2013年12月18日
アンダーがいいのか、オーバーがいいのか・・・。
遠い記憶を遡れば、某クルマ雑誌には、「弱アンダーセッティングがいい」とか書いてあった気がします。
アンダーとオーバーの正しい定義は私にはうまく説明できないので、ここではザックリと「アンダーはステアリングを切っても曲がらない、オーバーはケツが出る」とします。
こう書けば、アンダーはダメのようですが、(姿勢づくり云々かんぬんはヌキにして)アンダーが発生すれば、アクセルを待てばいいだけのこと。
きっとガシガシとタイムを削っていくにはアンダーセッティングの方が、安全かつ安定的にタイムを出すことができるのだと思います。
特にFFの場合、アンダーは面白くないけど、ラインや荷重移動やアクセル操作でアンダーの悪い面を最小限に食いとどめることができます。
そう考えれば、アンダーのイヤな面を抑える工夫をすれば、唐突なスピンのリスクを最小限にとどめることができると言えます。
では、リア駆動の場合はどうか。
アクセルを入れる度に、ズバッとリアが出るクルマはFF同様気を遣います。
でも、見方を変えると「アクセルでクルマの向きを変えることができる」とすれば、これほど運転が楽しいものはありません。
たとえば、NAロド。
ごんぞーさんのNAロドを運転させてもらったとき、「なんじゃ、コレ~、メッチャ楽~しい♪」と感激。
ブレーキでもクルマが曲がるし、アクセルでもクルマが曲がる。
「NAロドが楽しいってみんな言うわけだ」と思いました。
しかし、楽しいを一線超えて、NAロドでタイムを出そうと思うと、すぐにリアが出てオーバーを殺すのに四苦八苦。
そうなると、急に自分自身のドラテクのなさにイライラ・・・。
ビートだってそう。
雨でのビートの運転は、(少なくとも私にとっては)正直、FFの比にならないほど難しい。
ビートのアンダーは、フロントが軽い分、FFよりも致命傷。
そのアンダーのあとに待っているのが、アクセルオンとともにやってくるオーバー。
だから、特に雨ではアンダーが発生するよりも弱オーバーでアクセルコントロールする方が、私にとってはビートらしい運転ができるのです。
まぁ、コレはタイムが出るか出ないかという話になると、滑りすぎるだけのオーバーだとダメなんですけどね(^^;
そんなこんなで、ふと自分自身のドライビングスタイルを振り返ったとき、ここ何年かは「弱アンダーよりも弱オーバーのセッティング」を好んでいることに気が付きました。
言い方を変えると、駆動方式問わず、リアが出てほしいところで出せるセッティングを求めていると言えます。
ただセッティングといっても、クルマの仕様はそれほど変わっていません。
どちらかというと、自分のドライビングスタイルを変えてきているという方が正解かも知れません。
今やっていることが正しいかどうかなんかはわかりませんが、「楽しい」と思え、そのオマケでタイムという結果が出てくれば、最高~♪
・・・なんですけどね(笑)
Posted at 2013/12/18 12:39:50 | |
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