廃グリップタイヤへ交換

↓サイドはそれなりにすり減ってますがセンターはまだ新品の成型ラインが残っている状態です。


早速交換作業に取り掛かります。
ちなみにチューブレスタイヤを自分で交換してみたい方は前回交換時に作業方法を詳しくＵＰしていますのでこちらをご覧ください。。


タイヤチェンジャーなどの工具を使わず手組みでの作業ですので汗だくになりながらとりあえずＲタイヤを外しまして


組み込んでみるとタイヤが横方向に潰れていてそのままではビードを上げる時にエアが逃げるので荷締めベルトで締め上げタイヤとリムを密着させてから順調にビードを上げまして


車体に組み付けたらチェーン調整に入りますが


この怪しさ満点の激安スイングアームはあちゃら製な為か各部が激しく適当な作りとなっておりましてｗ
仮にスイングアームに打刻してあるチェーン調整用の目盛りを右と


左をこのように同じ目盛りに合わせただけですと


画像じゃ解り難いのですがこのようにホイールのセンターがかなりズレてしまい全く信用なりませんので
※ちなみに肉眼で見ると実際はもっとズレていまして、この状態ですと進行方向に向かってＲホイールが結構左に傾いている状態になります。


しっかりとチェーンラインを出してみますと


このように右と


左ではこんなにも違いがでてしまうのでした。
同じスイングアームを使用している方は目盛りを信じちゃダメよ～ダメダメ←古い


と言う訳で安い代わりに精度が悪い為、ちょっと面倒くさい作業を済ませたらｗ


Ｒタイヤの交換作業が終わりましたので


次はフロントタイヤを


交換しまして


作業終了です。前輪が逆パターンなのでちょっと違和感を感じつつ


今回のタイヤはＮＳＲ５０用のサイズなので純正サイズと比較してみます。
まずはフロントタイヤですが１２０/７０-１２から


１００/９０-１２へ変更となりましたのでタイヤ自体の幅が細くなりますが外形は若干大きくなりました。ホイールがそのままなので若干引っ張り気味となりまして


純正サイズですと約2ｃｍ程度あったフェンダーとのクリアランスが


約1ｃｍ程度になりまして


エクステンダーフェンダーの結合部分は多分５ｍｍ位しかないのではないかと思われますので後で試乗して確認しなければです。


Ｒタイヤも純正サイズの１３０/７０-１２から


１２０/８０-１２になりましたので幅が細くなり


フロントと同様で外形が若干大きくなりまして


若干引っ張り気味なスタイルとなりました。


フロントタイヤとフェンダーのクリアランスのチェックを兼ねて


近くのライスマウンテンへ


グロムに最適なタイトコーナーがある


ワインディングロードを


とりあえず二往復走ってみまして


タイヤの感触とフロントフェンダーのクリアランスのチェックをしてみましたが


とあるスピード域でも心配していたフロントフェンダーとタイヤの接触は見られず


タイヤの接地感は使用済み廃グリップタイヤであっても流石に素晴らしいものがありました。


久し振りに気持ちよくワインディングロードを走り回ってきましたが


たまには荷物を降ろして軽やかに走ってみるのも楽しそうです。


タイヤのコンパウンドがフロントYCX（ソフト）、リアYCY（ミディアム）ですがこれからまたツーリングでコキ使って使用感とどれくらい持つかを試してみますかね。