2021年10月12日
たわいもない会話の中に光あり
10月10日、マツスタへ野球観戦に行った際、駐車場からスタジアムまでの道中、歩きながら息子と私が「自分が乗りたいクルマは何?」という会話を交わしました。
駐車場に駐車してあるクルマを私が差しながら・・・
私「イマドキ、ああいうクルマ(ミニバン系)が多いけど、将来、自分が運転するんだったら何に乗りたい?」
息子「そうよね~、ああいう感じのよりはスポーツカーの方がえぇねぇ~。」
私「おっ!じゃ、(たまたま駐車してあった86を指差し)アレやったら?」
息子「まぁ、カッコえぇと思うね。」
私「なんかコレいうのがあるん?」
息子「エスニ(S2000)がカッコえぇよね~。うん、エスニがいいわ。」
私「それはお父さんもそう思うわ~(笑)でも今はもう、高くなってなぁ~。」
息子「もう、(新車は)売ってないんかいね~。」
私「新車はないなぁ。全部中古になるわ。」
息子「なんで値段が高くなるん?」
私「新車で売っているときは買えなくて、中古になってからようやく手が出せる人の方が圧倒的に多いやろ。それが、年々、台数は減るのに、欲しい人は減らないとなると価値が益々上がってくるということになるわな。」
息子「そっか~、どっちにしても簡単に買えるクルマじゃないと思うから、結局、適当なクルマに乗ることになるだろうねぇ。」
私「それでも、乗りたいクルマがあるなら、『自分はこのクルマに乗りたい』っていう希望は持っておいた方がいいと思うで。お父さんも若い時に無理してインプレッサ買ったけど、後悔してないからな~。」
息子「そうだね。」
特に息子が小さい頃に「カッコイイクルマ」の定義(?)の刷り込みをしてきた私ですが、興味がクルマからポケモンに代わり、成長とともに興味関心が変わってきた姿を見てきただけに、カッコイイクルマの筆頭としてエスニが息子の口から出てきたのは正直、クルマ好きとして嬉しかったですし、「簡単には買えない」という現実感覚を持っていることも親として嬉しかったですね。
あと5年もしないうちに「お金さえ出せば・・・」というセリフさえ吐けないほど、とんでもない価格に高騰(今も既にその域に達しているクルマは多々あります)していくであろうスポーツカー。
息子のために・・・いや、自分のために(笑)?スポーツカー貯金を始めようかと思った今日この頃です。
余談・・・
翌日、嫁さんに「昨日、実はこんなハナシをしとってな・・・」と報告すると・・・
嫁さん「働くまでクルマは買わさんけー!」
私「そうは言っても、その前にクルマが必要になるかも知らんやろ?」
嫁さん「ダメじゃけ!どうしても運転させたいんなら、乗る人が一人しかおらんのに、車庫の中で遊んどるクルマを乗らせとき!」
一番現実的な嫁さんに軽く一蹴されました(ちーん)
(心の声)待てよ・・・ロドをコッソリ追加で買って、それを息子に乗らせたら、遊ばせとるクルマを・・・って辻褄が合うな(笑)
でも、コレ絶対、今、相談できんハナシだわ・・・。
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子育て | クルマ
Posted at
2021/10/12 21:26:14
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