2日前にスーパーカーのヘッドライト交換を行ったついで・・・というより以前から「そろそろやらねば」と思いつつもダラダラと間延びさせていたベルト交換を行いました。
平成15年式でK6Aエンジンを搭載したスーパーカーことHA23Vアルト。
K6Aエンジン搭載のHA23系アルトは、恐らくかなり整備性のいい部類のクルマに入るのではないかと思います。
少なくとも、ボンネットを開けたら、大きなカバーで覆われているクルマが多い昨今のクルマと比べると、工具がすぐにアクセスできるし、ちょっと作業ができる人であれば、ベルト交換もやってみようという位置にあります。
素人メカニックな私自身が、次にベルト交換をやるときの覚書として写真とメモを残しておこうと思います。
まずは、フロントバンパーを外します。
バンパーは、上部のクリップ4個、ナンバープレートを外すとバンパー中央部のクリップ1個、下部にクリップ2個、フェンダーとの接合に左右で各1本のビスで固定されているだけで簡単に外すことができます。
続いて、ベルトを緩める作業をします。
普通のクルマであれば、ここからすぐに次のステップに進めるのですが、私のスーパーカーは、オイルクーラーを付けているので、コレの固定箇所を外し、手前の作業性を高めるためフリーにしなければなりません。
コンプレッサー側は、手前のコンプレッサーを固定している12ミリのボルト3箇所で固定されているので、それぞれ緩めます。緩めるだけでボルトを抜き取る必要はありません。
上部のボルトを緩めるとコンプレッサーを後方へスライドさせることでき、それによりベルトを外すことができます。
続いてオルタネーター側。
エンジンルームの右フェンダー側から覗き込んだ感じでいくと、この3箇所のボルトを緩めます。
作業手順が逆になっているかもしれませんが、この写真でわかるとおり、Vベルトのカバーを外しています。カバーは10ミリのボルト3本で固定されています。
オルタネーター付近の接写です。
先に下から上に向かっている矢印のボルトを緩め、後方の調整ボルトを回転させると、オルタネーターが動き、ベルトの張りを緩めることができます。
ハナシが前後しますが、ベルトを外す前に、指でベルトを押さえ、ベルトの張力を確認しておくと良いと思います。
私はだいたい元の位置に戻すことを前提にして合いマークを付けておきました。
オルタネーターを下から覗き込んだらこんな感じです。
ココのボルトも緩めておく必要があります。
ベルトを外して、新旧ベルトのチェック。
古い方のベルトは、「コラ、アカンで(笑)!」の典型的な感じになっていました(笑)
寒い日の朝、ときどき「キュルキュル」と嫌な音をさせていた原因ですね(^^;
コンプレッサー、オルタネーター共に前後させることでベルトの張りを緩め、それによって抜き取ることができますが、装着時はテンションをかけておく必要があります。
オルタネーターは調整ボルトを締め込んでいくと段々とベルトが張ってきますが、コンプレッサーの方はプライバー等を使い、テコの原理でコンプレッサーを手前に引き寄せながら、ボルトを固定する必要があります。
元通りにしたあと、ベルトの張り具合などをチェックして作業は終了です。
エンジン始動後チェックしましたが、交換前よりもベルト周辺から聴こえたノイズがなくなり、静かになりました♪
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Posted at
2019/01/30 20:18:37