今、ネットで「日産 倒産」「日産 業績不振」というワードで調べれば、山のように出てきます。
他者が憶測で言ったのでなく、日産の役員が「我々が生き残るために残された時間は12~14か月しかない」と語ったというものショック。
今年度上半期の純利益が93億円の赤字。
出てくるワードは、明るい未来を想像するには困難なものばかり。
営業利益90%減
世界の全社員の約7%に相当する人員9000人の削減
世界的な製造能力の20%圧縮
三菱自動車の株式売却
新モデルの発売延期
起死回生の一発には、ホンダの存在も取り上げられています。
ホンダは日産と電気自動車の共同開発の契約を締結しており、ルノーに日産が見限られた場合、ホンダが主要株主となる可能性もあるかもしれません。
しかし、正直、ホンダとて余裕があるとは思えません。
中国市場でコケた日産同様、ホンダも中国での販売実績は前年同月を9か月連続で下回り、10月では前年同月比42.2%減と苦戦。
排ガス規制や安全規制のクリアの有無はもちろん、コロナ禍で経済が冷え込んでしまったことは大きな要素だと思いますが、CR-V、インサイト、シャトル、アクティ、レジェンド、S660、NSXなどホンダらしいクルマが軒並み消えていきました。
今、ホンダの主力はNシリーズ、フィット、フリードあたりなのでしょうか・・・よくわかりませんが、昔のホンダに夢見る私のような人たちが、これからもホンダを買い続ける「ホンダ党」で居続けることができるかといえば、思わず、うなってしまいます。
ハナシが脱線しましたが、日産も同様ではないでしょうか。
実は、私が初めてクルマを所有したのは学生時代、先輩の紹介で購入した5万円のマーチ。
エアコンを入れると、煙が出るファンキーなクルマでした(笑)
私の日産のイメージは、シルビア、180、スカイライン、パルサーといった夢のあった時代のクルマばかりで、今は・・・。
そういえば、
2015年に、初代リーフをモニター試乗したときは、いいクルマだと思いましたが、心ときめいて購入するところまでいくかといえば、それはなかったですね。
「やっちゃえ日産」のコピーで技術アピールをして、EVを主体として舵を切っていきましたが、主要ターゲットとしていた中国で苦戦し、ゼロエミッションを目指す欧州でも苦戦し、結果、諸々あって営業利益90%減という考えられない状況に陥ったということです。
私はマーチ以来、日産車を所有するという縁はありませんでしたが、日産の火は消えてほしくありません。
淘汰されていった家電メーカーのようになって欲しくないですね・・・。
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車ネタ | クルマ
Posted at
2024/11/30 22:23:31