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2020年09月07日

アルト(HA23V)/オルタネーター交換

アルト(HA23V)/オルタネーター交換
随分前からわかっていたオルタネーターから聞こえるベアリングの異常音。

ちなみに、ベアリングの異常音は「ウィーン」のような回転音や「ミィヤーン」のような猫の鳴き声ような音です。




この手の音が聞こえたら、そろそろベアリングが終焉に近づいていると思った方が良いです。









発電はしていたので、まぁいつかやろうとダマシダマシ過ごしていたのですが、昨日、九州遠征が台風10号の関係で見送りにしたことから、それによって時間ができたので、一気にやる気スイッチをONにしてオルタネーターを交換しました。



気が向いたらYouTubeでもUPしようと思いますが、それはやる気スイッチがONになったときにということで・・・。





そもそもオルタネーター交換をさっさとやらなかった理由は、ドライブシャフトを抜くかエンジンマウントの一部を外すかしなと、摘出スペースが確保できないというハナシを聞いて面倒くさかったからです(^^;




オルタネーターを上から摘出するスペースはないので、下抜きオンリーなのですが、下から覗くと、ドライブシャフトが完全に邪魔しているのがわかります。

 



赤丸の端子と青丸のカプラーは、当然ですが、バッテリーのマイナス端子を外した後から外します。





赤丸の端子にはゴムキャプがかぶっているので、キャップをめくると10mmのナットが見えてきます。

 




オルタネーターを側面から固定している12mmと14mmのボルトも緩めておきます。

 


フロントバンパーを外すと、コンプレッサーが見えてきます。


すべて12mmのボルト3本で固定されていて、ベルト交換時のようにコンプレッサーが動くところまで緩めればOKです。

 








再びオルタネーター側を下(右フロントタイヤ側)から覗くと、カバーが装着してあるので、すべて10mmの3カ所の固定ボルトを外し、カバーを外します。

 






そうすると、オルタネーターを下側から支えているステーが見えてきます。


上が14mmで、下側が12mmのボルトで固定されています。

 







ボディ(バルクヘッド)側から覗くと、12mmのボルト2本で固定されていますので、これも外します。

 






オルタネーターを支持しているステーのボルトはこのタイミングで抜かなくても良いのですが、後から外す際に結構、強い力が必要なので、ボディに固定されているときに外して置く方が楽だと思います。



ここまで外すと、オルタネーターはゴロンと外れます。

外れますが、マフラーやドライブシャフトにひっかかり、そのまま下まで落下することはありません。

 




写真でわかるとおり、先に紹介したカプラーはココの向きになるまで無理せず、外しやすい向きにしてから外しました。








写真の位置では、ドライブシャフトとステアリングラックの間に挟まれ、下に落とせる感じがしません。

 








予めドライブシャフトを抜くことを前提にしていたので、ジャッキアップ時にハブナットだけは緩めていたのですが、ホントに抜け道がないのか、オルタネーターの向きをあちこち変えていたら「ひょとしたら、コレ、イケるんじゃね!?」という位置に来ました。






写真の状況でもボディとマフラーに干渉し、とても摘出できそうにありませんが、知恵の輪のように回していると、フロントパイプを下げ、知恵の輪のように回していけば抜けるかもという位置を見つけました。

 






フロントパイプを固定するボルトを外し、マフラーステーを緩めていくとギリギリ、オルタネーターを摘出できました♪




新旧のオルタネーターをいろいろな角度から見比べ、ステーを移植すれば問題なく装着できそうであることを確認。

 




今回、コア返却不要の新品オルタネーターを6,490円(税込)で出品しているところを某オクで発見したので、そこに発注したのですが、純正品に貼られているラベル等は貼ってありませんでした。




別にラベルにこだわりはないし、機能してくれたら問題ないので、そんなことは気にしません。





ステーの移植時、ギリギリで設計されているためか、すんなりハマらかなかったので、ベルトサンダーで干渉部を切削しました。

 


ただ、一つ問題があり、削っては位置合わせということを慎重にやればよかったのに、勢い余って「こんなもんやろ」とやると削り過ぎて、逆に隙間が発生するというお粗末なことになりました(爆)



この辺が素人クオリティ(爆)




仕方ないので、適当なサイズの平ワッシャーを入れて、何とかしました(^^;

 


ここまでくれば、後は戻すだけです。



外したときの逆手順で、下側から固定していきます。

 





コンプレッサー側にテンションをかけながらベルトのテンションも張り直し、バッテリーのマイナス端子も元に戻してからエンジン始動。

 




簡易ではありますが、テスターを使って、14.5Vのランプが点灯することを確認。

 



エンジン始動時、ライト点灯、エアコンon等電気負荷をかけた状態で確認すれば、なお良しですね。




後は、外したバンパーやエアクリーナー等諸々を元に戻し、無事、オルタネーターの交換作業は終了しました。




今回、ドライブシャフトを抜かずに済んだことで、すべての作業時間が3時間半くらいで済みました。

途中、外して気になったボルト類のタップを立てたり、写真を撮ったりしたので、余分な作業を含んでもこれくらいの時間で済みましたが、もし、ドライブシャフトを抜いていたら、もっと時間がかかっていたと思います。



余談ですが、フロントパイプと触媒を固定するボルトが熱と塩カルで固着して「ネジ切れた(悲)!」とかになると、もっと最悪なケースも待っているので、そこが外せないようだと、潔くドライブシャフトを抜くことをオススメします。



そのボルトの頭が痩せて工具で回せないような状態になっていたら、だいたい固着&ボルト破断のおまけが待っていることが多いので、無理はしない方が良いかと思います。




アルト(HA23V)でも、ひょっとすると個体差によってドライブシャフトを抜かないといけないことにもなるかもしれませんが、全般としてスズキの軽自動車のオルタネーター交換は、結構、面倒くさい作業となる事例が多いようです。



このブログが誰か同様の作業をされるときの参考になればと思います。



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Posted at 2020/09/07 21:46:52

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