前日、中塗りから目止め塗装まで行い、乾燥させていよいよトップコートの施工です。
早朝からガレージの準備をして、チリが舞わないようエアブローなどしていたのですが、朝一番の作業は目止めの目荒し作業から。
いや・・・そうでした・・・。
トップの前に、塗装の表面を軽く目荒しさせることで塗料の密着がよくなる作業があることを忘れていました。
その後、再度エアブローを行い、作業再開。
今回の塗装修繕を行う上で、当ガレージのコンプレッサーが大活躍しました。
目荒しと清掃作業を行ってから、いよいよトップコートの流し延べによる施工です。
コテで塗料を流し述べしながら行い、ローラー塗装と違って刷毛目が一切付かないことと、ローラーの塗料吸着による塗料の無駄が出ないことがメリット。
当然、季節(春夏秋冬)に応じて硬化時間の異なる硬化剤を配合して施工するので、配合量を間違えないことと、攪拌を確実に行うことが大事で、何よりコテの使い方がポイント。
私も同じ塗料を使って冬に作業をしたのですが、攪拌不足で失敗し、痛い目に遭いました。
主材(ユータックE―30N)、硬化剤、気温によってはシンナーを配合するので、知識と経験が必要な作業なので、失敗したときにそれを改めて思いました。
作業途中の状況は、ガレージ内のラックが反射するほど光沢がありピカピカです。
ただ・・・この光沢が「厄介な要因」でもあるのですが、コレは文末に書きます。
トップコートまでの工程が、非常に時間がかかり、大変だったのに対し、最後の作業は、時間との勝負ということもあって2時間くらいで完了しました。
実はガレージの床塗り修繕と同時進行で、シャッターの水切りを落とし込む溝も施工していました。
ガレージの床材のユータックE-30Nがエポキシ樹脂無溶剤なのに対し、溝はウレタン塗料。
耐水性、耐久性ともに優れるエポキシ樹脂ではありますが、紫外線には弱いので、屋外に晒される場所では退色したり黄変したりするので不向き。
一方でウレタン塗料は、耐候性、耐熱性に優れて、屋上防水にも使用されているので、場所として適しています。
写真はトップのライトグリーンですが、その下に防水層のウレタン塗料を塗っていますので、雨水が溝に流れ込んでも、今後は安心です。
さて、文中に書いた「厄介な要因」について。
床面がピカピカに光っていると、勘違いしてやってくるヤツがいるんですよ。
そう、虫デス。
水があると勘違いして、飛んできて、塗料により足が絡め取られ、溺死するという、まさに神風特攻隊みたいなことになるんデス。
だから夜に作業をすると、蛍光灯に反射され、もっと虫を引き寄せます。
今日は早朝からやったので、虫もいないだろうと思ったのですが、どこからか引き寄せられたのか、数匹、塗膜にダイブ(怒)
片方の床面をするときには虫は一切来なかったのに、今日は天気が良くて虫が飛び回っていたのかもしれません。
虫の全くいない環境にすれば良いのですが、どうしても材料を作ったものを渡す際、シャッターを開けないといけないし、やむを得ません。
ダイブした虫を回収できる場所(手が届く場所)で、塗料がレベリングされる前であれば、なんとかなるのですが、塗料が固まってくると、平滑になった塗装面を荒らすことになるので、諦めるしかないんですよね。
塗装屋さん曰く「トンボとか飛んできたら最悪ですよ。」というハナシもあるようなので、塗装に虫は天敵です(^^;
後は荷物を元に戻して、ピットの安全対策用のLアングルの塗装です。
それと、黄色の誘導線が消えてしまったので、今回は塗装ではなく、ラインテープを貼る予定です。
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Posted at
2023/10/11 19:41:21