2014年08月21日
土砂災害の悪夢から開けた2014年8月21日。
新聞、テレビ、ネットで大見出しを飾る広島市安佐南区の災害の爪痕。
しかも重要な交通の要所(JR可部線や54号線)にも被害が及んでいるため、交通の乱れは当然の状況。
仕事の都合や日常の生活においても、私自身、よく通る道なのでとても不便ではありますが、この災害が発生してからというもの、災害発生エリアには近づいていません。
その理由は、現場ではまさに災害復旧に全力で取り組んでいる最中であるため、些細な用事でクルマを乗り入れることで渋滞の原因としたくないからです。
もし何かの縁でこのブログを読まれたのであれば、お願いがあります。
野次馬根性で、「ゼッタイに災害地域を見に行こうなんて思わないでください!」
これは経験論で申し上げています。
平成11年6月29日に発生した豪雨災害。
広島市佐伯区が最も酷い被害を受け、他にも安佐南区、安佐北区においても被害を受けた「6・29豪雨災害」での出来事です。
当時、私の職場付近がまさにその災害エリアの一つであり、復旧作業の最中、野次馬が来て、その人が吐いた言葉に殺意を覚えました。
「うわぁ~、コレ酷いね。家もクルマもボロボロじゃ~。」とヘラヘラしながら言う一人の男・・・。
土石流で家が流され、または家族の行方がわからないような失意の中にいる人たちが周辺にいるにもかかわらず、そのような言葉が平気で出てくるなんて人間失格です!
だから、「ちょっと見に行ってみよう」なんてことも絶対に思わないでください。
常識ある人ならば、理解していただけると思います。
それでも被災地に行くときは、必ず作業着を着て、土のう袋とスコップを必ず持って行ってください。
そして、ボランティアで来てやったみたいな顔で行くのではなく、そこに住まわれている人たちの声を聴いてできることを助力してください。
私も、少し前のブログで8月23日(土)にスポーツランドTAMADAで開催されるGCUPへの参加を検討していましたが、このような事情であるため参加しません。
また、スポーツランドTAMADAの状況も気になったので、メールで確認したところ、「場内及びアクセス道共にダメージを受け、営業ができない状況」との返信をいただきました。
恐らく、ホームページでもお知らせが掲載されると思います。
しばらくこの余波は続くと思います。
今夜から広島市では天気が再び下り坂となり、明日は雨の予報です。
これ以上、災害が拡大しないことを本当に願いたいです。
Posted at 2014/08/21 22:20:26 | |
トラックバック(0) |
日常 | ニュース