
甲子園球場で開催されたカープ対阪神。
先発投手は、3月28日のマツスタでの開幕戦で、対戦したカープの森下投手対阪神の村上投手。
あの日は、初回に阪神の佐藤選手に2ランホームランを打たれて、出鼻をくじかれ、8回にも2点を献上。
阪神の村上投手は9回まで4回無失点の好投で完封し、0対4でカープは完敗。
4月上旬まで「今年も貧打で厳しいか」と思っていましたが、4月17日現在でカープ首位。
しかも打点60はリーグの中でもトップ。今年も決してホームランを量産するようなチームではありませんが、この打点は繋ぐ野球が出来ている証拠。
先日の中日戦では柳投手にしっかりと押さえ込まれて零封されましたが、若手を育成・起用しながら、この途中経過はなかなかのもの。
シーズン序盤は、どのチームも傾向としては投高打低になりがちですが、夏に向かっては打線が必ず上がってきて、総力戦となると、力のある選手を多く抱えるチームが有利になる傾向にあります。
もちろん、「勢い」というのも大事なので、昨年でいえば7月までのカープがそれでしたが、9月に歴史的な大失速で連敗し、リーグ優勝からは大きく離脱。
代わりに後半の「勢い」で下克上したのはDeNA。
「あの打線が火を噴いたら!」と期待させるチームは、日本一までの軌跡は爽快でした。
さて、前置きが長くなりましたが、仕事から帰宅してテレビをつけると、初回にカープは2回失点していました。
イヤな流れになるのかと思っていましたが、2回カープの攻撃で、まさかにビッグイニング!
大きな流れを手にしたと思ったのは、菊池選手の2点タイムリーヒットで同点に追いつき、先頭打者二俣選手の驚異的な粘りによる5球連続ファールで14球も投球させ、四球で出塁した瞬間。
続く、矢野選手の犠牲フライで逆転。更に打撃が現在、絶好調の小園選手がヒットで満塁とし、続く、末包選手が2点タイムリーヒット。
2回表に打者一巡の合計5点を奪い、流れを一気に引き寄せました。
森下投手の調子も上がり、9回まで124球を投じ、2失点で完投勝利。
今季3勝目となり、通算50勝。
森下投手の甲子園での勝利は3年ぶりで、開幕戦で対戦した村上投手との敗戦の雪辱を果たしました。
明日のカープの予告先発は、床田投手。
阪神の3番森下選手、4番佐藤選手、5番大山選手、6番前川選手の強力打線をどう抑えるか、そしてその前に1番近本選手を出塁させないようにするかが大事になりそうです。
打線の方は、阪神の新助っ人ジョン・デュプランティエ投手の最速150キロ半台の強いストレートに加え、ストレートと同じ軌道からスッと縦に落ちるカーブ、スライダーを攻略できるかどうか。
強いストレートがあるうえ、縦スラとか縦に落ちる球を持っている投手って厳しいんですよね。
例えば、今季、中日から巨人に移籍したRマルティネス投手や、ソフトバンクのモイネロ投手といった無双で反則級の投手が最たる例。
まぁ、明日も泥臭い野球で頑張ってくれることを期待しましょう。
Posted at 2025/04/18 23:06:48 | |
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