その①からの続きです。
翌朝も早めに起きて朝食を済ませたら肉玉うどんさんが迎えに来てくれたので
肉玉うどんさんのマイ重機「U-30」を積んだダンプに乗って「坂町ボランティア連合ベース」へ到着です。
ここはOPEN JAPAN、DRT-JAPAN、
国際学生ボランティア協会ivusa、
災害NGO結によるボランティア連合ベースのようで
ボランティア活動で利用できるキャンプ地もあり、テントサイトは災害NGO結が整えてくれているそうです。
敷地内には何と炊事棟やシャワーにトイレ、冷蔵庫に洗濯機までありまして(驚)
目の前にあるグランドは
災害で出た土砂やゴミの仮置き場兼処理場となっていました。
今日は社協ボラセンでのボランティア活動ではなく、みん友の「肉玉うどん」さんも九州北部豪雨災害から現在まで活動している
技術系プロボノネットワーク「
DRT JAPAN」さんの重機作業のサポートに参加させていただきます。私は重機の免許はありませんが大型トラックやけん引(トレーラー)は運転出来るので今日のメインは小型ダンプでの土砂運搬作業となるようです。
早速ダンプに乗って現地へ向かいまして
現地で重機を積み込んでニーズ先へ移動し
重機を降ろしたら「DRT JAPAN 広島」のオペレーターが作業を開始します。まずは家の周りに堆積している土砂をダンプに積んで運び出すのですが、まだボラセンからボランティアの皆さんが来ておらず、積み込みが終わるまでただボーッと待っていては・・・
チコちゃんに叱られるので
積み込みが終わるまでの時間を有効活用すべく、とりあえず一人で家の周りの土砂を
スコップでバケツに集めて運び出したりしていたらダンプ1車分の土砂が積みあがったので
土砂の仮置き場まで運搬しまして
第一便完了です。
途中で追悼碑を見つけたのでトラックを降りて手を合わせ
ダンプ二台体制にしてからは効率が上がりまして
交互にフル回転させながら
順調に運び出して行きます。
ちょっとしたタイミングで手が空いた時にはバケツリレーを手伝いながら汗を流しまして(ここでもボランティアの方々へバケツリレーのコツと最後尾は男性に作業してもらうようお伝えしておきました)
お昼の休憩です。
メンバーの方が坂町にあるスーパーで買ってきた弁当ですが、なんとたったの184円ではありませんか!
西原村の全日食チェーン高遊原店の260円弁当よりも安い弁当があったとは驚きでした(凄)
他にも激安総菜があるそうで(しかも美味しいらしいw)坂町でボラ活する方々は利用してみてはいかがでしょうか?
午後からの活動も順調に進みまして
社協のボランティアセンターから来てくれた大勢のボランティアの方々とのコラボ作業で
土砂のかき出しも一日でかなり進みました。
隣のニーズ先も作業が順調に進んでいるようです。
最後にダンプ二台で土砂と木屑を搬入しトータルダンプ16台分運搬して本日の活動は終了となりましたが
今日はそのままここで皆さんと
BBQとなりまして
まずは北海道から届いたというラム肉を焼きまして
それではいただきます。
今日も一日お疲れ様でした~!
肉玉うどんさんが様々な肉を準備してくれていたので
皆さんとワイワイと楽しみながら宴は進んで行きまして
全国各地から集まって来た有志の皆さんとの交流に時を忘れて語り合い、危うくホテルの門限を過ぎてしまいそうになりましたが何とか間に合いホテルに戻ったらまた今夜も早々に撃沈w
翌日最終日です。私は午前中までの作業で終了となりますので朝8時から活動すべく集まってみると・・・
早朝にちょっとパプニングがあったようでして二台ある重機の内の一台が使えなくなってしまい、
しばしドタバタ劇がありまして
一旦事が落ち着いて関東から重機持参で来られていたメンバーをお見送りした後に活動を開始します。
今日のニーズは畑に堆積した土砂の撤去作業です。
重機二台での作業予定が一台になったので手作業での積み込みもしながら
ダンプ二台に土砂と木屑を積み込んでは繰り返し運搬しまして
順調に作業が進んで行きましたが雨も降りだしたので今日の活動は午前中までで終了となりました。
最後にダンプ二台分の土砂を運んで私の坂町での災害ボランティア活動もこれにて終了です。
昼食はメンバーの手作り料理を美味しくいただきまして(感謝)
食事を終えた頃に肉玉うどんさんが仕事中にも関わらず来てくれましたので、ここで皆さんとお別れです。
この度は大変お世話になりました!
お陰様でとても有意義な三連休を過ごすことができました(感謝)
ありがとうございますm(__)m
最後は肉玉うどんさんとお互いに
「今度は災害以外でお会いしたいものですね」と、お別れしまして←ボランティアあるある
帰路に着きます。
足掛け3日間活動した広島県を離れ広島高速から山陽道を一気に南下して行きます。
途中で眠くてたまらず5分程度仮眠を取ったら一気に走って
関門海峡を渡り九州へ
その後もノンストップで走り続けて
門川ICを通過して
今回の移動距離は往復994.3kmのロングドライブでしたが
19:00前に無事帰宅となりました。
中々ハードな三日間でしたがとても貴重な体験となり、今回は高速道路もホテル代も減免制度を利用したお陰で高速代と宿泊費の負担は全くなく、ずっと気になっていた広島県の被災地で気兼ねなく活動する事ができました。
今まで災害ボランティア活動と言えば基本自己完結ですのでテント泊か車中泊でした。
今回は被災地から少し離れると被害はなく、逆に風評被害で経済的損失が心配な状況でしたので初めてビジネスホテルを利用して活動してみましたが、やはり空調の効いた部屋で布団で眠れる事は大きく、肉体的な負担が全然違いますね。
今は災害ボランティア活動に向かう車は事前に申請すれば高速道路料金は無料に、宿泊費も一泊最大6000円まで国が支援してくれる制度があります(宿泊費の支援は被災地観光での宿泊にも利用できます)ので積極的に利用しながら災害&観光ボランティア活動をしてみてはいかがでしょうか?
思い出を肴に呑みますかね♪
おしまい