• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

nobu-cv1wのブログ一覧

2025年11月14日 イイね!

日本一周の旅・振り返り13

この日は青森で午前中に恐山と三沢基地にある航空科学館へ行き、青函フェリーの午後便で北海道へ渡ります。



船を使って移動するとGoogleマップのタイムラインが変になるのですが、実際は青函フェリーターミナルから函館港まで一直線で、タイムラインにある竜飛岬の方には行っていません。

私の浅い見識だと恐山というのは、別府や雲仙の地獄のような火山による蒸気が噴き出す岩場があって、そこにイタコが居る小屋があるという印象でした。
むつ市から恐山に向けて山道を登って行くと、途中で鳥居が出てきて、そこを過ぎると急に車内に硫黄の匂いが入ってきます。
そこからしばらく走ると、左手に湖が見えてきて、その湖につながる川を小道で渡ると目の前に駐車場が開けてきました。
特に料金所などないようなので、トイレの前に停めて歩いて行くととても立派な総門があり、案内図が設置してありました。



総門の右手に受付があり、そこで入山料を支払い総門をくぐります。
目の前に大きな山門があり、その向こうに地蔵殿が見えてきました。
※正面にあるのが本堂だと思っていましたが、あとから調べると正面にあるのは地蔵殿で本堂は山門の左の建物でした。



山門をくぐり地蔵殿までの間には、お風呂がありました。



私は漠然と恐山と思っていましたが、正しくは恐山にある曹洞宗の菩提寺のことで円通寺というお寺が管理しているそうで、通称として恐山菩提寺と言われていてるそうです。
ただ、ホームページや山門は霊場恐山となっているので、正式に何と呼ぶのが正しいのか良く分かりません。

地蔵殿の左手に地獄めぐりに入れるように柵が開いていて、そこから火山ガスや蒸気が噴き出す岩場へ行くことができました。



岩場は硫黄の匂いが立ち込め、いたるところで蒸気やガスは噴き出しています。



イタコに関してですが、本殿の隣にイタコの小屋があり、受付もあります。
ですが、そもそもイタコは恐山とは何も関係ないとのことです。
恐山自体は遠い昔に地元の方が湯治場として開いたのが発祥のようで、16世紀ころから今の円通寺が管理するようになり、建物は最近30年の間に建てられたものらしいです。
宿坊があったり、温泉があったりと、いまひとつ私にはピンとこない場所なのですが、帰り道に宿坊から出て来られたようなお坊さんの列と出会い、よく見ると全員が外人さんでみな剃髪されていて、外人さんの修行僧がおられることに心をうたれました。

実際にいってみて最初の印象は、硫黄に匂いにつつまれた場所で岩場から蒸気が火山ガスが噴き出す景色を見ると、この場所が生と死の狭間のような気がしました。
しかしホームページを見るとわりとポップな感じで、なんとも不思議な場所でした。

続く

Posted at 2025/11/14 21:32:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「日本一周の旅・最終回 http://cvw.jp/b/2688729/48805206/
何シテル?   12/07 07:14
nobuといいます。よろしくお願いします。 車旅が大好きな人間で、1日1000kmは平気で走れます。 おかげで車のサイクルも早いです。 今回アウトランダー...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

       1
2 34 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 1819 20 21 22
232425 26 27 28 29
30      

愛車一覧

三菱 デリカD:5 三菱 デリカD:5
2022年1月29日(土)に納車になりました。
三菱 アウトランダー 三菱 アウトランダー
三菱 アウトランダーに乗っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation