
余り関心がなかったといえばそれまでなのですが、ハスラーのエンジン型式がターボとNAで違っていたことを、つい、最近知りました。
2025年に新車で購入したハスラーは、所謂2代目ハスラー。
初代ハスラーは、ターボもNAもエンジン型式がR06A。
R06A型は、1994年から2018年まで長い間、スズキやスズキのOEMの軽自動車に搭載されたK6A型の後継機。
2代目ハスラーの購入を検討する際、ターボもしくはNAの選択で、嫁さんに「普通車からの乗り換えだから絶対にターボの方がえぇと思うわ。高速道路の負担度も違うやろし」といい、私の中ではターボ車一択でした。
ハナシが脱線しますが・・・
「スズキのエンジン(K6AやF6A)は、白煙を吹くからダメだ」と酷評する人がいますが、ハッキリいって、それはメンテナンスが出来ていないクルマだからであって、ちゃんとエンジンオイルとLLCを定期的に交換してあげれば、そんなことには基本、なりません。
もちろん、それ以外の消耗品の交換もありますが、基本は水と油の交換が重要です。
オイル管理の悪いクルマや、短距離しか乗らないシビアコンディションのクルマによくあるトラブルなので、メンテナンスさえしっかりしていれば、F6AもK6Aも名機と断言できます。
では、なぜ、そのK6Aの生産を止めてR06Aにシフトしたかというと、理由は簡単で燃費競争のため。
ショートストロークで、回転によってパワーを生み出すK6Aエンジンから、ロングストロークで低回転からトルクを発生させ燃費を稼ぐR06Aエンジンに変更していく必要があったからです。
走り好きが、回転を上げて走るK6Aエンジンに魅力を感じてしまうのは無理もありません。
ダイハツでいえば、EF型やKF型を筆頭とした3気筒エンジンの歴史の中で、4気筒のJB-JLやJB-DETエンジンがあり、その回転フィールの気持ちよさに魅せられた人が、JBエンジンを搭載したクルマ(L880Kコペンなど)を手放したくないのと同じです。
軽自動車の排気量から考えると、4気筒にすれば回転上昇の気持ちよさはあっても、3気筒より低回転域でのトルクは細くなりがち。
それでも、高回転を回す気持ちよさは3気筒にはないソレがあるんですよね。
実際に、私も4気筒エンジンの中でも超レアなJB-ELを搭載したNAのミラに乗っていたので、あの感覚は忘れることができません。
前置きが長くなったので、ハスラーにハナシを元に戻しますが、2代目ハスラーは全車R06Aエンジンだと思っていたら、それはターボ車のみで、NAはR06Dエンジンに変更されていました。
何が違うかというと、ハッキリと違うのはボアストローク。
R06Aが64.0×68.2mmなのに対し、R06Dは61.5×73.8mm。
R06Dになって更にボアを小さくし、ロングストローク化しています。それにより排気量は658ccから657ccへとわずかにサイズダウンしていますが、圧縮比が12.0へと高圧縮化。
エンジン単体ではなく、マイルドハイブリッドのモーターアシストにより、低回転の実用域が乗りやすくなり、アクセル開度も減ることで燃費を稼ぐ狙いです。
見た目はNAとターボで、余り変わらない(厳密にいえば違いますが)、エンジンは全く別物が搭載されていたなんて・・・と驚きました。
K6AからR06Aへシフトした際、軽量で高効率のエンジンへと進化した感じがありましたが、R06Dは低回転域から乗りやすく快適ではないかと思いますが、パワーを上げていくことには少し不向きなのではないかと想像しています。
まぁ、時代がパワーアップなんてことを求めていないでしょうけどね(^^;
快適装備やアシスト機能なんて、どこ吹く風的なアナログ時代に取り残された私みたいなヤツは、F6AとK6Aを細々とメンテナンスして乗り続けている方が性分に合っています、ハイ(笑)
Posted at 2026/10/28 23:16:22 | |
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