前日になるべく軽井沢まで近づきたくて、15時半に燕三条を出発して、南魚沼、湯沢を経由して群馬県の道の駅中山盆地まで行きました。
湯沢から苗場の山越えは本当につらい山道で、本当にこれ以外に道は無いのかと心配になりました。
湯沢から真っ暗な道を心配になりながら車を走らせていたら、急に苗場プリンスホテルが煌々と輝いて見えた時は感動しました。
この日は心配事がひとつあって、苗場の山越えの途中でアドブルーの警告ランプが点灯しました。
残数量が2,000kmなので今時点でそこまで心配する必要もないのですが、旅に出る前にアドブルーの補給をしてから出ようと思っていたのに、今の今まで失念していたことが棘になってしまいました。
そんな思いを重ねながら、この日は軽井沢を目指します。
軽井沢には浅見光彦記念館に行くために昨晩は車を走らせてきました。
地図を見ると少し寄り道をすると草津温泉に行けることが分かり、予定ではなかったのですが草津温泉に立ち寄り朝風呂に入ることにしました。
前回の北海道旅で立ち寄ったはいいけど観光客が多すぎて写真が撮れなかった湯畑を今回は撮影することが出来ました。
お風呂は前回一番気に入った御座の湯です。
一番湯だったのですが、湯舟に入る前に体を洗っていたら、次に来た人が掛け湯だけで湯舟に入ってしまったので、二番湯でした・・・。
観光客のいない草津温泉はこんなにのどかな風景です。
私は内田康夫先生の書かれた浅見光彦シリーズが大好きです。
浅見光彦シリーズは全161話書かれていて、私は絶筆となった161話の「浅見光彦最後の事件」以外は全部読んでいます。
記念館の入口には浅見光彦の愛車のソアラが飾ってありました。
施設内には内田康夫先生の書斎が復元されていました。
浅見光彦は全国を旅して事件を解決しているけど、どの話が何県なのか一覧を作ったら面白いのにと思っていましたが、ありました。
若い館長さんが私のような浅いファンの話にも合わせてくださり、「県別の一覧を作ろうと思っても結局は挫折するんですよね」と言うと、「ファンの方は必ず当たる壁です」と笑っておられました。
日本海側のルートを大きく外れて軽井沢まで来ましたが、とても楽しい時間が過ごせました。
実をいうとこの日はもう一つ楽しみにしていた場所がありました。
諏訪湖のほとりにエプソンミュージアムがあります。
諏訪というと精密機械の街で、何年か前に個人がされている時計企画工房SUWAに、時計を買いに車で行った思い出があります。
ですがこの日は団体の半貸切のような感じで、一般の見学が出来ませんでした。
本当に残念でした。
さて、アドブルーの話に戻ります。
旅の最初ころ車内に蚊が入っていて、倉敷でたまたま見かけたコーナンに立ち寄り電池式のベープマットを購入しました。
その時にカー用品コーナーの入口に10ℓのアドブルーが積んでありました。
今までは三菱で点検の時に入れてもらっていたので、アドブルーを気に留めたことはありませんでした。
その時は、へ~ホームセンターで売ってるんだぁ、くらいの気持ちでした。
そして苗場でアドブルーの警告が点いたことでこの時のことを思い出し、軽井沢に行くまでに数店舗のホームセンターを巡りまくりました。
しかし、どこのホームセンターにも売っていなくて、コーナンでの出来事は幻だったのだろうかとそんなことを思いました。
結局はイエローハットに沢山売っていました(笑)そりゃぁそうです。
そんな一日を過ごし、明日は楽しみにしていた黒部ダムです。
続く
Posted at 2025/11/22 22:10:04 | |
トラックバック(0) | 日記