昨日から始まったセ・パ交流戦。
カープはオリックスと戦い、昨日はカープからFAで移籍した九里投手と玉村投手の投げ合い。
九里投手のバックを支えた野手、特に捕球していた坂倉捕手にとっては、九里投手に様々な球種があることは百も承知。
初回のカープの連打だけでなくアンラッキーも重なり、九里投手は3失点して4回で降板。
幸先良く、初回に九里投手から3点奪って先行し、5回と9回にも1点ずつ追加し、5対2の勝利。
カープの「鬼門とされる交流戦」は良いスタートを切りましたが、現在ソフトバンクを押しのけ、パ・リーグ1位のチーム打率を誇るオリックスの打線が火を噴けば、どうなるかわかりません。
そして、本日6月4日。交流戦第2戦。
初戦で九里投手とカープの大瀬良投手の同期対決が見られるかと期待しましたが、ローテーション等の関係で大瀬良投手は今日、登板。
初回、オリックス打線をピシャリと抑えた投球を見る限り、「今日(の大瀬良投手)は、調子がいいのか?でも、球が真ん中に集まっている感じがするけど・・・、まぁ、どこかで修正するだろう」と思っていました。
対するオリックスの先発は田嶋投手。
田嶋投手とは2022年に投げ合っていますが、大瀬良投手は投げ負けています。
実のところ、大瀬良投手の対オリックスの戦績は0勝3敗。そして、ソフトバンクにも0勝3敗で、カープの投手の大黒柱とされる大瀬良投手ですが、パ・リーグの打線に対しては勝率がよくありません。
「今日こそ勝利を!」と挑んだと思いますが、4回オリックス打線に捕まります。
2回、3回にも味方の守備でカバーされ、なんとかピンチをしのいでいましたが、雲行きは怪しくなるばかりでした。
4回の先頭打者だった4番杉本選手にヒットを打たれ、カープからFAで移籍した5番西川選手には四球で無死1・2塁。
6番指名打者の森選手にはセンター前のヒットで無死満塁。
どうも流れが止められる感じがせず、続く7番紅林選手のタイムリーヒットで2点献上。
8番若月選手、9番中川選手と連続でタイムリーヒットを浴び、一気に5失点。
3番頓宮選手にもフェン直のタイムリーヒットを打たれ6失点。
結局、4回に打者一巡となる猛攻を受け、6失点のビッグイニングとなりました。
その後もカープ打線は田嶋投手を攻略できず、8回にセットアッパー山岡投手から1点奪ったのみで1対6の敗戦。
今日の大瀬良投手は、外へのスライダーなどの制球に苦しみ、真ん中あたりに甘く入った球をしっかりと打ち込まれていた感じでしたね。
他のチームの状況はどうなったのかと思い、速報を見ると、セ・リーグ完敗。
結果はともかく、現在・セ・パの1位を走る阪神と日ハムの戦いは見応えあっただろうと思います。
日ハムの加藤投手は、ストレートは140km/h台半ばですが、カットボール、スライダー、カーブ、フォーク、シュート、チェンジアップなどの変化球を駆使し、四球を出さない針の穴を通すような制球力が武器の投手。
一方の阪神の門別投手は2022年のドラフト2位の投手。
門別投手は、1・2回に1点ず日ハムに献上。しかし、4回表に阪神の佐藤選手、大山選手の連続ソロホームランで同点!
ところが、4回裏に日ハムの山縣選手に2ランホームランを打たれ、4回4失点。
門別投手は4回で降板。
5回を引き継阪神阪神2番手の工藤投手が1失点。
そのまま2対5のまま終了するのかと思いきや、8回に本日2度目となる2ランホームランを佐藤選手が打ち1点差まで追い上げます。
とにかく、阪神の3番森下選手、4番佐藤選手、5番大山選手のクリーンナップは、脅威でしかありません。その前を打つ、足のある1番近本選手、2番中野選手も出塁させたらカープだと走られまくるし・・・。
とにかく、流石、リーグ1位を走る両チーム。
阪神では佐藤選手が2本、大山選手のが1本。
日ハムでは、万波選手が1本、山縣選手が1本で、1日に5本もホームランが飛び出し、盛り上がった試合だと思います。
逆にセ・リーグで、今、最も深刻なのがヤクルト。
故障者リストがとんでもないことになっています。
村上選手を筆頭に、主力選手でいえば塩見選手、長岡選手、丸山選手などが離脱。今年、楽天から移籍してきた茂木選手がサード村上選手の穴埋めをしていましたが、その茂木選手もコンディション不良で欠場。
ヤクルトは、今日も負けて泥沼の7連敗。
わかりますよ、ヤクルトファンの気持ち・・・カープは、昨年の9月に5勝20敗という歴史的失速を経験しているんでね。
とにかく、今日の交流戦は、明暗がはっきりと分かれた1日となりました。
明日こそ、貧打のカープから脱出して欲しい!
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Posted at
2025/06/04 22:33:31