侍・大野将平

ＭＬＢの大谷翔平選手も凄いですが、オリンピック７３ｋｇ級で金メダルを獲得した大野将平選手も凄い。


リオデジャネイロで金メダルを獲得し、周囲は連覇獲得というスタンスだったのでしょうが、金メダル獲得後のインタビューで、ご本人の「リオデジャネイロオリンピックを終えて苦しくて辛い日々を凝縮したようなそんな一日の戦いでした。」というコメントが辛く苦しい戦いをしてきたことが容易に想像できました。



また、金メダルを取ったことについてファンに報告をと求められた際、「（東京オリンピック開催について）賛否両論あることは理解しています。ですが、われわれアスリートの姿を見て、何か心が動く瞬間があれば本当に光栄に思います。また男女混合団体がありますので、そこまで気を引き締めて取り組みたい。」と答えられていました。


立ち振る舞いや受け答えが、まさに柔道家で、ホントに侍のようでした。




他の競技では、体操も中国、ロシアオリンピック委員会との接戦により、３位から猛追し、接戦により銀メダルとなった日本勢の追い上げも凄かったですね。


あと、卓球王国の中国と戦い、水谷・伊藤ペアが金メダルを獲得したことも凄い。







どの競技であっても、メダルを獲得すること自体大変なことだと思うのですが、その中でも、「楽しかった！」と笑顔でオリンピックを楽しんだという受け答えをした選手と、大野選手の「オリンピックは生きるか死ぬかの戦いだ」という姿勢が対照的だと思いました。