2月26日に実施したK-CARスキルアップ練習会で、モアイ主義さんのご厚意でダブルエントリーさせていただき、エッセを運転する機会がありました。
エッセをまともに運転したのは初めてですが、「初めての出会い」的な感じで、私が感じたエッセの感想を書こうと思います。
モアイ主義さんのエッセ(仕様の詳細は、ご本人のブログでご確認ください)は、当日、助手席・後部座席もフル装備で、特別に軽量化等もされていない状態だったと記憶しています。
タイヤのエア圧や足のセッティング等もモアイ主義さんの好みのままなので、その辺は割愛します。
午前中、参加者の皆さんの様子を見て回っていたことから1回も運転していなかったので、午前枠の最後頃に「KAZUYAさん、1周してきたら?」とモアイ主義さんに勧められたので、パッと乗ったときの感想。
コースインする前に、アクセルを軽く踏んだだけで前に出ようとするトルク感。
「あれ?コレ・・・(速いんでない?)」
ゆる~く周回しながら、3コーナーの上りこう配を、アクセルをさほど踏まなくても前に出ていく感じで確信・・・
「このクルマ、速い!」
3コーナーやすり鉢コーナー以降の上りこう配を走る際、JB-EL4気筒NAのミラだと、かなり高回転を維持して走らないと、「タコが下がってくるんじゃないか?」と思うくらい弱々しいトルク感になりますが、エッセはグングン上る。
ちなみに、私がミラで一生懸命走ったときは、エアコン・内装こそは残っていますが、後部座席・助手席レスの状態で、即席の軽量化を施した状態でした。
フル装備のモアイエッセ号は、「軽い」という感じはなくともそれを全域トルクフルなエンジンが、十分カバーしている感じでした。
それと3コーナーを旋回しているとき、足のセッティングもあると思いますが、リアがかなり粘る感じがしました。
機械式LSDがないミラだと、意図的にリアを動かして早めに脱出方向へクルマを向けるアクションを起こさせるのですが、エッセはリアを動かそうと思うと、「しっかり荷重移動しないと難しそうだな~」と感じました。
しかし、「リアのスタビリティが高い」と信じ切って、ボケェ~とすり鉢コーナーに入っていったら・・・
いきなりリアが出て、
スピン(爆)
「なんなんだ!?」
「今、ゆっくり走って、変なことしてないはずだぞ?」
路面も乾き始めていたので、わけもわからず、要はお手手の問題でスピンしたってことでしょう(^^;
モアイエッセ号のファーストインプレッションは、そんな感じ。
午後からは路面も乾き、モアイ主義さんと交代で走ったのですが、午前中に直観したことは、それほど違っていないことを再認識。
トルクバンドが広く、比較的回転数が落ちても失速しない(JB-EL4気筒NAミラ比)。
「フワァ~」と高回転まで吹け上がっていくJB-ELエンジンの素晴らしさは何度も記事にしているとおりですが、(エンジンが)回るからパワーが出ているわけではないんですよね。
エッセは「ドッカーン」という感じはないにせよ、一見、もっさりしているように感じますが、実のところパワー曲線がフラットで、乗り易く速いという感じ。
この感じは、モアイエッセ号が吸排気をトータルで弄っているから感じるところはあると思います。
そして、リアのスタビリティは高いが、しっかりとリアを動かすアクションを起こせば、サイドターンもバッチリ決まる。
サイドターンについては、エフエムさんと円さんのエッセで少しクルクルさせていただいたので、実証済みです。
よく
「エッセは、弄れば化けるんです」ということを耳にしていたのですが、「ホンマやな」って思いました。
カリカリに弄った旧規格車と張り合うには、それなりにお金をかけてやらないと太刀打ちできないと思いますが、ジムカーナなどでハイパワーが生かし切れないコースなんかだと、それほどお金をかけなくても、かなりイイ線いけるような気がします。
恐らくノーマルのエッセは爆発的な速さはないにしても、今更ながら
「素性がよいクルマ」だと思いました。
全国のエッセオーナーから見れば、「何を今更!?」って感じですが、なんせ初めて乗ったもんで・・・今更なんです、ハイ(´_`;)
もしもの話ですが・・・
私がもしもエッセオーナーになって、私好みの仕様にするならば・・・
リアがよく動くような感じにしたいですね。
コレはなかなか説明が難しいのですが、「リアのスタビリティを極端に落とすのではなく、クルマの向きが変わりやすいようにリアを動かせれば楽しいな」って感じです。
まぁ、1回しかエッセに乗ってないヤツがエラそうなこと書いちゃいけませんが、エッセが楽しいクルマだってことはよくわかりました(^-^)
お!
それとK-CARスキルアップ練習会のダイジェスト(YouTube)版の構想は固まりましたので、明日あたりにUPできると思います。
楽しみにしておいてください♪