを言い出したため目を丸くされていました。
おぼつかない手で数えてらっしゃいましたが、結局はお金のプロだった私が目の前で縦横の両方で数えて差し上げて、売主さんはそれをじっと見ているという、それは数えたことになるのか?という話でした。
実際は帯封がしてあるので1枚抜くなんて難しいのですけどね。
さてこれで長かった家探しはひと段落つきました。
蓋を開ければたった延べ2日の出来事です。
次は、アパートの引渡しと新しい家のリフォームです。
※縦横で数えるというのは、お金を一枚づつ数えることと、扇状にして4、5枚づつ数えることをさします。金融機関ごとに言い方は違うかもしれません。
扇状の数え方も、4、4、2と10枚数える方法も、5、5で10で数える方法もありこれも金融機関で違うと思います。
Posted at 2024/06/26 07:44:59 | |
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