今日は午後から、こないだ外したジェネレーターのブラシ交換でもすべ、、、と思って、
先ずは車庫に行って、220君のトランクからそれを1セット回収してきてから、
会社に向かいました。
(この画像は今日の一番最後に撮ったものです)
で、その途中でふと、
以前、岐阜からエンジンを買った時に、オマケに付けてもらったジェネレータが
外見が錆び錆びだったので全く使い物にはならんだろうとそのまま放置してあるけれど、
この機会に中身を覗いてみるか、、、と思い立ちました。
会社に着くと、先ずはそのジェネレーターを引っ張り出してきました。
これじゃあ、普通、中を覗こうって気になりませんわな(笑)。
で、側面後部のカバーを外して、ブラシ交換用のサービスホールを覗いてみたのですが、、、
えっ、マジ???
赤丸の所を見た感じではコンミュテータ―上に摺動痕はあるものの、
ブラシが当たっている所と当たっていない所の段付きが全くないように見えます(汗)。
早速バラしてみましたが、やっぱり、、、
段付きゼロじゃありませんか(汗)。
外観は究極的にボロなのに、肝心な所がほぼ新品だなんて、
こんなことってある???って思いました。
でも不思議な事に、ブラシはちゃんと減っていて、
オマケにその一方がもう一方に比べて極端に減っていたのですよね(謎)。
まぁ、それはともかくとして、丁度良いタイミングでこんな物が発掘されたのならば、
こないだ降ろしたジェネレーターはブラシ交換だけじゃなくて、
アーマチュアコイルもこれに交換しちゃおう!と思いました。
そうすればスペアとしてはほぼ完璧な物になりますからね。
ってなわけで、プーリー側のカバーをアーマチュアコイルから外そうとしたのですが、
その為には半月キーを外してやらなければいけない所を、
それが何をやってもビクともしません(苦笑)。
なんだよ~、
こんな状態のイイ物だけ見せるだけ見せられて、また使い物にならずに終わるのかよ~、、、
と嘆きつつ、色々頑張ってみましたが全てダメ。
あ~、もう、どうせ使えないんだったら、一か八かだ!と思い、
カバーを土台にしてプレスでシャフトを押し込んで、
ベアリングのインナーレースとプーリーの間に挟まっているスペーサーで
半月キーを押し出して来てやろうと考えました。
予想はしていましたが、先ずはカバーに対してベアリングを固定している蓋の
マイナスネジ2本が吹っ飛びました(苦笑)。
このマイナスネジが最初から抜けてくれれば楽だったんですけど、
アーマチュアコイルが邪魔で無理だったんですよね。
これで、カバーが使えなくなってはしまいましたが、
お陰でアーマチュアコイルにベアリングが残っているだけの姿にする事が出来ました。
まぁ、このカバーはまだ3つ(爆)あるから問題なしです(笑)。
んで、今度はプレスに直接ベアリングを掛けてシャフトを押して行ったわけですが、
それで無事、分離出来ました♪
しかし、半月キーがやはりキツキツで、一度入れたら、また抜けなくなりそうな感じだったので、
プレスに掛ける前にやっていた作業で傷ついた部分を修正するとともに、
両側面を砥石で少しずつ、削っていく事にしました。
多分、短い砥石で片面辺り1000往復位(爆)、磨いたと思いますが、
何とかイイ感じに収まるようになり、、、
且つ、マイナスドライバーをあてがって軽く叩けば抜ける感じになりました。
全体の見栄えを綺麗に整えた上で、上に書いた
『こんな状態のイイ物だけ見せるだけ見せられて、また使い物にならずに終わるのかよ』
の『また』の元である、プーリーを外そうとナットを緩めたら、ネジ山がぶっ潰れていた
アーマチュアコイルと並べて撮影。
細かい部分の造りは違いますが、同じでなくてはいけない寸法は揃っているようなので、
問題なく使えるだろうと思われます。
今回取り外した奥側の物には左側のダストシールドがありませんが、
作業中にどこかに転がっていってしまったみたいで見当たらず。
まぁ、またその内出てくるでしょうし、
とりあえずは手前のもの、もしくは今度仕上げるジェネレーターの
アーマチュアコイルのそれを使えばいい事なので問題なしで御座います。
しかし、こうして並べてみると、違う業者さんだと、
アーマチュアコイルの巻き方にも違いがあって面白いですね。
ってなわけで、また今度、これと新品のブラシを使って、スペアを完成させようと思います。
明日は、220君でお散歩に出掛けて、
こないだ確認出来なかった、コンデンサー取り外し後の
ラジオの受信状況チェックをしようと思います。
まぁ、あんな古いコンデンサーが機能している事は無いと思うので、
恐らく変わらないと思うんですけどね。
Posted at 2024/01/13 21:39:05 | |
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