昨日はカジオカ耐久第2戦の結果のみを書きましたが、今日は少しだけ掘り下げて書いてみます。
T&Kプロジェクトとしては3シーズン目ともなると、パドックでは顔がわかるチーム・人が増えてきたことや、久しぶりのドライで走れたこともあり、全体的には楽しかった第2戦ですが、いろいろとドラマもありまして・・・(^^;
さて、本題!
先のブログで買いたとおり、雪で中止となった第1戦以来のT&Kプロジェクトビートのため、相棒が考える仕様に当日、ブッツケ本番で慣れるしかありません。
相棒からのオーダーは、「セッティングはこのままで行きたいので、アレコレ弄らず、この仕様で走ってほしい」ということ。
減衰力、エア圧もそのままということで、乗り始めた率直な感想・・・。
「よく言えば安定志向、悪く言えば動きがダルい。」
私がリアを動かすような運転を好むことを知っている相棒は、そういう感想が出てくることを事前に察知していたようです(^^;
タイムアタックやジムカーナという短期決戦では、私のドライビングスタイルでも良いのかもしれませんが、耐久となると、「安定して(=安心して)走れる」という強みを相棒の方がよく考えているということです。
しかし、どうしても納得ができない箇所がありました。
それがマフラーです。
実は、私も管長の短いマフラーを過去、「スローイン・コースアウトビート」に装着していたことがあり、排気音はやる気が出るのですが、タイムを出すには不向きという苦い経験がありました。
それでも、走ってみないことにはわからないと思い、フリー走行を走ってみたのですが・・・
71秒くらい。
完全なクリアが取れなかったとはいえ、これはオカシイ。
いったん、自陣ピットへ戻り、ピットクルーと相談。
私「3月に練習に行ったときは、タイヤなんてもっと酷いの付けていて69秒フラットだったのに、そんなタイムが出る気配が全くないんやけど。」
ごんぞーさん「なんか確かに外から見とっても、遅い気がする。」
私「もう1回、クリアに近い状況を作って、走ってみるわ。」
全クラス43台が混走でのフリー走行なので、なかなかクリアは取れませんし、ベストラインで走ることは困難ですが、それでも、できるだけ他車に影響を受けないように走って、ようやく70秒。
ここで、私の中で決断を迫られました。
(心の声)管長の短いマフラーはブッツケ本番でデータなしのため、結果は不明だが、自分の感覚を信じよう。
私「純正マフラーに戻そう。純正マフラーの方が(これまでのレースで)実績があるし。」
ごんぞーさん「戻しましょう。」
仕事中の相棒へ電話で状況報告したあと、マフラーを純正に戻すことで決着。
CN・CTクラスの予選中にごんぞーさんがマフラーを純正に戻し、NN・NTクラスの予選に間に合わせました。
予選では、マフラーを純正に戻した予想が的中し、69秒台から70秒台で周回。
予選タイムは、69秒447で、43台中25番目NNクラス(16台中9番目)からの出走です。
68秒前半で周回するNNクラスの他チームのタイムには到底及びませんが、とにかくしがみついていくしかありませんでした。
続きは、明日のFinalで。
※トップ画像は、ごんぞーさんのお友達がメチャクチャかっこいい写真を撮影され、「使ってね~」とのことなので、ありがたく使わせていただきました(感謝)
Posted at 2012/05/14 21:51:30 | |
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