我が生涯に一片の悔いなし

１月１６日、横綱伊勢の里が「私の･･･土俵人生において、一片の悔いもございません。」と語って引退を決意されました。


１９年ぶりの日本人出身の横綱と騒がれ、大いに期待されました。


伊勢の里は北斗の拳の長兄・ラオウの化粧まわしを着用されていたことでも有名です。



一般人の私には到底想像もできない様々なものを背負って戦ってこられたのだと思います。



涙ながらに発せられた言葉の影に、「いろいろな思い」もあると思います。


一見すると「悔いがない」とは思えませんが、ニュースを見たとき、背負ってこられたものから少しだけでも開放されるのではないかと素人的に感じました。



何よりも「本当にお疲れ様でした！」と言いたいです。















涙の影には、「やりきった」という充実感なのか、それとも「ホントはもっと続けたかった」という悔し涙なのか、支えてくれた人たちへの感謝の涙なのか、他にもいろいろあると思いますが、想像を絶する世界で生きてきた人たちの言葉には「重さ」がありますね。






我が身に置き換えてみると、ラオウのように「我が生涯に一片の悔いなし」なんて言葉言えないよな～と･･･。