最近、バッテリーネタをよく書いているなぁと自覚しているKAZUYAです。
こんばんは。
先日、ストレートで「バッテリー診断機」がワゴンセールになっていたので、思わず購入してしまいました。
ナリは小さいけれど、それなりの値段がしたので、購入前は若干、躊躇したのですが、これまで使っていた簡易測定器では診断という点では精度がイマイチなので、しっかり測定できるのであれば・・・と思い、購入に至りました。
測定方法は、バッテリーの+と-端子に接続して、設定値を合わせるだけなので簡単。
まず、最近、どうも怪しい気がすると思っていたスーパーカーに搭載しているバッテリーを診断してみると・・・
アウトッ!!(笑)
ちなみに、SOHとはState of Healthの略で、バッテリーの健康状態を表します。
初期の満充電容量(Ah)を100%とした際の割合で、31%以上が良好とされています。
一方のSOCとはState Of Chargeの略で、受電率や充電状態を表します。
満充電状態が100%、完全放電状態が0%となります。
SOHが仮に50%となった場合は、満充電の状態にして能力が半分に低下した蓄電池になっていることになります。
充電器でフル充電を繰り返しても、SOHが低下していけば、性能は本来の性能に届かないですし、昨日のブログに書いたようにバッテリー液が不足していると、なお一層、その状況が顕著に出ることになります。
新品バッテリーであれば気にしなくて済んだことが、2年を経過しようとしているバッテリーの劣化度合いをしっかり数値で把握できるので、診断機は意味があるなと思いました。
ココで、ふと沸いた疑問。
ホームセンターで売られている充電済みと表記されたバッテリーの「初期値って一緒なの?」ってこと。
購入して箱からバッテリーを出し、クルマに搭載して直後で診断(ちなみに比較バッテリーは同サイズ)。
まず、カプチーノに搭載したバッテリーの結果はこちら。
バッテリー良好となるのは当然ですね。コレで要交換と表示されたら、カチ込みもんデス(笑)
続いて、ビートに搭載したバッテリーの結果はこちら。
SOCは98%と同値でしたが、SOHがカプチーノの76%から68%に下がっている・・・。
この8%の差が許容範囲なのかどうかなんとも言えませんが、ホームセンターで売られている格安バッテリーだと、そういうこともあるってハナシですね。
まぁ、76%でもえぇのか(笑)ってハナシでもありますけど(^^;
とはいえ、量販店で売られている高いバッテリーだとその差がないとも言い切れないですが、こうした数値を知ることで、バッテリーの健康状態を知ることができたのは良かったと思います。
今回、たまたま、ほぼ同時期でABC3台のバッテリーを交換したので、この比較ができました。
毎日乗らないクルマは、マイナス端子を外していますが、それでも毎日乗るクルマよりはバッテリーの充電率は悪いですし、特に冬期はバッテリーが弱りやすいです。
これまでセルの回り方と簡易測定器で「まだ、このバッテリーは使える」と判断してきましたが、今後は感覚に頼るのではなく、バッテリー診断機も併用しながら管理していこうと思います。
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Posted at
2020/12/22 22:30:07