
カープ対巨人の3連戦。
今日は、楽天から巨人へ移籍した田中投手が日米通算200勝をかけての登板とあり、世間の注目を集め、球場も久しぶりの大入り。
カープの先発は、2年目の左腕・高太一投手。
全盛期の球威やキレはなくとも、技術でカバーするベテラン田中投手に対し、荒削りでも、闘志溢れる投球でバッターに向かっていく高投手の若手の戦い。
初回カープが1点先制し、2回表に巨人の岸田捕手の2ランホームランで逆転。
しかし、2回裏のカープの攻撃がビッグイニングになりました。
巨人ショートの泉口選手の6-4―3のゲッツーコースがエラーで残塁となり、そこから岸田選手の捕逸によるバッテリーエラーやカープファビアン選手のタイムリーヒット等で追加点を奪い、5対2と一気に突き放しました。
結局、田中投手は2回で降板。
田中投手の200勝ボードを見るのは、次の登板に繰り越しとなりました。
実をいえば、いろんな選手やチームの記録がかかる試合で、カープが対戦相手となり、こすられまくる映像を何度も観ているので、田中投手の記録につながる試合とあれば、負ければ何度も負け試合を観ないといけないハメになるため、200勝の節目が今日でなくてよかったというのがホンネです。
その後、高投手は6回でも1点失点しますが、高投手は6回3失点のクオリティスタートで役目を終え降板。
7回栗林投手、8回ハーン投手、9回岡本投手へとリレーされます。
いつもは貧打で打線が湿りっぱなしのカープですが、この日は6回裏に1点追加、7回裏には、中村選手の2ランホームランが飛び出し、8対3と更に点差を広げました。
元々、中村選手は2017年にキャッチャーでドラフト1位指名されましたが、長らく打撃不振等で1・2軍を行き来する状態でした。
そんな中、今年は外野枠の選手が固定されず、混戦状態。
その中で一歩抜けだし、今、スタメンに固定されつつあります。
本来、センターは秋山選手の打撃が好調であれば、それで固定したいところなのでしょうが、今シーズンは、秋山選手や野間選手はベンチスタートで、代打要員となり、若手の布陣へと移行しています。
打でいえば、レフトに助っ人外国人のファビアン選手、ライトに末包選手といった長打を期待される選手がいたり、守備と足がありセンターを任され、打も一時ブレイクした大盛選手らがいたりする中、その一角を中村選手が担っているのは、今年にかける思いの大きさ故と思います。
そして、今日のタイトルにあるように、先発の高投手と中村選手は広陵高校出身の先輩・後輩の関係。
昨今、広陵高校は、甲子園出場辞退の余波により、あるべき姿とは違うことで注目を浴びていますが、選手一人一人と学校といった組織は、本来、別のモノ。
選手が頑張って活躍していることと学校は関係ないし、学校の話題が選手の人格とは関係ないものであるべき。
更に、高投手がつけている22番は、中村選手が2017年にドラフト1位で入団したときの背番号。
広陵高校出身の先輩後輩コンビで、背番号22の新旧コンビがお立ち台に上がるなんて、感慨深いです。
今は96番をつけている中村選手。
一般的に、90番台は外国人選手や育成から支配下登録される選手に付与される番号ですが、今の中村選手には、若い番号よりも、非常に合っている気がします。
いずれ「カープの96番といえば、足もあり打力もある選手!」と言われるような代名詞になってくれればいいなと思っています。
何はともあれ、圧倒的な存在感を放つ岡本選手も戻ってきている巨人に、今日は「打」でも負けなかったことが素晴らしい!!
Posted at 2025/08/28 22:38:40 | |
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